ある商品を売りたい時、新規に顧客を開拓する際に必要になってくるものがあります。
それは「営業リスト（企業リスト）」です。
テレアポ、飛び込み営業、ダイレクトメール、FAX送付…いずれを行うにしてもまずは営業リストが必要となり、商品を売るために1件1件見込み客に当たっていくのではないでしょうか？
ネット上で探すことができるリスト販売業者や情報調査会社を活用すれば企業情報のリストを入手することができますが、既に完成されているリストを購入するのは決して安い金額ではなく、それなりの費用が掛かります。
入社して間もない新入社員の方、営業業務を始めたばかりの駆け出し初心者の方などは使える予算も少なく、お金はなるべく掛けたくないという方が大半かと思います。
それであればインターネット上にあるサイトを参考にして営業リストを作成してみましょう。
私が営業リスト作成にオススメするサイトは以下の2サイトになります。
(1) ハローワーク
(2) タウンページ
(1)のハローワークは言わずと知れた求人情報を探すためのサイトです。
「なぜ求人サイト？」と疑問に思うかもしれません。ハローワークのサイトを利用した事がある方なら分かると思いますが、求人に関する情報以外にも求人を募集している企業についての詳細な情報も掲載されています。
そのような情報を活用する事で簡単にリスト作成する事ができます。
ハローワークサイトの検索機能には、都道府県の指定や業種の絞り込みなどがありますのでターゲットとする業種やエリアを絞り込む事もできます。
また、求人をしている企業というのは人材不足や欠員の確保、業務の拡大など理由は様々ですが、いずれにしてもこれから成長をしたい、会社を大きくしたいと考えているため、見込みがある企業といえます。いまにも潰れそうな企業よりもこれから大きくなりそうな会社に営業に当たる方がいいですよね。ぜひハローワークサイトを参考に見込み客となりそうな企業を探してみてください。
(2)のタウンページとは全国の企業やお店の情報を網羅した雑誌のインターネット版になります。雑誌のタウンページの場合、自身が住んでいる地域近辺のものしか分かりませんが、インターネット版では、全国全ての会社、お店の情報を知ることが可能です。
サイト上で都道府県や市区町村単位でエリアが指定できたり、細かな業種を指定したりできるので、営業ターゲットになりそうな企業を簡単に絞り込む事ができます。
このように紹介した2つのサイトを利用すれば営業リストがない、どこに営業を掛けたらいいのか分からないという方でも候補となる会社をいくつも見つけられるのではないでしょうか？
ぜひ活用してみてください。
また、これらのサイトを利用する事は企業リストを名簿業者から購入するよりもあるメリットがあります。それは「掲載されている情報が常に新しい」という事です。
インターネットで調べれば新鮮な企業情報が分かるはずですが、移転前の電話番号に営業電話を掛けたり、倒産した会社の住所にわざわざ足を運んで時間を無駄にしていませんでしょうか？そんな古い企業リストを使っているようであれば今すぐ紹介した2サイトでリストを作りましょう。
古いリストを元にさらに企業の移転先を調べたりするのは効率が悪く、時間の無駄ですので、そんなリストは今すぐ破棄した方がよいです。上記サイトを上手に活用するだけで無駄な作業時間を減らして効率よく営業活動ができます。 「行動が変われば習慣が変わる」という言葉のように無駄な行動を減らすことで営業における成功率も変わってくると思いますので、ぜひハローワークとタウンページを徹底活用してみましょう。
次回はこの2サイトをさらに活用して収集時間を短くする方法を紹介していきたいと思います。
この記事が少しでもお仕事の役に立てば嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてください！