電話対応の成長について。
リトルでは、「自分の事は、自分でやろう」と、伝えています。
その1つとして、電話です。
欠席や、その他、わからない事、気になる事などあれば、自分のサッカーの事なので、「自分で電話してこよう。自分の言葉で、人に伝えれるようになろう。」と、伝えています。
社会人になった時に、困らないようになってほしいからです。
今は、便利なツールやアプリがたくさんあるので、保護者の方と、それで連絡を取れば、簡単に終わります。
でも、うちがそれを基本的にはしていないのは、子どもが何もしなくて済むから、子どもの成長にはならないからです。
お母さん「今度の試合、休みって、コーチに連絡しとくわぁ」
子ども「わかったぁ」
お母さん「これ、どういう事やろなぁ。コーチに聞いとくわぁ」
子ども「頼むわぁ」
で、自分のサッカーの事なのに、お母さんが済ませてしまえば、子どもは楽です。
でも、電話した経験がないまま、社会人になり、いきなり、目上の人や年上の人やお客様に、電話で自分の言葉で伝えるというのは、難しいかもしれません。
社会人になってからのミスは、大変な事につながる事もあります。
でも、リトルでは、子どもがチャレンジした事であれば、何回ミスしてもオッケーです。
チャレンジしているので、成長につながります。
OBの子で、こういう子がいました（電話はできていましたが・・・）。
『日曜日の試合の集合時間って、何時ですか？』
「◯時やで」
『ありがとうございました』
30分後。
『コーチ、すいません。日曜日の試合って、何時集合でしたっけ？』
「◯時やで」
『ありがとうございました。』
そして、また、30分後。
『コーチ、何回もすいません。日曜日の試合って、何時集合でしたっけ？』
「◯時やで。メモとか、とってる？」
『何もしてません。』
「言うから、メモしてな」
次から、この子は、電話をする時に、メモをするようになりました。
この子は、電話をできているという事はありますが、社会人になって、同じ事を1時間で3回も聞いてくるという事をやってしまうと、相手先や上司の方に、信用を失うかもしれません。
その前に、相手先や上司の方に、同じ事を聞くという事も気になり、聞けないかもしれません。
そして、あいまいなままにしてしまうと、「多分、◯時に待ち合わせやったと思う」というまま過ごして、間違っていたら、大変な事になってしまうかもしれません。
もう1つあったのは、
リトルでは、試合の欠席する連絡をほしい時は、
「◯月◯日までにコーチに連絡」と、記載している時があります。
ほとんど、連絡をしてこない選手がいたので、会った時に、直接、話しをしました。
「人数を絞っていってるから、休むんやったら、連絡してきてな。人数足りひんかったら、他の子にも迷惑かかるから。休むんがわかってたら、追加メンバーを選ぶ時もあるし。7人で試合せなアカンようになってしまったら、その子らがかわいそうやから。休むんやったら、誰がコーチに連絡するん？」
『自分です』
それからは、ちゃんと自分で電話してくるようになりました。
もし、電話が苦手で、「電話できない
」という場合でも、お母さんが連絡してこなくても大丈夫です（電話をしてきてくれても大丈夫です。少しずつ、自分で電話できるように成長してくれればオッケーです
）
」という場合でも、お母さんが連絡してこなくても大丈夫です（電話をしてきてくれても大丈夫です。少しずつ、自分で電話できるように成長してくれればオッケーです）それで、連絡がなければ、こちらが、会った時に、話しをします
いつ会えるか、わからない所もありますが
何回も欠席の連絡なしが続き、なかなか会えなければ、こちらから電話して、子どもに伝えます
リトルでは、サッカーも成長してほしいですが、人間性のレベルアップも願っています。
そして、今までのOB・OGも、人間性のレベルアップがサッカーのレベルアップにつながる選手が多いです
子どもが自分で、チャレンジすると何か起こる事があります(笑)
(笑)その時が、成長するチャンスなので、
「自分の事は自分でする」
その1つとして、電話です
今までの電話で、
モジモジして全然しゃべらない子。
声が小さくて聞こえずらい子。
緊張して、何を伝えたいのかわからない子。
電話越しに、「お母さん、何て言ったらいいん？」、（お母さんの言葉のまま、伝える子）。
など、いろいろいました
でも、経験が足りないだけなので、だんだんとやっていけば、成長していってくれます
こちらも、お母さんお父さんと、話しをした方向が（便利なツールやアプリなどを使った方が）、スムーズに進み、早く終わりますが、子どもの成長にはつながりません。
幼稚園の子でも、「明日、お休みします」と、自分で頑張って言ってくれた子もいます
ただ、熱が出て、寝てるのに、無理矢理起こして、しんどいのに子どもが電話してきたりなど、そこまではしなくて大丈夫ですし、緊急で、今、お母さんが連絡しないと、しばらく連絡できない状況などもあるかもしれませんので、そういう時は、子どもからの連絡でなくても、全然大丈夫です
他にも、その時のご家庭の状況や子どもの状況など、いろいろあると思いますので、無理はしなくても大丈夫です
子どもの成長が一番です
「子どもが困ってるから」と、手助けしすぎてしまうと、子どもの成長のチャンスが減ってしまうので、「自分の事は自分でしよう」と伝えています。
リトルでは、子どもがチャレンジした事であれば、基本的に何でもオッケーです
何回ミスしてもオッケーです
思った事を自分の言葉で伝える、試合中でも必要な部分です。
学校をお休みする時に、子どもが先生に連絡をする事はないと思います。
電話をする機会をリトルで作って、チャレンジして下さい
電話でなくても、自分の思った事を人に伝えるというのは、プロサッカー選手でも必要な事です。
試合後のヒーローインタビュー・取材、テレビ出演など、プロサッカー選手の仕事の一部です。
しっかり人の話を聞き、伝えるという所も、プロサッカー選手として、必要です。
人間性をレベルアップし、サッカーの成長につなげよう
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