OHTO NBP-1005M | Lithium Star

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よく行くカフェの二十歳くらいのおっとりキャラの子が面白いです。

このあいだ胸のネームプレートの内容が変わっていたので

コーヒーを受け取りながら「お!バージョンアップかw」と言いました。


すると胸をぐいっと前に出しながら「そうなんです!よく見てください!」と(笑)。

それ以来どんなに遠くても目が合うとぐいっと胸を張ってアピールをしますw

そのドヤ顔がおかしくて笑いをこらえるのが大変です。


あ、コメントからの質問が予想されるので先に書いておきますが、

どちらかと言えば小柄で空気抵抗は少ないタイプのすごくいい子です。(←超失礼)



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ところでオートという国産筆記用具メーカーをご存知ですか?

自分はここの製品のファンです。

海外有名ブランドのOEMなどもやっています。


画像はニードルポイントと呼ばれる古い油性ボールペンです。

残念ながら現在廃番商品。


昔、仕事で毎日大量の書き物をしていた時にこれを見つけました。

高耐久

低重心

滑らないローレット(=グリップ部のギザギザ)

線が極細0.5mm

インクの黒色が濃い

軸ががたつかない

インクがダマにならない

文字がかすれない

筆圧が弱くても強くても平気

見事に自分が望んだ要求を満たす素晴らしいボールペンでした。



インクの乾燥が速いので使い始めだけ試し書きが必要です。

あとは気になるとしたら金属製ゆえの重量。

軽いペンこそ神!という人には向いていません。

製図用ペンに慣れている人にはむしろ好ましい適度な重量感。

このペンのローレットの感触は現行ステッドラーやロットリングよりも好きです。


惜しむらくは後継のNBP-507Rが割と普通のペンになってしまったこと。

値段も約半額なので当然といえば当然なのですが……。

こういう日本製ならではのこだわりの逸品が消えてしまったのはとても残念です。


で、なぜ今頃こんな記事かというと数年ぶりに替え芯を入手したのです。

久しぶりに使ってみた感触はやはり素晴らしい。



ロゴがすっかり消えかけていますが、できれば全て消えてしまう前に

再販になってくれないかなと密かに願っています。