[詩]Ω Sun[落日ノ寫眞]Just the Two of Us | 天界ブログ

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熊野古道の神秘に浸りながら心に響くことを余すことなく綴る




Omega Sun





空を泳ぐ魚
銀の涙を撒き散らし
現実を縫う針のように
夢を刺繍する

 







「空は海か?」魚が問い
 答えは風に消える
 暗闇に光る孤独な太陽

Omega Sun

「希望はどこにある?」  
夜の底から問いかける

 答えは海の深淵に沈む

鏡に映る無限の自分が問いかける

 「私は誰?」
太陽が蕩けながら囁く









鏡の中
太陽がまた太陽を生む
 終わりなき自己対話
反射する無限の迷宮




異世界の森に降り立ち


太陽が問う
「私はここにいるか?」










 木々は沈黙し、葉が囁く 
 神秘は探究の手の中で消える


 終末の太陽に蝶が舞う
「変化はいつ来る?」


 蝶々は答えない


ただ舞い
ただ輝き


新たな世界への扉を開ける






けふの散歩道 筆者撮影



















「読者様に」


日々の思索を綴る日記のページ、 喫茶店で生まれそうな物語のかけら、 冬枯れの中に一際輝く紅梅の花。

珍しい詩の断片から生まれるワンダーランド、 静寂の中に佇む神社、古の教えを宿す神道。  

生活の中に溢れる豊かさ、心に残るお宝体験、 息をのむような美しい風景。

読み返すたびに新たな発見がある、お気に入りの本の世界。  

あなたとの考察、哲学の時間。

日記のページに綴られた散歩の途中で感じた繋がり。  


これら全てに、心からの感謝します。


あなたの存在が、私の創作の旅に 深い色彩と意味を与えてくれました。


読者ひとりひとりに捧げる、 感謝の言葉をここに。



女占い師 米[mai]



私の詩が
あなたの心に響くことを願いつつ。



藤井風の
軽やかなピアノジャズカバーをBGMに
Just the Two of Us




万華鏡のΩSunの元から、米[mai]

Copyright(C)2024 米[mai] All Rights Reserved.


注:

Omega Sun(オメガサン)、 この季節に特有の、だるま夕日の名を英語圏で持つ。  
昨日、その姿を捉えた、 この写真に、 ピンクの夕陽が映える。  

南紀和歌山の、風物詩として輝き、その美しさは言葉を超える。