3枚目 キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』 | 古川カイイの「嫌いなアルバム、もっかい聴いてみた」

古川カイイの「嫌いなアルバム、もっかい聴いてみた」

80s~90s洋楽をこよなく愛する暇人が、以前聴いてイマイチだったアルバムを時を経てもう一度聴き直してみた感想を書くブログ。
本当に思った事を書くのでご容赦ください。

こんにちは。

洋楽好きの暇人、古川カイイです。


今ウーバーイーツの休憩中で公園に来ています。


小学生位の男の子達が半袖半ズボンで走り回ってます。


やっぱいつの時代にもいるよなぁ、1年中薄着の子。


あと小学生って常に走ってるよなぁ。


元気過ぎるよね。


俺にもあんな時代あったわ。


何するにも楽しかった。


これぞまさに「初期衝動」ってやつなのかもしれない。


そんな初期衝動的な音を詰めたアルバムを今回レビューします!








キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』


初めて聴いた時・・・中2


聴いてみた理由・・・ジャケットが凄いから。


聴き終わったその時の感想・・・1曲目が凄すぎて他がどうでもいい。寝る時には丁度よさそう。


今まで聴いた回数・・・10回以上


【アルバム概要】

プログレッシブ・ロック界の重鎮、キング・クリムゾンの1969年に発表されたデビューアルバム。プログレッシブ・ロックというジャンルを確立させたと言っても過言ではない1枚。

1度見ると忘れられないアルバムジャケットはバリー・ゴッドバーという画家の作品で自画像から発展させたらしい。全然似ていない。




【アルバム構成】

クラシックやジャズの要素を取り入れ、新たなロックの形を提示した。

1曲目「21世紀の精神異常者」の破壊的なサウンドは必聴。2曲目の「風に語りて」以降は比較的アンビエントかつフリージャズ要素のある内容となっている。

因みにこの頃はまだロバート・フリップ大先生よりサックス兼キーボードのイアン・マクドナルドが主導権を握っていた。

 




という感じです。

このアルバムに関しては結構覚えていて、今はなきTSUTAYA川崎駅前店『太陽と戦慄』と一緒にレンタルしたのを覚えてます…。

理由はどっちもジャケットが印象的だったから。


↑『太陽と戦慄』のジャケット

カッコイイよね。2015年の来日公演に行った時、このデザインのTシャツ買ったなぁ。

『クリムゾン・キングの宮殿』を初めて聴いたタイミングも覚えてる。中2の丁度今くらいの季節だったな。登校中ウォークマンでこれを聴いた。
1曲目から度肝を抜かれた…
なんじゃこりゃ!
ってなったわ。マジでジャケットみたいな顔になったな。

ここまで読んでる方は思ったかもしれません。

お前このアルバム嫌いなの?

そうなんです。問題は2曲目以降。
1曲目が凄すぎるが故、何の印象も残らなかったんだよなぁ。それから何回も聴いたけどその印象は拭えずじまい…。

さぁ、そんな何回トライしても1曲目以外好きになれなかったあの頃以降、今聴いた結果は…。









う~ん…微妙…。


残念!!
やっぱ1曲目の印象がデカ過ぎるんよ。
この曲に関しては大学生の頃ライブでカバーしてその時はじめてサックスを吹いたという思い出があるもんな。
イントロは吹けた!うん。

2曲目以降がなぁ…
「期待値上げといてそのテイストなん?」
って思っちゃう。
3曲目「エピタフ」に関しては演歌みたいじゃない?
調べてみたらロック界隈では度々言われているらしい(笑)
4曲目「ムーンチャイルド」も後半なっげぇし退屈だし。5曲目「クリムゾン・キングの宮殿」も大団円感あるけど別に…引っかかるもの特になし。

調べてみたらまだロバート・フリップが主導権握ってないし、『太陽と戦慄』から加入する鬼才ドラマー、ビル・ブルーフォードがまだいないから黄金期特有のヒヤヒヤ感と攻撃性が全然ないんよな。
因みに『太陽と戦慄』は大名盤だから是非聴いて欲しいです。

 てな感じです

正直全然好きになれませんでした。

これから「21世紀の精神異常者」を聴くためだけに再生します…。

誰かこのアルバムの良さを解説してくれる方がいたら是非ご教授お願いします。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

また次回✋