皆さん、こんにちは☆
最近ちょくちょくお知らせさせていただいてますが、
セブ留学を考えている方で私の話にも少し興味のあるなぁ~♪
っていう方がいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
話だけでも聞いてみたい!
っていう方も大歓迎です(*^-^*)♪
さて、今回はフィリピンという国についての記事。
少し長くなってしまいましたが、興味のある方は読んでみて下さい。
フィリピンは人口過剰の国です。
セブにいらっしゃったら分かるかと思いますが、街中は本当に人、人、人!!
特に赤ちゃん世代~20代くらいの年齢層が目立ちます。
それもそのはず、フィリピンの平均年齢人口はなんと23歳!!
いかに人口過剰が進んでいるのかがわかりますよね。
人口は現在1億人を超えています。
2028年には日本の人口を超え、2091年まではこの人口過剰が続く見込みと言われております。
ここセブも2050年には現在のセブ人口が倍増する見込みです。
人口が2倍になるって日本じゃ考えられないw(゜ー゜;)w
原因の一つにあるのは宗教。
ここフィリピンは国民の約80%がカトリック教徒であり、避妊が認められていません。
そして中絶も認められていないんです。
まぁ要するにカトリックでは性行為というものは結婚後に行うことを基本としているのでこういう考えになるわけですが、そこまで厳格に守っているフィリピン人は多くなく、こういう人口過剰になっていくわけです。
どうしてもお腹の子供を諦めなければいけない時は、国として専門の病院がないので、闇で売っている abortion pill (中絶薬:日本では妊娠中には絶対に飲んではいけません!と言われているようなお薬)を服用して子供をおろします。
貧しい家庭ほど子供をたくさん産みます。
その理由には、子供が将来自分たちのための稼ぎ頭になってくれる!って思ってるからです。
そして親戚が多くなればなるほど、もしもお金に困った時に誰かしら助けてくれる!っという、保険代わりとして考えている人も多いです。
※フィリピンには日本のようにしっかりした保険制度や社会保障はありません。
そして、ここフィリピンの子供を見ていると日本では考えられないような光景をよく見ます。
どんな光景かといいますと、
・2~3歳くらいの子供たちだけで路上で遊んでいる。
・1歳くらいの子でも一人でヨチヨチ歩いていることもある。
・夜中12時になってもたくさんの子供(小学生くらい)が外を歩いている。
・ホームレスのお母さんと小さな子供2人が路上で寝ている。
・ビニール袋に何やら薬を入れて団体で吸っている。
・学校に行ってない子供が多すぎ。
・バイクに新生児が乗っていることもしばしば。
・幼児をバイクに乗せててもノーヘル。
もっと日本じゃ考えられない光景をたくさん見ますが、とりあえず思いついたものをいくつか列挙してみました。
特に一番私が感じる日本との大きな違いは、フィリピンの親は子供を放置している人がかなり多いってことです。
日本だったら2歳くらいの子供同士が道路で遊んでて平気な親なんてそうそういませんよね?
夜中の12時になっても9歳くらいの我が子が家にいなくて平然としてられませんよね?
子供をたくさん欲しい!って思ってるフィリピン人ですが、産んだ後の放任度が日本ではありえないことになってます。
まぁ、逆に言えば今の日本は少子化でもあるので、親が子供に構いすぎるってことはあるのかもしれませんが・・・・
でも放任主義の良いところ!
フィリピンの子供はサバイバル環境に慣れているため、心身ともに成長が早い!
セブでベビーカーを押している人なんてほぼ見かけません。
私が住んでいるsubdvisionの中とかでしたら見かけますが、外の世界で見ることはほぼなし。
理由の1つにはもちろんこちらの国の人にベビーカーを買う余裕がある人は少ないんでしょうが、もう1つの理由としてはフィリピンの道路環境が悪いので、ベビーカーがあったとしても快適に使用できるとは考えられません。
そのため、フィリピンの赤ちゃんは日本の赤ちゃんよりも歩くのが早いように思います。
日本でも1歳くらいになれば歩き始めますが、だからといってもベビーカーを卒業しませんよね?
でもフィリピンではベビーカーを使ってない人が多いため、1歳くらいからガンガン歩いてます!
2~3歳くらいになれば子供たちだけで外で遊びます。
誰も大人が監視していません。
日本だったら『危ない!』って思う場面があったらまず大人が未然に阻止しますよね?
でも2~3歳くらいの子供には好奇心しかない。
とにかく日本の子供がやらないような遊びをかなりしてます。
任天堂3DSで遊んでいる子供なんて見かけません。
こんなに暑いセブでも日中から外で遊びまわってます。
さて、フィリピンのことについて知識がある方はストリートチルドレンの存在をご存知だと思います。
突然子供が寄ってきて、『お金頂戴☆』ってお願いされるやつです。
場合によっては子供に囲まれて携帯を盗まれたりもします。
それとは逆に、まだ小学校低学年くらいの子供が一生懸命働いている光景も多く目にします。
ゴミをあさって金属系を探し出したり、ジプニーの後ろでお客さんの補助作業をしてたり。
あとは車が信号待ちで止まっていると勝手に窓を拭いてくる場合もあります。
炎天下のコンクリートの上。
地上温度はたぶん40度を超えているでしょう。
そんな中8、9歳の男の子が1台ずつ車の窓を拭いていくんです。
もちろん、ほとんどの人はその子たちに何もあげてません。
というか、私は今まで窓ふきボーイたちに何かあげている人を見たことないです。
まだ小さい子供なのに学校にも行かず、炎天下の中をもらえるとも分からない報酬のために窓ふき作業をしている。
そしてこういう子供たちがまた子供をたくさん産み、いつの日か自分のために働いてくれることを願う。
フィリピンは格差社会です。
リッチな人は本当にリッチで、しかもさらにこれからもどんどんリッチになっていきます。
土地を買い、家を買い、ビジネスを始め・・・・・
そして日本のように相続税もなし!!
が、その反対に、貧しい人はこの無限の貧困から抜け出すことはできません。
1年と少しフィリピンで生活していたのですでに他人事と思えなくなっているフィリピンという国と私。
少しでもこの国が豊かになってくれる日がくることを願ってます。
ちょっぴり重たい内容を最後まで読んでくださりありがとうございました。
それでは、また(*^-^*)♪
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