このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、連協(学童保育連絡協議会)に関わった経験を基に書いています。

 

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今回は、、、

上の子が1年生の時、何にも知らないで連協に加盟している学童保育に入った私が、「入る前に知っておきたかった」と思った事をまとめてみました。

 

 

  連協とは

学童保育連絡協議会の略です。学保連と略す地域もあります。

区連協・市連協・県連協・全国連協という順に規模が大きくなっていきます。

 

公的な組織と勘違いする人も多いかと思いますが、任意の団体です。

全国各地に存在し、どこも似たような活動(共産党系の政治運動)をしています。

 

 

  加盟施設の見分け方

保護者会があり、保護者が担当する役員や係に連協担当や署名、パレード(デモ行進)、交流会担当といったものがある場合、その施設は加盟しています。


行こうとする施設に通っている知り合いがいれば、「行政の政策(民営化など)に反対する署名活動をしているか?」

を聞いてみてください。していればまず加盟している施設と思われます。


もし保護者会の会計資料が確認出来るなら手っ取り早いです。支出のところに連協への年会費があれば間違いなく加盟しています。


お住いの地域の連協HPを探して、メール(※捨てアド・偽名)で問い合わせをし、直接加盟施設を教えてもらうのも手ですね。

 

  連協加盟施設の役員がどう大変か

連協活動で拘束される時間です。

役員保護者が参加する「毎月の連協会議、署名学習会、役員研修会」

一般保護者が参加する「交流会」

これらは土曜日の18:3020:00過ぎくらいの時間に行われます。

子連れで会議に来る人も多く、子供にまで負担がかかっています。

 

年1回開催される、「○○学童保育研究集会」通称「○学研」の実行委員(開催の手伝い)を担当した年は、担当役員さんは休日の朝早くから時間を取られました。ボランティアで会場準備の手伝いをした上、研究集会にも参加して帰るよう言われたそうです。※参加費は有料です。

 

「全国学童保育研究集会」という全国規模の集会も年1回あります。これは参加を希望する保護者が泊りで参加します。


これらは、連協に加盟していなければ必要ない仕事です。


そんな会議や交流会に参加して、展開される情報は基本こんな感じ

  

「市はこうしようとしている!そうなったら大変!だから反対運動をしよう!」

 

これが保護者が参加させられる「署名運動デモ運動】につながります。

情報は主に行政批判で、保護者に不安を与えるような内容が多く、しかもネット情報や市に直接聞いて確認すると事実じゃない事が多々含まれてました。

 

連協に加盟する事で、保護者は連協会費を支払う必要もあります。

 

このような団体なので脱退する施設は年々増え、うちの市では公営施設の半分以上が加盟してません

※民営施設は元々加盟していないので公営施設のみ書いてます

 

  連協はどんな団体か

(私の見解です)

保護者のための組合を自称している

学童保育の運営には関わってない

子供に対して何も責任がない

署名・デモ・要望書が好き

行政の言う事を歪曲した解釈をして保護者に発信する

■左寄りの任意の団体 ※公的組織ではないです

行政が活動に干渉したら「活動の自由の侵害じゃー!謝罪しろー!」と怒る

 

うちの市職員の方は、連協役員の負担のために学童保育を辞めてしまう人がいる事を認識してますし、保護者の心配もしてくれてましたが、のような状況もあってか、任意の団体に対しては何も対処出来ません。

 

  毎年恒例の署名について

左寄りの団体は基本的に署名が好きです。

署名の請願項目には『民営化反対、指定管理者制度反対』が含まれる場合が多いです。(※参考:9

 

連協加盟施設でも署名活動を行います。

うちの場合は1世帯40筆(←地域差有り)という目標と共に署名用紙を配られました。

 

行政は署名で政策を決めない事を知っておきましょう

❷ちゃんと請願内容を読んで理解しましょう。

理解・同意せずに署名はしないようにしましょう。

 

税収の事を全く考えない人の署名が行政を動かしてたら破綻してしまいます💧

行政は、予算や計画に沿って動いています。

「署名が提出されたから何かをする」という事はありません。

※↑市に確認しました

 

請願内容に同意できない場合はそう言って断っても全く問題ありませんが、もし断りにくい場合、ありそうなデタラメの住所や名前を書いとけばOKです👌

行政も確認しませんし、署名してしまったからといって、それによって行政が動く事もありません。

 

集めた署名は連協役員達などの[人の手・人の目]に触れます。

効果のない署名ですから、むやみに個人情報を出さない方が賢明と思います。

 

そもそも、教育長・議長・市長に請願する署名活動は政治活動なんだそうです。

国県市等の施策への反対・賛成は政治活動と定義されます。
知っておきましょう。


 

ざっとこんな感じです。

 

学童保育に入る前の利用説明会や市のパンフレットには【学童保育連絡協議会】という団体に関する説明が何もありません。

 

行政と無関係の任意の団体ですから、行こうと思う施設がこの団体に加盟しているかどうかを行政に問い合わせても、おそらく把握していません。

多くの人は、入って初めてこの団体に加盟している事を知ります。

 

入る前に上に書いたような情報を知っていれば…この団体のおかしさにもっと早く気付けたと思っています。

 

これらの情報が、これから学童保育に入る方々のお役に立てれば幸いです。

 

お住まいの地域でこの団体の運動が活発かどうか?というのは、こちらの記事で紹介した方法である程度判断できるのではと考えています。

下矢印

 

この記事の保育園バージョンはこちら

下矢印

『28 公立保育園に入る前の親に伝えたい事』このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、『学童保育連絡協議会(以下、連協)』に関わった経験を基に書いています。  (はじめまして…リンクameblo.jp

 

<2022.2.13 更新>

 

 

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