新しい出口と パン屋さんへの冒険 | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

無意識のストレス反応を意識的に変化させて
気づきと自然治癒力を高め 自分や周りのひとの存在に光をみる人生を楽しんでいます

母と待ち合わせることがあって
待ち合わせるなら

「あのパン屋さんの前がいいな」

と 思ったのだけど

そのパン屋さんに行くには
母がいつも使う駅の出口じゃない方の出口から出てもらわないといけない

そんな新しいこと
母にできるかなぁ???
不安がるかなぁ???


なにせ うちのおかあさんだからな




「おかあさん
待ち合わせ場所はね 〇〇のパン屋さんにしよう?
いつも出てくる駅の出口の反対側にも出口があるんよ
そっち側から出たら すぐにパン屋さんがあるけぇ
‥‥どう? 行けそう?」


「えー 反対側にも出口があったん!?
知らんかったぁー
うん 
やってみるぅ(うふふふふ)」



当日 母は 私より はやく
待ち合わせ場所に 到着してた

新しいことができて
とっても 満足そうで

そのパン屋さんで パンを買って
そのパンがおいしかったらしくて
「おとうさんに お土産に買って帰る」
と 言って
帰りにまた そのパン屋さんに寄って

「おとうさんが
『あのパンは もうないんか?』
ゆーて 言いよったんよ
おとうさんも おいしかったんじゃろーね」

と話してた

父が喜んでくれたのが
また 母には嬉しかったみたい



「今度さ
妙子の誕生日にかこつけて
あのパン屋さんで お茶しよう!」

と 電話の向こうで言っている


私は 他のパン屋さんに行くのもいいんじゃないか?
と 思いもするけれど

母が 電話の向こうで
目をキラキラさせてるのが見えるようで

「(誕生日に)かこつけんでも いいけど
そうしよう」

と 答えると

「かっこつけんよ?
パン屋さんに行くんよ?」


‥‥いやいや
おかあさんが 「かこつけて」って 言ったんじゃん?

わからん ボケしよーるけど




母が 新しい冒険を楽しんでる


それを見てると
こっちが 元気になってるようだ