このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、『学童保育連絡協議会(以下、連協)』に関わった経験を基に書いています。
連協と関わりの深い保連についても書き始めました。
タイトルの頭に番号あるものは学童保育系の記事、無いものはそれ以外の日常ネタ、という風に区別しています。
当ブログにお越しくださり、誠にありがとうございます
今回はPTAのベルマークについて。
昨年4月に書いたの記事の最後に、
「今年度、この集まって仕分けしなくてもいいやり方を提案してみたいと思います。」
と書きました。
その後、無事実現できました
実現できたのも、手を挙げてくれた副部長さんや協力してくれた部員さん、この提案に『GO』を出してくれたPTA執行部の役員さん、学校⇔保護者間のベルマークのやり取りにご協力いただいた各クラスの担任の先生のおかげです✨
ありがとうございました。
他校が実施している仕分けのやり方は大きく分けて2パターンあり、箱で仕分けてるものと、ウォールポケットで仕分けてるものがありました。
箱は作るのが大変そうなので、上の写真のようなウォールポケット形式にしてみました。
なお、買ったのはこれです。
【サキ W-106ウォールポケット 20×85cm】
CDサイズだそう。ちょうどベルマーク整理袋の幅くらいなので、ベルマーク整理袋をラベルに流用できました
おおまかな流れ
①まずは各ご家庭でベルマークを企業番号ごとに仕分けてもらいます。
下の写真は我が家の仕分けの様子です↓(余ってる色紙を使い、番号ごとに仕分け後、そのまま色紙で包みました。)
家庭ごとに買う商品に偏りがある為、仕分ける種類は少ないです
②学校で提出する時に、それぞれの企業番号のポケットに入れてもらいます。
(小さい子もいるので、仕分けをしてないベルマーク用のポケットも作成しています)
③ベルマーク収集期間が終わったら、学校へ行ってポケットを撤収。
みんな分けて入れてくれていますありがとーぅ
④集まったベルマークを各企業番号の整理袋に突っ込みます。
(番号が合ってるかの確認はしません。集計時に違う番号が入ってたらそのまま家で保管してもらい、次の時に出してもらうようにしました)
赤子がいるなど事情のある人は量が少ないのを割り振ろうと思い、希望を聞いてみたけど特になし。
みんながだいたい同じくらいの量になるように分配。
⑤これを、児童を通じて部員に配布していただけるよう先生宛てのお手紙を添えて、クラス棚に入れます。
部員さんにはこのように連絡
↓
⑥(部員作業)1~2週間くらいの期限を設けて、自宅で都合のよい時に集計してもらい、数え終えたら枚数と点数をグループLINEで報告
(部長作業)それを随時ベルマーク送り状に書いていく
⑦(部員作業)ベルマーク整理袋に点数・枚数・点数小計、合計枚数・合計点数を書き、ベルマークを中に入れて袋の口を留めて、子どもの連絡袋に入れて提出します。
10枚単位で台紙に貼ったりホチキスで留めたりはしません。
(私はせっかく点数ごとに分けたので、点数ごとに小袋に入れて提出しました)
⑧全員が提出したら、発送担当者が学校へ取りに行き、発送。
これは大して手間のかかる作業ではないので1〜2人でじゅうぶん。
作業ついでに、発送にかかった費用(レターパック、切手代)の会計手続きも済ませました。
以上が大まかな流れです。
ポケットの設置・回収・ベルマーク発送の担当者だけは学校に行く必要がありますが、これは出来る人がやればOKです。
この時は初めての試みだったので、私と副部長さんとで基本的な作業をし、手伝える人は来てね~って感じで緩~くお手伝いを募集しました。
⑥の集計作業、我が家は枚数の多いキューピー+数企業を担当しました。
まず点数ごとに箱に分けて、そのあと枚数を数える という作業を家族4人でやりました。
娘は「私が3点数える〜」と、1番数の多い3点のマークを数えました。
数えた結果、キューピーのベルマークは1000枚超え4人で40分程度かかりました。
(なお、多いことが分かってたので、キューピーのベルマークポケットはあふれないように2個作ってました)
ベルマーク活動を終えて、部員さんにやり方を変えた感想を聞いてみました。
「仕事を休まずできた」という意見が多かったです。
やはり働いてる人多し。
あと、「家族と楽しく出来た」と言う意見も何人かおられました。
そう言って貰えて良かったと思っています
PTA活動をするなら無理なく楽しくがいいですね。
ボランティア活動ですから。
PTA活動のためにツラい思いをする人がいないのが理想です。
< いったん終わり >
ここからは細かな話などを書いてます。
興味のある人は読んでみてください。
ベルマーク活動の注意事項には、
「証票等の収集にあたっては、児童生徒を使用することにより、児童生徒 間に競争心または購買心を助長することのないようにすること」
と書かれています。
子どもがポケットに仕分けて入れる事で競争心・購買心を助長するとは私は考えてないですが、児童を使う事に対する注意が必要という事で一応書いておきます。
ベルマークの集計について。
うちのPTAの従来方式では、
平日昼間に会議室に部員全員がはさみとのりを持参して集まり、全員でマークの切り直し→企業番号ごとの仕分け→集計→マークを10枚ずつホチキスで留める→発送
この作業を1日でやっていたそうです。
1日で全ての作業が終わるのはメリットかもしれないですが、中にはそのためにパートなどのお仕事を休んで参加する人もいます。
となると、無償ボランティアどころか家計を削ってまでベルマークを数えるわけです。
前の記事に書きましたが、保護者がベルマークを数えて提出した後、あちら側の人も数えます。
ベルマーク財団の人たちは、我々保護者と違って役員報酬や給料・手当をもらって数えています。
その金額は・・・
今年度予算額をみると事業費と管理費に分かれており、役員報酬総額が782.8万、給料総額が1億1千万円。
移動がある場合は旅費・交通費も出るのかな?
いいですねぇ…
ベルマーク活動をやめるPTAの大きな理由は、ベルマーク集計作業の非効率さかと思います。
10数名が集まり、数時間かけて集計して、1点1円。
活動結果が金額になるがゆえ、どうも時給換算をしてしまいがち。
そして「コスパ悪っ!!」となる…。
今回、仕事を休む事なく集計できるベルマークポケット方式を紹介しましたが、ベルマーク活動をやめるという選択も私はありだと思います。
ベルマーク活動への参加をやめる場合は脱退届の提出が必要となります。
ただ、、、やめるとしても、せっかく先人たちが貯めたベルマーク貯金が勿体無いですから、やめる前にベルマーク貯金は使い切りましょう
私も後々やめる事は考慮してまして、貯まってるベルマーク貯金でたくさんボールやけん玉などの遊具を買いました。
何を買うかは先生に考えていただきました。
PTAだけでなく、協賛会社も年々減ってます。
※協賛企業とは、商品にベルマークをつけている企業です。
2017~2021年で脱退した企業はサンスター文具、森永乳業、岩塚製菓、ファミマ、旭松食品、BRITA Japanなど9社。
去年はLOTTEと東京ワンタン本舗、今年は牛乳石鹸が脱退しました。
そもそも、ベルマーク活動への参加が学校単位と限られているので、まずそこでベルマークの認知度が狭まります。
個人が集めても何にも買えませんから、一般の人は商品に付いてるベルマークなんておそらく気にしないでしょう。
私自身、子どもが小学生になってベルマーク活動のお便りを貰うまでは全く気にしてませんでした。
ベルマーク商品の不買運動というものもあります。(朝日新聞が嫌いな人、ベルマーク活動に否定的な人などが買わないのかな?)
なので、商品にベルマークを付けても、必ずしも売り上げUPや企業イメージUPに繋がらないのかなと思います。
なので、今後も脱退する企業は増えるのではないでしょうか。
参考までに、協賛企業は年間こんなに費用がかかっているそうです。
ちなみにマヨラーの私はキューピーマヨネーズを愛用しておりますが、ベルマークが付いてるから買ってる訳ではないです。
もしキューピーさんが脱退しても買います。
だって、美味しい物は美味しいですもん。
最後に、色々と整理して書かれているこちらのブログを紹介して終わります。
なるほど、活動をインクカートリッジに絞るってのもいい案ですね
箱に詰めて送るだけなのであんまり手間がかからないです。
(ブラザーだけはカートリッジの個数を数えるようになってますが)
以上、PTAのベルマーク活動に関する事をツラツラと書きました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
< 終 >