この度、新しくオーディオインターフェイス"MOTU M6"を導入しました。
購入に踏み切った経緯としては、以前より使用していたオーディオインターフェイス"PRESONUSのSTUDIO 68"が故障してしまった事が原因です。
・LINE入力にノイズが混じる
・ヘッドホン出力端子の接触が悪い
上記の事象に対し、接点復活剤を投入するも根本的な解決には至らず...
分解も試みましたが、解決の兆しが見られなかった為、敢え無く以前のオーディオインターフェイスはお蔵入りとなりました。
エントリーモデルとは言え、数年持ったのであれば充分だったと思います。
このインターフェイスを通して様々な勉強をさせて貰ったので、感謝の一言です。
そんな経緯の下、新たなオーディオインターフェイスの選定に入ったのですが、採用基準は以下の通りです。
1. 入力が3つ以上(ベースで2つ、ギターで1つ、最低3つは必要)
2. 出力系統の音質がそこそこ良い
3. Windows環境に於ける安定性
4. ヘッドホン出力端子が多ければ尚良し
5. 予算は10万円以内
いざ列挙してみると、中々欲張りなスペックですね...
この要望をある程度満たす上で、個人的に気になった機種は、以下の4つ。
①ANTELOPE AUDIO Discrete 4 Synergy Core(中古)
この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。
○DSPを使用し、様々なエフェクトを掛け録り/DAWで使用可能
○出力系統の音質が好評
○入力系統が4つ
○ヘッドホン出力が4つ
×安定性に難有、この点に関しては酷評も散見される
②MOTU M6
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/318391
この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。
○PC出力と入力のバランスをツマミで調節可能
○出力系統の音質が好評
○入力系統が4つ
○ヘッドホン出力が2つ、且つ個別で音量調整可
×Mac環境では安定して使用出来るが、WindowsではPCとの相性が露骨に出ると噂が...
③PRESONUS STUDIO 68c
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/261284/
この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。
○以前使っていた機種のアップデート版なので、導入に支障が無い
○出力系統の音質がクリア系の音で気に入っている
○入力系統が4つ
○Studio oneとの相性が完璧
×同じメーカーの製品なので、目新しさには欠ける
④UNIVERSAL AUDIO VOLT476P
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/314765/
この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。
○アナログ/ビンテージ系のプリアンプ、コンプレッサーを掛け録り可能
○入力系統が4つ
○ヘッドホン出力が2つ、且つ個別で音量調整可
×上位機種"APOLLO"を使用している人が多い故か、この機種はレビューが極端に少ない
様々な点を踏まえて検討した結果、"MOTU M6"を購入しました(画像上の機材、下は以前使用していたSTUDIO 68)。
専用ドライバーを公式サイトからダウンロードし、接続。
何の問題も無く音が出ました、音を出す迄なら"PRESONUS STUDIO 68"よりシンプルで簡単かも知れません。
("PRESONUS STUDIO 68"では、専用ドライバー"Universal Control"をインストールした上で製品登録を行う必要有)
Windowsでの安定性が問題視されていたモデルだけに、支障無く音が出て一安心です。
音質も評判の通り、かなり良いです。
素人の所感ですが、"PRESONUS STUDIO 68"と比較して、
・音質:PRESONUS STUDIO 68≒MOTU M6(割とどっこいどっこい)
・音の立体感:PRESONUS STUDIO 68<MOTU M6
・音のクリアさ:PRESONUS STUDIO 68>MOTU M6
・音のモッチリ感:PRESONUS STUDIO 68<MOTU M6
上記の傾向が感じ取れました。
此処迄来ると好みの領域にはなりますが、色々なオーディオインターフェイスを買って比較してみるもの面白そうです。