poem
入日に照らされ
右の眉にある生まれつきの傷のよう
覚えていないし知らないことばかり
どうでも良いことに囚われている
自分の思考をコントロールする前に
自動思考や多世界解釈という話がラジオから流れてきた
さて波動に乗っかろう
瞑想 空想 妄想
ぼんやりして
望まない現実ですら自分たちにとって大切な世界の要素だと
賢いあなたは教えてくれた
本当のあなたを知らない私は
自分のことを掴めない
影踏みのように太陽と月が追いかけっこするように自分の影が離れないようにあなたとずっとつながっている
未知の世界が広がるその先には何が待っているのだろう
私たちの行く先には見たこともない風景が広がり
そこには知らなかった喜びや驚きが潜んでいる
これで終わりではない
この先で謎が解けるかもしれない
そして
その未知の先に私たちは全く知らない自分を見つけるのだろうか
まるで暗闇の中に一筋の光が差し込むようにその光が私たちを導いてくれるか
暗闇に落ちたらバニラクリームかもしれない
これはある天文学者が宇宙の色は暗黒ではなく、本当はクリーム色とインタビューで話していて、その方が面白いと思ったから言ってみた
知ることの歓びと知らないことの驚きは私たちの心を豊か満たすのか
そしてその無限の可能性が 私たちを更なる冒険へと誘うのか
未知は一瞬の恐れを消す
未知を楽しむその心が真の自由へと導いてくれるだろうか
そして私たちは時を超えて誰にも予測できない今にはない自分を見つけるか
知らないあなたが独りの私に出逢う
その瞬間に恐怖は愛にかわる
太陽と月は眠りにつく
あなたと私の行く先はZEROのフィールドで遊ぶ
知らないことがたくさん
知らないことを数えられない
知識の無限なる無知の海に立ち我々はその未知を畏怖し崇める。
それは既知よりもはるかに数多く、そして深遠である。余計な知識が我らを縛り付け、真の欲望を埋没させる。思考の支配を試みる瞑想すら、一つの風景に過ぎぬ。未知の中にこそ、望まぬ現実の中にこそ、我らの存在の本質が宿る。
貴方を知らぬ。己すら完全には知らぬ。それゆえに喜ばしき哉。
未知なる貴方を知るが如く、未知なる己を知る。影を追う太陽と月の如く、我らの影は決して離れぬ。未知の中には無限の可能性が広がる。それは風に乗る羽の如く、予測不可能な道を示す。
時として、不安が暗闇から我らを襲う。
その不安は心を揺さぶり、新たな視点を授ける。
またある時は、希望が光の中に現れ、未来を照らす。
未知への冒険は、この希望によって支えられる。
真実は未知の中に潜む。
それは我らの存在を深く理解させ、無限の知識を授ける。
貴方と共に未知の世界を探求し続けることが、心に安らぎをもたらし、新たな自己を発見する道となる。
未知を恐れぬ勇気こそが、我らを真の自由へ導く。
その自由の中で、我らは真の自己を見出すのである。