『親が』子どもの教育のプロデューサーになる② = 他人任せにしないということ  by夫 | 未来志向で子育て~幸せな教育移住の旅

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妻の「家族で一緒に夕食が食べたい!」夫の「一斉授業じゃないところで教育を!」から始まった私たち夫婦の教育移住計画。行く先は一体どこに!?→2016年2月、群馬県に移住。7年過ごし2023年、カナダへ移住。猫が2匹増えて大移動。

◇教育移住の振り返り ~ 親 × 教師 × スクールカウンセラー × 研修会社 = 教育移住? ~

親が、子どもの教育のプロデューサーになる② = 他人任せにしないということ

 

 

試行錯誤の教育移住を通して、改めて教育について考えさせられた僕たち夫婦。

 

 

得たのは、

 

「学校選びだけで、子どもの教育が全てうまく行くことはあり得ない」

 

 

「自分の子どもの教育に、学校をどのように活用していくかが大切」

 

という気づき。

 

ではそもそも「パーツとしての学校を最大限に活用する」とはどういう事なのか、どうしたら親として学校を活用出来ていると言えるのかについて考えてみました。

 

 

それは、「学校での活動に、自分の子どもが前向きに一生懸命取り組めるように最大限に準備する事」だと僕は思います。

 

 

今まで、公立・私立小学校で教師として働いてきた中で感じているのは、学校での活動に取り組む姿勢がひとりひとり全く違うという事です。

 

 

もちろん教師は、子ども達が授業に前向きに取り組めるように、仕掛けを考えたり環境を整えたり個別に声かけをしたり、日々最大限努力しています。

 

 

しかし、1クラスには30-40人の子どもたちがいて、教師ひとりがその全員の取り組み姿勢に大きな影響を与えることの限界を感じることがあるのも事実なのです。本当にそこに注力しようと思えば、まず前向きになれない理由をひとりひとりきちんと把握し、時間をかけてサポートしていくことが必須です。学習の遅れ、人間関係の悩み、感情のコントロールが難しいなど、その背景にある理由によって、必要なサポートが全く異なります。

 

 

 

現場にいるので言い切りますが、ひとりの子どもの教育においては、学校が出来るサポートと出来ないサポートというものがあります。学校というパーツが子どもの教育において適切に機能するためには、学校と家庭の両方からのサポートあってこそなのです。

 

 

 

「世界標準の子育て」(船津徹著、ダイヤモンド社)にこんな事が書いてありました。

 

 

 

・0~6歳は、親の愛情によって、「根拠のない自信」を育てる時期。
・7歳以降は、外の世界で「根拠のある自信」を、自分で獲得する時期。

 

 

 

小学校時代はすでに7歳以降で「根拠のある自信」を獲得していく時期。そのために必要なのは成功体験です。
そして、学校にはその種がいくつもあります。算数の復習ドリル、宿題の読書記録、音読、プリント。
毎週行う漢字テストひとつ取っても、それに前向きに取り組んで成功体験を積み重ね自信を獲得していく子もいれば、適当にやり過ごしている子もいます。自信を獲得していけるチャンスなのに、本当にもったいない事です。
 

「どうでもいいや」と思いながら、成功体験は積めません。

やはり、「頑張るぞ」と前向きに取り組む必要が根底にあるのです。その結果が失敗でも、その努力は必ず将来の成功体験、そして、自信につながっていきます。「頑張った自分」を「自分」は覚えています。

 

教師として、子ども達一人一人が学校での活動に前向きに取り組み、それがその子の将来の自信につながるようにしていきたい。

その一方で、教師であり、親である僕が改めて思うのは、子どもに自信をつけさせる事を学校任せにはできないという事です。

勉強でも行事でも、成功体験を積み重ねられればその活動自体が楽しくなっていきます。

しかし、そのためには家庭での支援が必要不可欠なのです。