2月のある夜 インフルエンザと喘息とタッチフォーヘルス | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

無意識のストレス反応を意識的に変化させて
気づきと自然治癒力を高め 自分や周りのひとの存在に光をみる人生を楽しんでいます

寝入りばな
娘の泣き声が聴こえる
 
数日前から
インフルエンザBにかかり
小さい頃から 体力が落ちると発症しやすい喘息も起きている
 
呼吸が苦しくて
咳が続いて 身体が痛くて
横になれない、眠れない
つらいようだ
 
 
起きだして 娘のそばに行く
 
 
「どこが 一番痛い?」
「横隔膜」
 
質問に答えることすら やっとである
筋反射がとれるような状態ではない
 
母が 娘のおでこに手をあて
痛いという場所に 自分で手をあててもらう
(ESRを試みる)
 
背骨を 経絡の順番にこする
経絡を たどる
筋肉を 経絡の順番にマッサージする
 
ときどき 言葉かけをする
「返事はせんでいいけぇね」
 
 
思いつくままに ひととおりやってみて
「どう?」
と たずねると
「昨日(の夜やった)みたいに 枕を高くして寝る
その前に あったかいもん 飲む」
 
ひとりで 台所に歩いて行き 
ひとりで ポットのお湯を飲んでいる
 
布団に戻って 横にもなることができた
 
 
「‥‥大丈夫 楽になった」
 
「どの辺りから 楽になった?」
 
「あしを もんでもらったときから」
 
‥‥なるほど
(腿かな? ふくらはぎかな? ‥‥おもしろい
横隔膜の痛みでつらがっていたのに
あしをもむことによって 楽になることがある!?)
 
 
「また しんどくなったら呼んでね」
 
 
 
苦しそうな呼吸は 聞こえてくるけれど
なんにせよ
横になることができて 眠ることができたようだ
 
何が娘の状態の役に立ったのかは
わからない
 
処方されている薬が効いてきたのか
お湯が 効いたのか
ただただ「母の手」に安心したのか
 
 
娘の身体に 何が起きたのかはわからないけれど
タッチフォーヘルスを学んでいることは
苦しがっている娘のそばにいるときの私にとって
落ち着きをもたらしてくれていた