4枚目 ELP『恐怖の頭脳改革』 | 古川カイイの「嫌いなアルバム、もっかい聴いてみた」

古川カイイの「嫌いなアルバム、もっかい聴いてみた」

80s~90s洋楽をこよなく愛する暇人が、以前聴いてイマイチだったアルバムを時を経てもう一度聴き直してみた感想を書くブログ。
本当に思った事を書くのでご容赦ください。

こんにちは。

洋楽好きの暇人、古川カイイです。

 

いや~寒い!とにかく寒い。


ZOZOTOWNで新しく買ったダウンジャケットのお陰で身体は平気なものの顔がヤバい。


早く暖かくなって欲しいわ。


そんな事は良いとして、最近プログレ熱がきています!


以前レビューしたキング・クリムゾンピンク・フロイドを中心に聴いております。


そうして聴いている時に思い出しちゃいました。


未だに良さが分からないプログレ界の大御所が…。












ELP『恐怖の頭脳改革』

初めて聴いた時・・・中3頃


聴いてみた理由・・・有名なバンドだから。


聴き終わったその時の感想・・・オルガンの音が古臭い。3人とも演奏が上手いのは伝わった。


今まで聴いた回数・・・2、3回


【アルバム概要】

キース・エマーソン、グレッグ・レイク、カール・パーマーによる技巧派トリオが自ら所有する「マンティコア・レーベル」から1973年に発表した作品。

アルバムジャケットは映画『エイリアン』シリーズでお馴染みのエイリアンのデザイナー、H.R.ギーガー作。


【アルバム構成】

「聖地エルサレム」や「トッカータ」などクラシックの声楽曲やピアノ協奏曲をアレンジした楽曲に始まり、パートごとに別れた「悪の教典#9」で締められる。

前編に渡り3人の技巧的な演奏が繰り広げられる全盛期最後の作品。

 




このアルバムの存在を完全に忘れてました…。正直僕の中でELPってマジで存在感薄いんだよな。他のプログレバンドに比べて世界観がないというか。確かにキース・エマーソンのオルガンは素晴らしいし、グレッグ・レイクもこんなの歌いながら弾くベースのフレーズじゃないし、カール・パーマーも漢らしいドラムだと思う。けどなんかなぁ。これを中学生の頃に聴いて凄く思った感想。

嫌な中学生だなぁ!この頃が1番性格も童貞も拗らせていましたわ。常に

「洋楽聴いてる俺はお前らと違う」

って思いながら日々過ごしてたし。まぁこの次の年に木村カエラに出会ってどハマりするんですけどね(笑)


ま、とりあえず久しぶりに聴いてみた感想はと言うと…











楽器上手い!

けどこれみよがし感がスゴイ!


てな感じです。要は前聴いた時とそんなに印象は変わらないかなぁ…。けど「聖地エルサレム」はいいな。イントロが好き。筋肉少女帯のVo.の大槻ケンヂ氏著『グミチョコレートパイン』で登場する主人公率いるバンドがこの曲を登場SEに使っていた事を思い出した。


で僕がELPに抱いてる「ダサさ」というか「存在感の薄さ」を僕なりに解明しました。


一生懸命感が出過ぎている。

考えたら当時のプログレバンドで「技巧派」を売りにしていたのってこの人達くらいなんですよね。

ピンク・フロイドもジェネシスもどちらかと言うと「世界観」推し。キング・クリムゾンはみんな上手いけどそれをも凌駕する独特の緊張感と世界観はエグイです。

それに対してELPは3人という少数精鋭ながらも3人が上手いから、自ずと一生懸命というかこれみよがし感が出てしまうんじゃないかなって思いました。正直言うと「技巧派」を売りにしてるバンドって曲にパッションや人間味を感じられないからあんま好きになれないんですよね…。


 てな感じです

もうこれに関してはそのバンドに付いちゃったイメージだからなかなか拭えないかなぁ…。好き嫌いもあるし。けどジャケットは好き!H.Rギーガーのかっけぇ独特な世界観好きだわ。

次はプログレじゃないアルバムにしようかな。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

また次回✋