「日本人病」で失敗 | 未来志向で子育て~幸せな教育移住の旅

未来志向で子育て~幸せな教育移住の旅

妻の「家族で一緒に夕食が食べたい!」夫の「一斉授業じゃないところで教育を!」から始まった私たち夫婦の教育移住計画。行く先は一体どこに!?→2016年2月、群馬県に移住。7年過ごし2023年、カナダへ移住。猫が2匹増えて大移動。

 

私も夫も海外留学経験がそれなりにあるのですが、カナダへ来て日々の生活の中で「やっぱり日本人だなあ、ずいぶん甘ちゃんだなあ」とため息をつくことがあります。

 

たとえば、銀行口座開設や自動車購入時。

 

「ではこちらに捺印をお願いします」

 

と言われれば、「はい」と捺印してしまう。

ミスがあるだろうと文章を熟読したことはありません。

 

「間違ってないだろう」と思うからですよね。

 

でも、カナダでは空港でのビザの発行時から内容をよく確認しないと、ビザの期間が間違っていたり、名前が間違っていたりすることがあるそう。そう聞いても心のどこかで「移民局の職員が間違えるかいな」と安心しきっていたのでしょう。

(私はこれを「日本人病」と名付けました)

 

そして、銀行口座の開設。これが無事に終われば子どもたちの学校の登録申請ができるという大切な手続きでした。

 

中国系の担当の方に言われるがまま、たくさんの書類に署名をしました。「私は日本には行ったことがないけれど行ってみたいわ」「どうして渡航先にカナダを選んだの?」などとおしゃべりをしながら、2時間の手続きが無事終了。

 

そして、出来上がった夫の口座名義を見て目が飛び出ました。

 

口座の名前が、正しいToshimitsuではなく、Toshimatsuになっていたのです。

 

「としまつ」って・・・。

 

それから、生活費の入金やら手続きすべてがToshimatsu名義で行われています。修正するべきなんでしょうが、特別大きな問題も起きていないこともあり、アクションが起こせていません。

 

このまま、夫はカナダでToshimatsuとして生きていくのかもしれない、とぼんやりと考えています。(いえ、そのうち必ず修正しに行きます(^^))