王異(おうい)
うまく言えませんが・・・
王異ですが、魏に仕えた涼州刺史の韋康に仕えた趙昴の妻で、夫を知謀で支えた人物です。
曹操 と馬超が戦った時、馬超の軍勢が韋康のいる城を包囲しますが、王異も自ら弓籠手を身に着け弓を射て
自分の装身具や高価な衣服を外して兵への恩賞にあて士気を高めたりしましたが、兵糧が尽きた事もあり
韋康は、趙昴の反対があったものの馬超と講和しますが結局、韋康は馬超に殺されてしまいます。
趙昴はというと、馬超は当時配下であった龐徳 に反対されるものの趙昴を召抱えますが、心底信用していません
でしたし、趙昴も馬超に服従するつもりはありませんでした。
そこで王異は、馬超の妻と仲良くすることで趙昴の警戒をとき、そのおかげで趙昂は馬超討伐の計画を立てる
のですが、気がかりであった馬超に人質にとれれていた息子の事を王異に尋ねます。
すると王異は
「忠義を立て、君父の恥辱をすすぐのに比べれば、自分の首を失っても大した事ではありません。
まして息子がなんです」
と叱咤し、趙昂はこれを聞いて馬超が城から出た隙に城門を塞いで閉め出します。
そのため馬超は漢中へ逃げ去り、その後も張魯から軍勢を借りて引き返してきましたが王異は趙昂とともに
抵抗し、そして三十日もすると救援軍が到着し馬超の包囲から解放されましたが、人質にとられていた
王異の息子はとうとう馬超に殺されるという結果になってしまいました。
その後の趙昴と王異については、分かりませんが忠義心がそうさせたかもしれませんが、息子を犠牲にする
ことはさぞ辛かったのではないかと思います。
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