しつけって、最初に子ども達に課せられるルールだと思います。
ルールはその家の方針毎にちょっとずつ違います。
例えば、
朝起きたら、おはようの挨拶をする。
ご飯を食べる前に手を洗い、いただきますと言う。
いやなことがあっても、どうしていやなのかちゃんと説明する。
ご飯を食べるとき、右手で箸を持ち左手をちゃわんに添える。
上に書いたことでさえ、どの家にもあるという訳ではないです。
このルールは子どもができることの範囲が増えるにつれどんどん増えていきます。
うそをついてはいけない。
どんなにいやなことがあっても人をたたかない。
困ったことに、このルールは環境によって随分違っています。
だから、ついつい昔なじみといるとほっとするな、なんて思ってしまうのでしょう。
子どもにはできるだけちゃんとしたしつけをしたい。
今子ども達にとってなにが心地よいのかということより、将来子ども達がストレスを抱えずに生きられるためには何が必要かと言うことに重きをおきたい。
自分の思い通りに生きてきた子どもほど、思い通りにならなかった時のストレスが大きいものです。
これからなんとかしてあげようと思う、なんて言い出す80歳台の親御さんもいます。
子どもがコントロールできる幼児期にこそ、チャンスです。
子どもの言うとおりにするのではなく、ルールを作って親子ともどもそれを守りましょう。
これは、親にとっても大変ですが、将来お互いが泣かなくてすむ唯一の方法だと思います。