ハローワークを利用した営業リスト作成法。成長過程にある企業を見つけ出そう!

 

営業リストを作成するのにタウンページやハローワークのサイトが活用できるという事を以前に紹介しました。

⇒ 参考:「価値のある営業リストを作成して契約の成功率を上げよう!

 

 

ハローワークのサイトでは掲載している求人にもよりますが、会社名、住所、電話番号、FAX番号、仕事の内容、従業員数、法人番号(企業マイナンバー)など、求人を募集しているの詳細情報を知る事ができます。

 

そのため、例えホームページがないような企業でもハローワークで求人募集を行っていれば、その企業についてある程度分かってきます。

 

ハローワークサイトでは会社規模や仕事内容といった情報が掲載されていますので、営業のターゲットになるかどうかも見極める事ができるかと思います。

 

企業側で会社名などの情報を非公開にする事もできますが、求人を募集するために業種や会社名や住所等を非公開にするメリットはないので、現在はほとんどの求人で企業情報が分かるようになっています。

 

今回はハローワークサイトを利用してどのようにリストアップしたらよいのか見て行きましょう。

まずは、「ハローワーク」のサイトを開きます。

開いたページの中程左側に「求人情報検索」というボタン(下記画像の赤枠部分)が見えますので、これを押しましょう。
(※スマートフォンなどの場合には画面構成が異なります。)

今回はパソコンで表示する場合に限定して説明していきます。

 

 

 

「求人情報検索」のボタンを押すと画面が切り替わり、求人情報の検索画面になります。

基本検索条件という箇所にて条件を指定する事で求人の検索を行う事ができます。

 

 

ページを中程までスクロールしてみましょう。

「就業場所」という項目がありますので、ここで探したい求人の都道府県を指定する事ができます。下記の画像の赤枠部分を設定してみてください。

 

 

都道府県を設定後、さらにページを下にスクロールすると「検索」のボタンが見えてきますので、下記画像の赤枠部分の「検索」ボタンを押してください。

 

 

そうすると、求人情報一覧が表示されているのを見ることができると思います。
「詳細表示」ボタン(下記画像の赤枠部分)を押せばその求人の詳細を見ることができます。

 

 

今回は、「東京都」のみの求人情報を表示したため、データが膨大です。
検索条件を細かく設定する事で一覧に表示される求人情報は絞られてきます。

 

検索条件には様々な設定項目がありますが、企業を探す際に必要な条件項目としては、主に以下の3つになるかと思います。必要に応じて設定してみてください。

 

【就業場所】

 ⇒ 都道府県名だけでなく、市区町村名まで指定することができます。

 

希望する職種

 ⇒ 職種を指定できますので、特定の職種をターゲットにしたい場合に役立ちます。

 

フリーワード

 ⇒ 該当するキーワードにあった情報を絞り込む事ができます。

 

条件を細かく指定する事で何万件もあったデータもかなり絞り込まれるのではないでしょうか?あとは絞り込んだ企業を1件1件見ていき、営業のターゲットとなりうる会社なのか選別していくことで独自の営業リストが作成できるかと思います。

 

求人募集をするということは、その企業が現在成長過程にあり、人材不足、欠員などのために新たな人材を確保しようとしていることを意味します。

 

特にコロナの影響によって売上が落ちてしまっている企業が多く、求人募集も取りやめている所もまだまだ多いです。

その中で求人募集を行っているのであれば、現在でも売上が安定し、企業規模を大きくしようとしているような活気ある会社と捉える事ができるかと思います。

 

そのような企業であれば業務の効率化などのために新しいものを求めている事が多く、少しでもその企業にとってメリットになることがあれば、商談もスムーズに進みます。

 

求人情報を利用して貴方だけの営業リストを作成してみてはいかがでしょうか?

次回は求人情報を簡単に取得できるツールがあるのでそれを紹介していきたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。ぜひ試してみてください!