こんにちは。
洋楽好きの暇人、古川カイイです。
それにしても最近えげつなく寒いですね。
アルバイトでしているウーバーイーツ中、寒過ぎて顔の皮膚がちぎれるかと思ったわ。
僕はほぼ毎回ウーバー中に音楽を聴いているのですが、最近のマイブームが「プログレッシブ・ロックのアルバムを聴く」事なんですよ。
実のところ、今まで食わず嫌いしていたジャンルでして
キング・クリムゾン『太陽と戦慄』 やジェスロ・タル『ジェラルドの汚れなき世界』など何枚か好きなアルバムはあるけれどイマイチハマれていないというか…敷居が高いというか…て感じです。
食わず嫌いするくらいならちゃんとある程度知ってから好き嫌いハッキリさせたいなと最近思い、今日はコレを聴きました!
初めて聴いた時・・・中2
聴いてみた理由・・・大名盤と言われているからお勉強として。
聴き終わったその時の感想・・・なんじゃこりゃ?よく世界で3番目に売れたな。あと「Time」のイントロでビックリさせるなよ。
今まで聴いた回数・・・10回くらい。
【アルバム概要】
1973年リリースの本作は2ndアルバムまでのリーダーだったシド・バレットに変わり、頭脳としてバンドを引っ張ってきたロジャー・ウォーターズの才能が開花した渾身の1枚。
本国イギリスチャートでは最高2位、アメリカのBillboard Top100では最高1位を記録して以降、15年以上チャートインし続け、今でもたまにチャートインするという同い年のキットカットもびっくりのロングセラーアルバム。
【アルバム構成】
「人間の内面」をコンセプトにしたロジャーの哲学的な歌詞に加え、アラン・パーソンズによって編集されたSEの数々がストーリー性をより際立たせている。
因みに映画『オズの魔法使い』と同時に再生すると内容がシンクロするらしい。
聴いた事はなくてもジャケット見たことある人は結構多いんじゃない??
これは初めて聴いた時サッパリ分からなかった。
「ホントにみんないいと思って聴いてる??」
って思った。壮大な感じがどうも大袈裟な感じがして苦手だったんだよなぁ。その割に特にフックがある曲が少ないから眠くなっちゃうんだよな。
初めて聴いた中2頃は専らプリンスにハマってたから、とにかくノレたり分かりやすくカッコイイギターソロがなきゃ好きになれなかったな。まだ中2の童貞イキリオタク君にはデヴィッド・ギルモアのギターの良さが分からなかった。
あと「Time」のイントロ、毎回ビックリするんだよな。あの曲アラームでセットしたら絶対起きれると思って試しにやった事あるけどしっかり二度寝した。
そんな10回程聴いても良さがイマイチ分からなかった大名盤を改めて聴いた結果は…
あれ!?
すげぇ好きも!!
そう!急に良さが分かってきた気がしたんですよ!
オープニングの「Speak To Me」から「Breathe (In The Air)」、そして「On The Run」への流れ、最高。頭の中をゆ~っくりかき混ぜられる感覚になるね。
そして毎回ビックリするでお馴染み?の「Time」はやっぱり身構えいてもビックリする(笑)
歌詞の内容は
との事です。とても当時29歳だった人が書いたとは思えないくらい達観した歌詞です。
他にもアラン・パーソンズがイントロのSEの編集に1ヶ月掛かったと後に語った「Money」や浮遊感溢れるサックスがカッコイイ「Us And Them」~ラストナンバーの「Eclipse」まで結構サラッと聴けちゃいました。
こんな感じです
このアルバムはより聴けば聴くほどハマっちゃうだろうな。次は寝る前に目を瞑りながら聴いてみたいと思う。
あと制作過程も知れば知るほど面白そうだな。ロジャー・ウォーターズがどのような経緯で「人間の狂気的な内面」を描こうと思ったのか、何故ここまで変態的なほど完璧主義者なのか…色々知りたくなったな。
たとえ曲がどれだけ良くても少しコンセプトと違うと思ったら速攻でボツにするらしい。
いや~ピンク・フロイド。他のアルバムもぶっちゃけほとんど聴かず嫌いしてるので色々聴いてみます!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
また次回✋