幸せな教育移住計画

幸せな教育移住計画

妻の「家族で一緒に夕食が食べたい!」夫の「一斉授業じゃないところで教育を!」から始まった私たち夫婦の教育移住計画。行く先は一体どこに!? → 2016年2月、タイムリミットぎりぎりで、群馬県に移住が決定、引っ越しました。教育、子育てに関して書いています。

子どもたちが一日7時間も過ごす学校という環境が、子どもたちの成長に影響がないわけない。世界はすごいスピードで変わっているのに、日本の教育は戦後ほとんど変わっていない。

これってちょっとまずくない?からスタートした夫婦の教育移住計画。公立小学校の教員だった夫は育休を取り、4歳と1歳の子どもたちと一緒に国内外の教育現場を見てきました。オランダ、シンガポール、マレーシア。首都圏をはじめとして和歌山、山梨、鳥取・・・。悩みに悩んだ結果、国内のイマージョン学校を選びました。そこに至った経緯と、教育について書いています。

ドルトンスクールの中高一貫校が4月に東京に開校しました。

 

教育通のお友だちから教えてもらい、遅ればせながら色々調べてみました。

(誤解があるといけないのですが、我が家は中学受験をする予定はありませんウインク ただ、教育事情にアンテナを立てる必要性はひしひしと感じています)

 

経営はあの河合塾。

先日の岩手のハロウスクール同様、また民間主導です。

 

新しく学校を作ろう!とはじまる全ての教育は、

 

誰かが最初に

 

「こんな学校を作りたい!」

「こんな教育を実現したい!」

 

という明確な目的と熱い思いがあって生まれます。

 

私が個人的にドルトン・プランが面白いと思ったのは、その発祥が、40人のクラスを受け持った先生の経験からだという点。

 

40人それぞれの力を伸ばすためには、先生が教壇に立って40人に同じことを教える一方通行の一斉授業ではダメなんだと気づいたところからスタートしたという点です。

 

ドルトン・プランでは、生徒ひとりひとりと教科ごとに自分の目標を決め、そこへ到達するという「契約」を結び、自己管理のもと、勉強する。(日本ではアサインメントと呼ぶようです)

 

我が家は、一斉授業では子どもひとりひとりの力を伸ばすには限界があるという思いで教育移住を決めました。

(しかし悩んだ末決めた今の学校も一斉授業です汗 それはまた別の機会に書きます)

 

その背景があるので、ドルトン・プランのこの発祥の由来を知って、面白いなと感じました。

 

 

とは言え。

 

最初に学校を作ろうと思ったそれぞれの思いと、現実はすべてが=ではないのもまたいくつも現場を見てきて感じます。

 

アメリカのサドベリーではじまった、デモクラシーと自由の教育を追求するサドベリースクールを紹介する本を読んだあと、鳥取県の田舎町で立ち上がったばかりのサドベリースクールを見学し、体験しました。

 

とても素敵でしたが、それはサドベリー教育だからというより、立ち上げた人の素敵な人間力由来だなと感じました。

この人がやるなら、サドベリーじゃなくてもシュタイナーでもイエナプランでも人は集まるだろうな、という感想でした。

 

モンテッソーリは知的障がいを持つ子どもたちのためにマリア・モンテッソーリが始めた教育がきっかけですが、長男が通った練馬区のモンテッソーリ園は、先生たち皆が紺色のスカートと白いエプロン姿のお受験準備園でした。

 

シュタイナーも、ヨコミネ式もしかり。

 

今、子どもたちが通う一貫校を立ち上げた市長の著書「教育より大切なものなんて、ない」も、受験を決めるまえに読みました。

 

 

教育現場も生きている組織です。

そこにいる先生たち、保護者、子どもたち、文化的な背景、使われる言語、そういうものによってどんどん形を変えながら存在します。

 

河合塾が経営する東京のドルトンスクールの中高一貫校。

 

日本でそのアサインメントというスタイルがどのように機能するのか、良いヒントがあるなら教育現場で日々悩む夫にも教えてあげたいところです。

(個人的な意見ですが、学校もほかの業界同様、どんどん横のつながりを作って情報交換をし、いいツールは進んで取り入れ、共有するべきだと思います)

 

体験会が週末なので、家族で出かけてみようかなと思っています。

 

 

(※このブログは夫による執筆です)

 

2019年世界競争力ランキングで総合順位が1位だったシンガポール。

 

そのシンガポール建国の父・リー・クアンユーの著書「リー・クアンユー、世界を語る」が最近の僕の大ヒットです。(本もオーディオブックも両方買ってしまいました)

 

特に心に残った箇所をいくつかシェアさせてください。

 

 

①『中国の国内的な主な課題は、文化・言語・諸外国の人材を取り込めない事。

 

外国人は、中国語を習得しないと中国社会には溶け込めない。

 

中国が主要言語に英語を採用しない限り、国外の有用な人材を登用する際の障害を乗り越えられるかどうかはわからない。

 

言語障壁は深刻だ。』

 

 → 「中国」を「日本」に置き換えれば、完全に当てはまります。

 

 

 

②『シンガポールは、過去40年間、英語を第一言語とし、中国語を第二言語としてきた。

 

 

それは世界言語と言う面だけでなく、英語の思考法によって、新しい発見や発明につながる効用をも考慮し、世界に向けて門戸を解放するため。』

 

→ 母語人口が世界一の中国語ではなく、世界言語の英語を重要視してきたシンガポール。

 

「英語の思考法」という考え方は僕にとって新しい観点でした。

 

他の言語では出来ない思考が英語では出来るということもあるのでしょう。

 

 

 

③ 『アメリカ経済が傑出しているのは、起業家精神が社会に根付いているからだ。

 

起業家も投資家も、リスクや失敗を、成功に不可欠な要素だとみなす。

 

失敗しても自分で立ち上がり、新たなスタートを切る。

 

ゼロから始めると言う文化が今日まで続いている。

 

成せばなると言う信念がある。行動が型にはまっていない。』

 

→ 世界競争力ランキングの「国際経験」「起業家精神」の分野で最下位だった日本。

 

教育が変わらないと、日本人も変わらない!?

 

 

(クリックでAmazonに飛びます)

イギリスの私立男子ボーディングスクール、Harrow Schoolが2022年に開校するのだそうです。

 

岩手に。ちょっと驚きました。

 

提携したのはなんとリゾート会社です。

 

あっという間に、学校経営は誰でも参入できるビジネスになりましたね。

 

まとめてみます。

 

Harrow Schoolが開校予定 ニュースサイト

 

◉イギリスの教育制度に倣い、11歳から18歳までの7年制

◉海外からも生徒を受け入れ、最終的には940人の生徒数見込み

◉授業は全て英語

◉グリーンシーズンとホワイトシーズンの2つの時間割を用意する構想も

◉夏のグリーンシーズンには自転車やテニス、冬のホワイトシーズンにはスキーやスノーボードなど

 

 

こちらは本場のHarrow Schoolのサイトです。

 

1572年設立です。

 

留学中、イギリスのオックスフォード大学の図書館でずっと働いていたので、

イギリスならではのこの古めかしい感じがとても懐かしい。

専攻は美術史で、古い建築物もため息がでるほどでした。

 

歩くとギシギシなる床や、雨が降ると湿っぽく臭う何世紀も昔のホール。

 

天井まで本だらけの図書館。脚立に登って取ります。

 

そこでひたすら勉強する大学生。

 

私も、自然と「勉強するしかないなこれ」という気分になったので、環境の持つ影響力はやはり大きいんでしょうね。

 

 

イギリスから帰国して7年後、マレーシアでイギリスのインターナショナルスクールを見学しました。

 

正直な感想は、システムはいいのはわかるんだけど、やっぱり、本場のあの雰囲気は求められないなということでした。

(そりゃそうですよね。そもそも、あの雰囲気は雨や曇の日が多いというお天気事情もあるのかも)

 

Harrow School イン 岩手。

 

イギリス大好きな一個人としても、とても興味あります。


が、学費恐ろしく高いと思われますゲッソリ


イギリスにてバイト中の私。その年のオックスフォードカレンダーの背表紙になりました😆 永久保存版です!

前回のブログに書いたイエナプラン校の大日向小学校。

 

食堂、という名前の給食がとっても素晴らしくて、私はそれだけでこの学校が大好きになってしまいました。

 

食堂が地域コミュニティに開かれていて、だれでもその食堂にご飯を食べに来れるのだそう。

地域の野菜を使ったり、玄米が出たり、学校に意識の高さが見える献立は、素敵すぎます✨

 

 

以前、東京に住んでいた頃に知った「まちの保育園」も、地域に開かれた保育園でした。

保護者や地域の人たちが、ふらりと来て保育園のカフェでお茶を飲めるってなんて素敵なの、と思っていました。

 

 

反して、ママ友が見学に行った練馬区の保育園。

全てセキュリティカメラで管理されていて、親はいつでもパスワードでその映像が見れるとか。

「そんな風に人を信じられなくなったら怖いな」と感じました。

 

 

でも、先日の川崎の事件や、小学校へ刃物を持った男が・・みたいなニュースを聞くと、ズシリと来ます。

 

子どもたちに、地域に開かれた学校でのびのびと子ども時代を過ごしてほしいと思う反面、そんな事件のニュースを聞くと「鉄条網必要なんじゃないか」と思ったり。

 

女の子のお友だちと公園で遊んだら、最近は「不審者ごっこ」が流行っていると楽しそうに言っていました。

家族ごっこならぬ、不審者ごっこ😔

 

 

今日は、ママ友と始めたボランティア活動の日です。

午後から、デイサービス施設へ行ってきます。

手探りで始めたこの活動ももう3年目。

 

学校が安全管理のためにその門戸を開くことが出来ないなら、少なくとも、私たちの方から地域に出かけていかないとなと感じています。


デイサービスで七夕を一緒に歌う予定。持参する短冊に次男、


キングコブラのメスとオスをください


繁殖計画ガーン



 今3年生になった長男が年長さんのとき、夫が育休を取得し、教育移住先を決める旅に出た我が家。

 

最有力候補だったオランダは結果的に選びませんでしたが、オランダが候補になったそもそものきっかけとなったイエナプラン教育には、今でも思いを馳せることが度々あります。

 

結果的には、私の実家の近くで、祖父母の畑でいとこ達と泥んこ遊びが出来る今の環境を選んで、後悔はありません。


日本人としてのアイデンティティを日本で育みながら、外側の世界を見せるための工夫は親の役割と捉える今のあり方を選んだことは、当時の私たちにとっては最善の選択肢だったと思います。

 

が、教育も子どもも生き物です。

 

いつだって色々な刺激があっていいと思っています。

 

 

移住の最有力候補地だったオランダでは、教職員向けのイエナプラン研修に夫が参加しました。


その時長男5歳、次男2歳。

フルサポート必須な子どもたちを置いて、夫婦ふたりで研修に参加するわけにもいかず。


研修中は子守に徹しざるを得なかった私は、ドイツ国境近くの広い田園風景の中、次男を乗せたベビーカーを押して子どもたちに羊たちを見せながら、正直少しモヤモヤしていましたうーん

 

でも、モヤモヤしながらも、オランダでイエナプラン校を見学出来たのはとても有意義だったと感じています。


現場に行ってみないとわからない「現場感」ってありますよね。

 

そのイエナプランが満を持して日本に開校した小学校、長野県佐久穂市の大日向小学校。

https://www.jenaplanschool.ac.jp/school/

こんな記事も。

https://diamond.jp/articles/-/180118

 


7月27日にイエナプラン大会がこの学校であるということなので家族で出かけてみようと、


思ったら。


子ども向けじゃない内容で断念えーん


夫だけ申し込みました。


しゅんぐすん


残席8名です。ご興味ある方はぜひ。

https://kokucheese.com/s/event/index/569864/


オランダの公園にて  2015年の夏。