このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、“学童保育連絡協議会“(=連協)に関わった経験を基に書いています。
(はじめましての方は こちら)
ご覧いただきありがとうございます
他県他市の連協事情を見ると、
【保護者会活動=連協活動】
となっている節が見受けられるので、少し補足します。
うちの場合【保護者会活動≠連協活動】で、イコールではありません。
通常の学童保育は、学童保育で必要なものは保護者が支払った利用料から賄うのでしょうが、うちの市は利用料が無料です。
そこが少し違います。
半保護者運営と言いますか。。。
設備・人件費などは市がお金(※税金)を出してくれていますが、その他の必要なものは基本的に保護者が用意します。
おやつ、ティッシュやハンドソープ、本、冷暖房の電気代、保護者会行うイベント代などです。
月額を決めて保護者から集金し、やりくりをします。
そういった運営が必要なので、保護者会があり、取りまとめるための会長や会計、おやつ当番などといった役割があります。
以前、こちらの記事
連協への加盟は、基本的に保護者会単位になっているそうです。
保護者会が連協に加盟していると、その施設に子どもが入った保護者の多くは強制的に連協に加盟させられます。
うちの市営施設の保護者会は、半数以上が連協に加盟していません。
そういった連協を脱退している施設の保護者会は、連協活動の負担はなく、役員・保護者たちは【学童保育を運営するための活動】だけをしています。
これは、学童保育を回すために必要な活動です。
【集める保護者会費の用途】は、上にも書いたようにおやつ、ティッシュやハンドソープ、本、冷暖房の電気代などで、結局は子どもたちへキャッシュバックされます。
うちの施設のような連協に加盟している保護者会は、【学童保育運営のための活動】+【連協活動】を行い、【学童保育運営のための会費】+【連協に加盟するための会費】を払わなくてはなりません。
赤枠内が連協に加盟するための費用
それ以外が学童保育運営のための費用
【連協活動】とは、保護者会の役員が、連協主催の会議などに参加したり、一般保護者がデモ行進や交流会や研修会に参加したりです。
あとは、全員に署名用紙が配られ、提出を求められます。(うちでは一世帯40筆目標でした。)
この連協活動は、別にやらなくても学童保育は回ります。
この事は市内の過半数が加盟してない事からも明らか。
【連協に支払うお金の用途】は、、、
●膨大な数の署名用紙代とか(連協は署名が大好きです)
●会議や勉強会の会場費・資料印刷代
●【市連協】の更に上の【県連協】への上納金
●事務所費・専従職員さんの給料
●年1回県外で行われる研修会(希望者が参加)への参加費(交通費、宿泊費など)
などなど。
事務所・人件費・上納金を除くと、1番太いのは印刷費ですね。
たくさん情報を発信するからだと思います。
ちなみに私は今年度、連協が強制加盟ではない事を連協と市に確認した上で、【個人で加盟しない】という手段を取りました。
【個人で連協に加盟しない流れ】が出来ると、一昨年の連協脱退提案の時に在籍してた人など、結構な人数が加盟しませんでした。
加盟しなかった人はみんな、連協の年会費は支払っていませんし、連協系の仕事の担当もしていません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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