24　ボスマネジメントは伝統？

歯科医院の業績をあげようと一生懸命取り組まれている、歯科医師の皆様のマネジメントはどんな風に実施されているのでしょうか？

医院の業績をあげないと、歯科医院の存続生命に関わりますし、スタッフの皆様へのお給料も払えませんね。

一生懸命取り組んでいる事が、スタッフへのボスマネジメントになっていないでしょうか？

ボスマネジメントはこちらから

ボスマネジメントの４つの基本要素

１、ボスは仕事を与え、通常、従業員に相談しないで、従業員の仕事の基準を設定する。ボスは仕事を与え、通常、従業員に相談しないで、従業員の仕事の標準を設定する。ボスは妥協しない。従業員は、ボスが決めたことのように仕事を調節しなければならない。

２、ボスは通常手本を示さずに、仕事をどうこなすか従業員に話す。どうしたらよくなるか従業員の意見を聞くことはめったにない。

３、ボス、または、ボス代理は、仕事の点検（採点）をする。ボスは、従業員に評価させないので、中途半端な質で甘んじる傾向がある。

４、従業員が抵抗すれば、ボスは強制（通常、罰）し、指示したことを有無を言わさず実行させる。こうして、従業員とマネージャーが敵対関係になるような職場をつくる。　　（クオリティスクールp３８より）

全体を見れば、ボス・マネジメントは従業員の欲求よりも、ボスの欲求により一層の関心があることが明らかなのです。

５つの基本的欲求についてはこちらから

これがあまりにも明白であるので、ボスマネジメントは非生産的であることが分かります。

ボスマネジメントが圧倒的に用いられている最も明白な理由は、「伝統」です。強いものにとって、弱い者を支配しようとするのが、「自然」なのです。常にボスマネジメントがなされているので、ほとんどの管理職は自分のすることに疑問をはさまないで、強制しようとしない良いマネジメントが存在することに気づいていないことが多いのです。　強制しない良いマネジメントとは

ボスマネジメントが、昔から続いている、伝統で当たり前のことだと認識されている方が多くいらっしゃると言うことですね。

そのやり方が、はたして最善なのでしょうか？

今までのやり方を見直すことは、組織の発展に効果的でしょうか？

スタッフの皆様が働いてくれて、貢献してくれるからこそ成り立つ歯科経営。

スタッフに感謝をし、働きやすい環境を作っていく事が、経営者としての役割の１つなのではないでしょうか？

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