「エネルギー基本計画は再エネ中心で〜パブコメ送ろう!」〜サンデーアクションNO.391 | 『つながる』ことからはじめよう!

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今日は何年ぶりかで「シェーナウの想い」の上映会をします。

今あらためて観ると、今こそ観るべき映画だという気がします。

チェルノブイリ原発の事故現場からかなり遠いドイツでも、決して安全ではないことを実感した人々が原発のリスクに気づき、原発のない暮らしを求めて行動を起こすドキュメンタリーで、電力自由化後も再稼働を許してしまっている日本社会に暮らす私たちへのメッセージなのではないかと思います。

yutubeはコチラ

https://www.youtube.com/watch?v=g7FUorP4wAo

youtube予告編はコチラ

https://www.youtube.com/watch?v=KD_2CAAA9gs

 

それでは、サンデーアクションNO.391、2018年6月10日号を送らせていただきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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先週に続き「エネルギー基本計画」です。

パブリックコメントの締切りは6月17日です。

以下を参考に一人でも多くの人に送ってほしいです。

パブコメなんて難しそうで...と思われるかもしれませんが、専門家ではないのですからみなさんの思いを素直に伝えていただいて大丈夫です。

この機会に、少しお勉強するチャンスでもありますので、以下を参考にしてください。

 

■ エネルギー基本計画案

http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/027/pdf/027_006.pdf

 

■ エネルギー基本計画案 骨子

http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g31001b10j.pdf

 

■ 社説|エネルギー計画の見直し 比率変えないかたくなさ:毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180519/ddm/005/070/099000c

 

サンデーアクションで何度もお願いした「意見箱」への投稿。東京新聞がこれを分析しています。

 

■ エネ計画 公募意見「黙殺」 原発再稼働政策に反対多数

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201805/CK2018051402000125.html

 

意見は「基幹電源を原子力に置くのは世界の流れに逆行する」など原発ゼロや縮小を求める声が二百二件(66%)に達した一方、太陽光など再生可能エネルギーは現行目標より拡大すべきだとの意見が百九十一件(62%)を占めていたそうです。

 

枝廣淳子さんが強く要望し実現した「意見箱」。窓口設置以降三回の会合で国民意見に言及したのは消費者団体顧問の辰巳菊子氏だけだったそうです。辰巳氏は「原発反対と再生エネ拡大を求める国民の声はほとんど無視された。国民を軽視している」と話されたそうです。

 

■ 再エネ100%、原発ゼロを確実にする 基本計画にせよ

http://www.cnic.jp/8002

 

■ 原子力市民委員会 声明

「エネルギー基本計画は原発ゼロ社会の実現を前提に見直すべき」

http://www.ccnejapan.com/?p=8798

 

以下は抜粋 ーーーーーーーーーーー

「原子力発電の根本的な問題点を直視し、原発ゼロを目指すべきである。

新規制基準に基づく審査では原発の安全性が確保されない。

原子力発電の真の発電コストは高く、隠された様々なコストとリスクがある。

意思決定プロセスに、市民からの意見を聴取し、反映する努力を行っていない。

原子力発電が「ベースロード電源」という発想が電力システム改革を後退させている。

「エネルギー基本計画」は、原発の様々な問題点を直視し、早期に原発ゼロ社会を実現することを前提におくべきである。その上で、「エネルギー基本計画」を、再生可能エネルギーの野心的な導入目標や国際的に責任のある温室効果ガスの削減目標を含む、日本社会を持続可能で真に豊かなものにするエネルギー基本計画へと全面的に作り直すべきである。」

 

■ 【意見書】エネルギー基本計画改訂にあたっての提案:認定NPO法人 気候ネットワーク

https://www.kikonet.org/info/press-release/2018-03-02/basic-energy-plan-opinion

 

以下は抜粋 ーーーーーーーーーーーー

「遅くとも2020年までに原発ゼロを実現する方針を盛り込むべきである。

パリ協定の目標達成をエネルギー政策の中心に位置付け、2050年に温室効果ガスを少なくとも80%削減する目標をエネルギー基本計画に明記し、2030年の削減目標の引き上げを前提とするべきである。

石炭火力発電は2030年までに全廃することをエネルギー基本計画に位置づけるべきである。

エネルギー起源CO2排出に対するコストを上げ、環境に優しいエネルギーの普及に価格インセンティブをつける「カーボン・プライシング」政策の強化を盛り込むべきである。

再生可能エネルギーの系統接続と給配電を優先する方針を明記し、2030年以降、将来的に再生可能エネルギー100%の社会を目指すことを明記すべきである。

水素社会の構築は化石燃料を原料とするのではなく、再生可能エネルギーからの余剰電力を利用してつくる水素に限定して開発を進めるべきである。

機器や製品、設備等の省エネを拡大させるとともに、排熱を有効に活用するとともに、再生可能エネルギー熱の普及を促進する政策を導入すべきである。

エネルギー政策の検討プロセスにおいては、国民の意見を広く反映させることのできるプロセスへと大幅に見直すべきである。」

 

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★サンデーアクションNO.391

「エネルギー基本計画は再エネ中心で〜パブコメ送ろう!」

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■ 第5次エネルギー基本計画(案)に対するパブリックコメント(意見募集)

http://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/public/

 

■ 意見提出フォーム

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620218009&Mode=0

 

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お読みいただき、ありがとうございました。

ほんの少し、サンデーアクションに

時間を使っていただけたら、幸いです。

子どもたちの未来のために。

未来の子どもたちのために。

 

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• サンデーアクションは週に一度、日曜日に呼びかけています。

• 地球のため、子どもたちのため、私たちの未来のために、

今したらいいなと思うことを提案しています。

• 一人の声は小さいけれど、たくさんの声が集まったら、

きっといい変化をおこせると思います。

• サンデーアクションというネーミングですが、

特に締め切りは設けていません。

• 受け取った方が新たな発信元になっていただけたら、より幸いです。

• アクションに参加されたら、お知らせいただけるとうれしいです。

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発信元:「つながる」ことからはじめよう!

http://ameblo.jp/little-power/

 

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