"MOTU M6"を導入、インプレッション等雑感 | L'iris0510 blog station

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 この度、新しくオーディオインターフェイス"MOTU M6"を導入しました。

購入に踏み切った経緯としては、以前より使用していたオーディオインターフェイス"PRESONUSのSTUDIO 68"が故障してしまった事が原因です。

・LINE入力にノイズが混じる

・ヘッドホン出力端子の接触が悪い

上記の事象に対し、接点復活剤を投入するも根本的な解決には至らず...

分解も試みましたが、解決の兆しが見られなかった為、敢え無く以前のオーディオインターフェイスはお蔵入りとなりました。

エントリーモデルとは言え、数年持ったのであれば充分だったと思います。

このインターフェイスを通して様々な勉強をさせて貰ったので、感謝の一言です。

 

 そんな経緯の下、新たなオーディオインターフェイスの選定に入ったのですが、採用基準は以下の通りです。

1. 入力が3つ以上(ベースで2つ、ギターで1つ、最低3つは必要)

2. 出力系統の音質がそこそこ良い

3. Windows環境に於ける安定性

4. ヘッドホン出力端子が多ければ尚良し

5. 予算は10万円以内

いざ列挙してみると、中々欲張りなスペックですね...

この要望をある程度満たす上で、個人的に気になった機種は、以下の4つ。

 

①ANTELOPE AUDIO Discrete 4 Synergy Core(中古)

この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。

○DSPを使用し、様々なエフェクトを掛け録り/DAWで使用可能

○出力系統の音質が好評

○入力系統が4つ

○ヘッドホン出力が4つ

×安定性に難有、この点に関しては酷評も散見される

 

②MOTU M6

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/318391

この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。

○PC出力と入力のバランスをツマミで調節可能

○出力系統の音質が好評

○入力系統が4つ

○ヘッドホン出力が2つ、且つ個別で音量調整可

×Mac環境では安定して使用出来るが、WindowsではPCとの相性が露骨に出ると噂が...

 

③PRESONUS STUDIO 68c

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/261284/

この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。

○以前使っていた機種のアップデート版なので、導入に支障が無い

○出力系統の音質がクリア系の音で気に入っている

○入力系統が4つ

○Studio oneとの相性が完璧

×同じメーカーの製品なので、目新しさには欠ける

 

④UNIVERSAL AUDIO VOLT476P

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/314765/

この機材が候補に挙がった要因は以下の通り。

○アナログ/ビンテージ系のプリアンプ、コンプレッサーを掛け録り可能

○入力系統が4つ

○ヘッドホン出力が2つ、且つ個別で音量調整可

×上位機種"APOLLO"を使用している人が多い故か、この機種はレビューが極端に少ない

 

 様々な点を踏まえて検討した結果、"MOTU M6"を購入しました(画像上の機材、下は以前使用していたSTUDIO 68)。

画像

 専用ドライバーを公式サイトからダウンロードし、接続。

何の問題も無く音が出ました、音を出す迄なら"PRESONUS STUDIO 68"よりシンプルで簡単かも知れません。

("PRESONUS STUDIO 68"では、専用ドライバー"Universal Control"をインストールした上で製品登録を行う必要有)

Windowsでの安定性が問題視されていたモデルだけに、支障無く音が出て一安心です。

音質も評判の通り、かなり良いです。

素人の所感ですが、"PRESONUS STUDIO 68"と比較して、

・音質:PRESONUS STUDIO 68≒MOTU M6(割とどっこいどっこい)

・音の立体感:PRESONUS STUDIO 68<MOTU M6

・音のクリアさ:PRESONUS STUDIO 68>MOTU M6

・音のモッチリ感:PRESONUS STUDIO 68<MOTU M6

上記の傾向が感じ取れました。

此処迄来ると好みの領域にはなりますが、色々なオーディオインターフェイスを買って比較してみるもの面白そうです。