初心の頃。 | 空は、碧く、何処までも広く。

空は、碧く、何処までも広く。

うまく生きられない、混沌としている日々は、双極性障害のせい?ときに、途方もなく明るく有能な気がするのに、ある朝突然消えたくなる。




会社でときに、居場所がない。

そして、それを打開しようともしていない。

自分の能力を認められたい、とか。

会社をよくしたい、とか。


正直、何も思えない。

今の私は、自分の精神状態を守るのに必死すぎる。


ただ、淡々と日々をこなすこと。

躁や鬱の波に呑まれないこと。

頭の中はそればかり。


だけど。そんな心情はもちろん他者に伝わるわけもなく。



6月の雨の中、何処にも行けない、何者にもなれない自分を痛感する。




双極性障害は、酷い病だ。

私から自由という自由を、それとは言わず奪う。




躁転することを回避し、自ら積極性を廃棄処分する。


この病気が発覚する前は、やりたいことはなんでもやってみたし、夜通し働いても、平気だった。

それなのに、今は…



主人は、未だに私が「病気」ではないと言う。

彼は、私の病気を受け止められない。