ご褒美というと、物をあげることと思われがちです。
良くやったねと褒めたり、いっしょに喜んだり、ありがとうと感謝をしたり、大人のこんな態度も広義の意味ではご褒美ではないかなと思っています。
心の中が満たされるご褒美はステキなものだと思います。
達成感、自信、成功体験。
そういったことが子どもの成長にはかかせません。
それといっしょに、子どもには失敗体験をず~っと覚えていて欲しくないなとも思います。ケセラセラの心を持っている方が楽しく生きていけると思います。
その上でしつけなければならないのでどうすればよいかわからなくなっている人もいると思いますが、子どもでも理解のできるところからちょっとずつ頑張りましょう。
道路に飛び出してはいけない、など安全に関わること。
人をたたいてはいけない、など社会で生きるために必要なこと。
どれも、自分の身に置き換えれば理解しやすいものです。
それからは、ご褒美作戦(物を与えることではないですよ。)。
きちんとできたことを評価することで、こっちに進めば良いということに気が付きます。
できるようになってきたら(ここを見計らうのが一番難しい。)、それが当たり前と言うことにして、一歩一歩できることを多くしましょう。
子どもの理解力を過信してはいけません。
大人が思うような行動を取っていても、実は全く違う考え方をしているときもあります。
ある日、思ってもいない行動に出てびっくりすることになることもあります。
そんなときは、考え方を正すチャンスです。
きちんとした考え方を伝えましょう。
その前にちょっと立ち止まって自分の行動や考え方が間違っていないかも考えた方が良いかな。年齢とは関係なく、間違っていることって、結構あります(笑)。