11月
秋も深まって
冬がすぐそこまで来ていることを感じるような
この季節
見上げるまでもなく視界に入る、重たい空
雲の切れ間から差している、陽の光
赤や黄色に色づいた葉が 落ち始めている樹々
自転車をこいでいる身体に
向かい風が冷たい
この道を通るとき
まだ 何かを感じるとは 想っていなかった
あのときと 今の生活は 変化しているし
あのときと 今の私は 変化しているし
この道を通って
まだ 何かを感じるとは 想っていなかった
春も 夏も 大丈夫だったから・・・?
同じ季節
同じような時刻
同じ道
という条件がそろったから かもしれない
その道に さしかかるまでは
息子と 笑いながら
並んで自転車をこいでいたのに
この道を通ると
反射でなのか?
目の奥が 騒ぎはじめ
息が止まるようで
涙をこらえる感覚になった
5年前の記憶が よみがえってくるのだ
毎日毎日
泣きながら 自転車で この道を通った
家でも 泣けない
そこでも 泣けない
「素」になって こらえていたものを 出す場所がなかったから
この道を通りながら 泣いていたのだ
その話をしたら
息子が
「ここを 通りながら 泣きよったん??
かあさん、それ 変な人じゃん」
「そうよ、変なおばさんが 泣きよったんよ」
笑いながら 息子と話せるようになっているのだけれど
条件がそろうと
つらかったことを 想い出して まだ涙が出るんだね・・・
あのときから長い間 つらかった
だけど
あのときがあって 今がある
消したい、忘れ去りたいとは 想わないけれど
「過去のつらさ」は もう変化させてもいいんじゃないか?
大きなできごとだったけれど
しがみついておくことは ないんじゃないか?
つらく 重たい 感情は手放して
軽やかに進んで行こう
感情ストレス解放の方法は・・・?
タッチフォーヘルスでは 「ESR」!!
⇒ https://ameblo.jp/little-rinda/entry-12274571984.html
そう、これです♡
ふとんに入って 横になりながら
自分で 自分のおでこに手をあてる
(いや、ふとんに入らなくてもいいけれど(*_ _))
そのときの情景をイメージする
できるだけ くわしく、くわしく想い出す
景色
空気
温度
感情
時刻
・・・なんでもいいけれど できるだけくわしく想い出す
想い出す情景や感情などが 変化してくるまで
何度でも 想い出す
一度で変化しなければ
二度すればいい
一日で変化しなければ
二日すればいい
また あの道を通るとき
自分の感覚が 変わるまで
楽しみに 続けてみよう