「足首が痛い」
サッカーの試合に出かける前に
準備万端のようすで
ソファに座っている息子が 言っている
すぐに出かけるのは目に見えているので
昼ご飯を食べている手を止めて
息子の足首に手を当てる
「あと何分で 出かける?」
「あと1分」
ふれてみると
息子の足首やふくらはぎは
私の手より 体温が低いことを感じる
足首を 私の両手で包むようにふれていたので
「かあさんの右手と左手
痛いところに当たっとるのは どっち?」
と 聞いてみたところ
「右手」
と 言うので
私の右手が当たっているところを左手に持ち替えて
私の右手は 息子のおでこに持って行った
おでこと足首に手を当てながら
両手から「脈動」を感じてみる
そのとき 私は
私の呼吸を整えて
静かにしている
治れ~ 治れ~ なんて 念をいれてない(笑)
息子が 時間を気にするのが見える
「あと10秒ね」
ゆっくり10秒数えて 両手を離した
息子の足首の痛みに役立ったかどうかは
(まだ)わからない
(効果)ゼロではないだろう・・・と 私が想っているだけ