群馬への移住前のドタバタ ① | 未来志向で子育て~幸せな教育移住の旅

未来志向で子育て~幸せな教育移住の旅

妻の「家族で一緒に夕食が食べたい!」夫の「一斉授業じゃないところで教育を!」から始まった私たち夫婦の教育移住計画。行く先は一体どこに!?→2016年2月、群馬県に移住。7年過ごし2023年、カナダへ移住。猫が2匹増えて大移動。

群馬への移住前にあった我が家のバタバタについてはなんとなく書くタイミングがなかったのですが、先日夫が群馬への移住についての記事を書いたので、補足で書きたいと思います。

 

群馬への移住を決めたはいいけれど、夫が東京都に通勤するのは現実的ではなかったので、その学校に就職できるまでは東京都の学校に通うことに決めた私たち。

 

この時点(2015年の夏の終わりくらい)で、海外移住の線はなくなりました(・・;)

 

それまでは移住先としてオランダが圧倒的に有力候補だったので、海外に持っていけないと判断したものは、どんどん手放していました。お祝いで頂いた贈り物の食器やら、捨てられない高価なものは弟夫婦にずいぶん引き取ってもらいました。

 

なのに、結局群馬という結末。

 

自分的にも意外すぎて、しばらく「一年育休取ってこれだけ見てきて、結局実家がある群馬県に移住ってどういうこと?」と漠然と思うこと数十回。

 

とにかく、夫が勤める杉並区から通勤範囲内にある候補校をかなり数を絞って検討し始めました。

 

最初は、玉川学園が新しく始めたBles−Kというイマージョン教育が候補に。子どもと一緒に説明会、相談会、付属の幼稚園など何度も通いました。

 

伝統校に新しく出来たばかりのイマージョンクラスだったので情報はあまりなかったのですが、通うことを想定して近隣の家も10件以上内見しました。ネットで常に検索して、ちょっと良さそうな家があると車を一時間半飛ばして見に行ったりもしました。

結局、学校の門から徒歩5分の坂の途中に出ていた戸建ての賃貸がいいかなと思い、申込書を送ってもらいました。

 

次男ははじめての集団生活になる幼稚園はのびのび系がいいなと思い、町田自然幼稚園のプレにも通って、入園手続きを済ませました。週末の未就園児の集まりなどにも参加しましたが、とてもいい雰囲気の幼稚園でした。

 

でも、そんなある日、夜中に突如ハッと目が覚めて、「やっぱりあの伝統校の雰囲気はどう考えてもうち向きじゃない」との考えがドーンと私の中に降りてきて(?)、それに妙に納得した私は眠る夫を起こして、「ねえ、やっぱり玉川、うちには違うと思うんだけど、やめない?」と聞きました。

たぶん真夜中だったと思います。夫は完全に寝ぼけていましたが、「君が違うって思うなら違うんだろう。他を探そう」と言って即寝しました😅

 

虫の知らせ?ご先祖様のお知らせ?ってああいう感じなのかなと思いました。

いい学校であることは間違いないのですが、ただうち向きじゃなかったということなんだろうな。

 

その夜の出来事からは妙に納得して、すっきりした気分で次は所沢にあるカナディアンインターナショナルスクールを見学に行きました。

 

校内をご案内頂いたあとの応接室で、正直に、「そのうち群馬県に行くと思うので、心苦しいのですが卒業するまで通えないかもしれません」とお伝えすると、「ああ、大丈夫ですよ。海外から数年だけ親の仕事の都合で日本へ来て、途中で退学して帰っていく子どもたちも沢山いますから。その点はぜんぜんご心配なく。いる間はうちで楽しんでもらえたら😊」というお返事。

 

それまで、「教育とはこうあるべき」「こういう信念でうちは子どもたちを教育します」という熱い想いや明確なビジョンがある学校ばかり見てきたので、「うわ、ゆるい!」と夫婦で驚いたのを覚えています。

(教育国オランダも、そういえば先生たちはパートだったな。制度がちゃんとしていれば、これくらい柔軟でもいいのかも・・・)と考えてしまいました。

 

結果的に、このインターナショナルスクールが最有力候補になりましたが、でも、その前に長男はあと1年、次男は3年間幼稚園生活が待っています。

 

ここから、目の前の課題である「幼稚園探し」にシフトしたのですが、長くなったので続きは次に書きます!