サンデーアクションNO.379、2018年3月18日号を送らせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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14日の日経のニュースを見て、原発をあきらめない電力会社の方針に呆れ果てました。
■ 東電・東北電、原電の2000億円調達支援 再稼働にらみ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28113020U8A310C1MM8000/?n_cid=NMAIL007
彼らが原発を推進する理由は発電コストの優位性。
世界では原発から再生可能エネルギーへのシフトが加速していて、倫理的にも経済的にも再生可能エネルギーに取り組むことが企業の社会的責任であるとする企業が増えているのに、とにかく原発を手放さないことで一致団結している大手電力会社。
大飯原発の再稼働と同時にこのニュースが出てくるあたり、なんとも言葉を失います。
翌日は原発賠償訴訟の判決の日でした。
■ 原発避難訴訟 国と東電の賠償責任認める 京都地裁
https://mainichi.jp/articles/20180315/k00/00e/040/219000c?fm=mnm
訴訟を起こしたみなさんが、全員認められることを目標に固い結束の元に裁判を闘ってこられたので、今回一部の世帯が認められなかったことを重く見て一部勝訴となっていますが、国と東電の賠償責任が認められたことは大変な成果です。
16日には東京で原告が勝訴しました。
■ 原発避難訴訟「国に責任」判決相次ぐ「津波予見できた」
https://mainichi.jp/articles/20180317/k00/00m/040/169000c?fm=mnm
国が被告に含まれる5件の判決のうち4件が国の責任を認めたことで、自主避難の権利や正当性がほぼ認められたと言えると思います。
しかし、国や東電は控訴する構えで、裁判はまだまだ続き、被害者が苦しみから解放されるのはまだ先になりそうです。
先週も書きましたが、現在の被害者はこの先の私たちかもしれません。
原告を応援するだけでなく、多くの人々から暮らしを奪った原発を、まだ推進しようとする電力会社と国に対し、原発を動かすことは市民の暮らしに不安と危機をもたらすこととして、反対の意志を伝えていくことが大切だと思います。
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★サンデーアクションNO.379
「安心してくらしたいから原発はいらないと伝えよう!」
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▽内閣府防災担当へのご意見・ご感想
https://form.cao.go.jp/bousai/opinion-0001.html
▽関西電力お問い合わせ
https://inquiry.kepco.co.jp/app/inquiry/index/1/2
▽九州電力お問い合わせ
http://www1.kyuden.co.jp/php/inquires/index.php/menu
地元の国会議員さんにも意見を送って、市民の声を知っていただきましょう。
▽YAHOO!みんなの政治:国会議員検索
https://seiji.yahoo.co.jp/giin/
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お読みいただき、ありがとうございました。
ほんの少し、サンデーアクションに
時間を使っていただけたら、幸いです。
子どもたちの未来のために。
未来の子どもたちのために。
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• サンデーアクションは週に一度、日曜日に呼びかけています。
• 地球のため、子どもたちのため、私たちの未来のために、
今したらいいなと思うことを提案しています。
• 一人の声は小さいけれど、たくさんの声が集まったら、
きっといい変化をおこせると思います。
• サンデーアクションというネーミングですが、
特に締め切りは設けていません。
• 受け取った方が新たな発信元になっていただけたら、より幸いです。
• アクションに参加されたら、お知らせいただけるとうれしいです。
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発信元:「つながる」ことからはじめよう!
http://ameblo.jp/little-power/
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