暑さが続いていて
まだまだ 秋の気配も感じられないけれど
日本の童謡 『里の秋』
歌詞 ⇒ こちら
『日本の歌１００選』 の一曲でもあるそうです
ぽつぽつと
オカリナ で 吹いてみた
私が この歌を知ったのは
ここ１年くらいのこと
ご年配のある女性が
ご機嫌さんのときには 自然に口ずさまれ
不安やさびしさを感じられているようなとき、
この歌を耳にして、一緒に歌い始めると
いつもの おだやかな笑顔に戻られる
その姿を見かけるようになって
この歌の存在を知った
「しずかなしずかな 里の秋
おせどに木の実の 落ちる夜は」
ゆったりした曲調の
「しずかな」歌だけれど
歌詞の内容は
戦後の日本の家で
父親の復員を待つ親子の様子が
描かれているらしい
そのご年配の女性が
聴いたり 歌ったりされていたであろう、
小さい頃の想い出が
優しく広がるのだろうか
瞬く間に
その女性を取り巻いている？
その女性から伝わってくる？
空気が 一変する
本来のその人に戻っていく
その姿を 何度も見ている
幸せな「場所」にいる
好きなことをする
ことばでも聴くけれど
その大切さを 目の当たりにしている
そうありたい