食糧官妻子への品
悲しいけどこれ戦争なのよね。
『食糧官妻子への品』という依頼の話でした。
実際は、許昌の2-1にいる「曹操 」から依頼を受け、豫州の22-30の双龍山で耳鼠を倒し、《耳鼠の皮》を入手し
豫州の22-26にいる「伏双」に渡し《耳鼠の長袍》を作ってもらい豫州23-14にいる「蘇緑」に渡す依頼になります。
さて、この依頼ですが『三国志演義』の中でも有名な話です。
曹操が、袁術討伐の際に兵糧が欠乏する事態になった時の話です。
食料官の王垕(おうこう)から兵糧が少なくなってきたと報告を受けた曹操は、普段使っていた配給用の枡より
小さな枡で量るように王垕に指示しますが、曹操軍の兵士の間で不満が高まってきます。
そこで、曹操は兵士の不満を抑える為に王垕を呼び出し
「お前の妻子は面倒は見る」
と言い捨て、処刑し王垕が小さな枡を使って兵糧を盗んだと示し兵士の不満を収めました。
目的の為には手段を選ばない曹操らしい話ではありますが、何の不手際もないのに切り捨てられる側にたって
考えると非情としか思えませんが、上に立つ人間としては非情に徹しないといけない事もあるのも事実だと
思います。
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