それまでに大阪と東京のビルボードで6回のライブをこなしてきていて、この日が最終公演。見所は日本の錚々たるミュージシャンを迎えてのドリームセッション。佐橋佳幸、小原礼、屋敷豪太、Dr,kyOnのリズムセクションをバックに小坂忠、五輪真弓、奥田民生らシンガーが登場し、曲ごとにコーチマーやワディワクテルらがバックを務める、というもの。
その中で、なんと言っても素晴らしかったのが最年少の中村まりさん。ルーツ系音楽がお好きな方ならすでにその存在を気にとめていらっしゃったとは思いますが、恥ずかしながら僕は今回が生ライブ初体験。そのコクのある歌声、ネイティヴと変わらぬ英語の発音のよさには舌を巻いてしまいました。いつかもっと小さい箱で彼女のプライベートライヴを観てみたい...そう思わせたパフォーマンスでした。
では2曲ほど紹介します。まずは近年の彼女のソロアルバムから。オリジナルの歌詞も英詩なので、聴いた感じは完全に洋楽です。途中でチェロやマンドリンが加わる感じがたまらなく良いですね。
こちらはアメリカンフォーク系リスナーには有名なスタンダートナンバーをエレキギター奏者とのデュオで。こちらもまた良いのです。
何でもあの細野晴臣氏にも認められているということですから、玄人筋ではかなり話題になっている彼女。今後も更なる飛躍を期待...と言いたいところですが、「ずっとこのまま渋いルーツミュージックを追求していって欲しいな~」という勝手な思いもあったりして...
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180622/01/littlevillage-yokohama/2f/04/j/o0451030014215433076.jpg?caw=800)