空は、碧く、何処までも広く。 -11ページ目

空は、碧く、何処までも広く。

うまく生きられない、混沌としている日々は、双極性障害のせい?ときに、途方もなく明るく有能な気がするのに、ある朝突然消えたくなる。



少し街に出た。


人の出は、想定内で、心乱れず、なんとか平静を装えた。

本屋へ行き、仕事にためのネタを、しこたま頭に詰めた。

その後、カフで会社のHPのSEO対策。





まだ、行きつ戻りつではあるが、半年前よりは、随分病状が安定したのを感じる。

以前は、一人で街中を歩けなかった。

ひたすら疲れたし、なにより、人の視線が怖かった。

自分がどのような表情で、歩幅で、姿勢で歩くのが適切か分からず。

ときに体の痺れを感じ。

それだから、始終俯いて、誰の目にも触れないように、気付かれないように全神経を注いでいた。

あの頃、一人で出歩くのは大変なことだった。


きっと、自意識が高すぎたんだろう。





今は、でも少しマシに思う。



「誰も私のことなど、気にも留めない」



そう、考えながら歩いている。



…でも、それは「気に留められたい」という幼稚な欲望の裏返しに過ぎないのかもしれない。











台風一波は、さほどの勢力を示すことなく、私の住む町を過ぎていった。


先日のブログのその②を書く気にならないから書かないことに。

また、いつの日か。



台風がくる、と騒いでいる差中の夜、主人とドライブに出かけ、朝に帰宅し、布団に入った。

主人はいつも私に昼夜逆転の生活を促し、私は抵抗することなく、受け入れてしまう。

本当は良くないのだろう。

だけど、陽の当たる下の外出はエネルギーの消耗が著しい。

人が多くいる状況にも長くは耐えられない。

なにより、夜は昼と違い、永遠に思える。

安心する。




昼間、寝てはいたが、眠りは浅く、微睡んでいるだけだった。

理不尽な夢ばかり見て、起きたら陽は傾き、嵐はとっくに過ぎていた様子だった。

会社からの業務の電話を対応し、ただ時間が経つのを眺めていた。











今週は、なんだかんだと色々忙しく過ぎた。

今日は、主人と外出し、昨日は友人に会った。

木曜日は、病院と仕事のセミナーに参加した。

3日連続予定入れ、それをこなせたことは、ああ何ヶ月ぶり…




病院で、散々寝つきの悪さと、起きられないことを訴えたところ、

ようやくハルシオンget‼︎

医師は、私の症状のパターンがつかめないと首をかしげまくり、

いままでの経緯をまとめ、検証する、と仰せ。


とりあえず、睡眠は新処方でハルシオン、テトラミド、リーマス100mg。



その足で仕事のセミナーに向かう。

ハイでも鬱でもない。

淡々と、仕事人間を貫こうと思う。

たとえ、休職中であっても、自分のしたい仕事は徹底したい。

生半可にこなしたくない。

…しかし、そういう発想が躁転する原因だなと最近気が付く。

だけど、私はこういうッジェットコースター的発想があるからこそ私だとも思う。

それがなくなれば、私の価値自体がなくなってしまう。








今朝は、不思議なくらいまともな時間に目が覚めた。

朝7時。

眠たくないし、体の怠さも一切ない。

昨日あまりにも、寝すぎだったせいか、こういうことがたまにある。


毎朝、こういう調子ならとても気持ちがいいのだけれど。


病前は、こういう朝が多くあった。

コーヒーを入れ、多少寝不足でも気にもならない、そんな朝が。



仕事に行く前、病院に行こうか、とそんな調子に乗ったことまで考えてしまう。






自分は、日に日にダメになっていく。

そう感じる、夕刻の目覚め。


ここに何を綴ればいいのか、それすら分からず、何も思いつかない。

ただ、とにかく何か残そう、そう思い、書いてみる。



今週は、なんとか生きている、そんな状況。

でも明日は、仕事のセミナーに行かないといけないし、明後日は友人と昼食の約束がある。

仕事は、仕方ないが、友人との約束は辞めればよかったと今更、後悔。


調子が上向くタイミングが見当たらない。



いつか自分は、完全な孤独になってしまうのでは、とつまらない不安に取り憑かれる始末。

病院に行くべきなんだけど、ベッドから出られず、それすら億劫だ。


鬱期は、疲労する。

何も考えられないし、世界にうっすらと膜が張ってあるような、現実感に欠けている。

何もする気になれないし、何か出来そうな気もしない。

ただ、時間が過ぎて行くばかりで、自分はそれに追いつけない。