子どもを育てるときには、いろいろなことに配慮しなくてはならないと思います。
子どもの能力、性格などを見ながらそのこの将来を見据えて考えなければならない。
だからこそ、子どものシグナルを見逃さないように。
しつけはきちんとしなくてはならないけれど、そのルールが妥当なのかということもいつも見直さなければならないと思います。
子どもの性格によっては、過度のしつけは潔癖症につながる。
きれいずきということでなく、ルールを守ることに異様な神経を使うという意味です。
もちろん、しつけられていないというのもよくない。
昔から皆が言うように中庸に。
難しいですねと言われてしまいます。
そのとおり実はしつけることは、しつけられる以上に気を使うことです。
とはいえ、こんなことを続けているといつのまにか親もリラックスした状態で普通に子どもと向き合えるようになるし、そうならなくてはならないと思います。
何故こんなことをくどくど言うかと言えば、
40歳を過ぎても自立できない人や10代から登校拒否になり20代になっても社会参加できない人など沢山見てきているからです。
その子その子の能力に見合ったことを自信を持って行ってこれたなら。
周りがそれを認めてあげていれば。
そしてあまやかすのでなく、しつけていれば。
子どもを保護することは決してあまやかすことではありません。
このことは、子どもを認めないことにも通じます。
そして、これは親にとって最も簡単なことです。
戦うのでなくいいなりになればよいのですから。
じきに、子どもの方が親よりも体力的にも勝る時期がやっていきます。
きっぱりとした態度こそ、子どもが大きく育ち優しさを理解できるようになるのだと信じましょう。
この考え方は、脈々と子孫に伝えられていくこと心に留いてください。