今年度初のガイド
全国から集まられた、小学生と引率の方の団体さま
総勢‥‥50名
ひととおりのガイドを終えて
自由に館内を見学していただきながら
個別の質問などに 応じる
数名の小学生の男の子が 近づいてきて
「年表って 大事?」
と 私にたずねる
「年表?」
「何年に 何があったかとか」
‥‥質問の意味が わからない
「大事なことって それぞれだから‥‥」
そう答えながら、私に 数字への反発が わいてくるのを 見つける
何年に 何があった
何人が どうなった
確かに 数字は より具体的にしてくれるよね
だけど
十何万人といっても、ひとかたまりじゃないんだ
ひとりひとり が 集まったモノなんだ
しっかり メモをとったり
写真を撮ったり
子どもたちが 見学後の「テスト」に備える姿を
複雑な気持ちで 見ている
私にとって 大事なことを
押しつけるのは
また 違う話だもんな
‥‥伝え方の未熟さにも 至るな