◎劇団立命芸術劇場『ロボット刑事』立命館大学衣笠キャンパス学生会館1F小ホール

 

2022年11月5日(土)13時~(約71分)

 

【説明】

世界は酷い環境汚染によって緩やかに滅亡へと向かっていた。残された都市の総督である赤尾は、人にでは無く、新しく開発された『ロボット』に仕事をさせる事でこの窮地を脱する計画を立てた。しかし、刑事の仕事をもらったロボットであるK-1はこの都市の本当の困難に立ち会う事になる...

(「https://twitter.com/ritsugei/status/1582694057297313792?cxt=HHwWgICglYL37fYrAAAA」よりフライヤーや説明を引用)

 

【キャスト】

K-1:真鍋秀平
M-1:東田航太朗
赤尾:黒田智哉
近藤:大海橋ワタル
大垣:山岸舞
木下:東雲
新島:菅田倫代
多田:綴喜ふたば
八難:宮本優希

 

【あらすじ】

世界は酷い環境汚染によって緩やかに滅亡へと向かっていた。点在して残っている都市の一つが物語の舞台。生き残るべき人間を選別するため都市に住む人間は上流階級と下流階級に厳格に分けられ下流階級の人間は原生動物の危険や汚染の被害が酷い都市外の業務に従事させられていた。あまりの待遇に下流階級には反政府分子が発生し武装する者もいた。

都市の総督である赤尾(黒田智哉)は財閥の多田(綴喜ふたば)に開発させたロボットに下流階級の人間の取り締まりや鎮圧をさせることにした。即ち刑事ロボットのプロトタイプ K-1(真鍋秀平)と軍用ロボットのプロトタイプ M-1(東田航太朗)である。

赤尾の側近(副官か秘書かも)近藤(大海橋ワタル)は多田の赤尾に対する馴れ馴れしさをよく思ってはいず多田の排除を進言。赤尾は「多田は利用できる間は利用して、利用できなくなったら大垣と同じようにしよう」と言う。

 

大垣。かつて赤尾のやり方に異を唱えたため、下流階級の少女を助けた際に国家反逆罪で上流階級から追放した青年だった。捕らえようとする近藤を制し「どうせ捕まるさ」とワザと大垣を逃がした赤尾。

 

「あれから三年。逃げられなかったか。。」と独り言ちる赤尾だった。

一方、K-1は精力的に職務を遂行していた。木下(東雲)が銃を所持しているのを察知し捕らえて警察署に連行する。

 

 

 

【感想】

劇団立命芸術劇場は2016年4月の『パンパーズ』が初観劇。以後『ポプコーンの降る街』『想い出のアルバム』『幽霊をきっかけに』『Radio! Radio! Radio!』『お勝手の姫』『真・自殺願望』『ケンジ君ちの熱帯夜』『ダムの見える町』と観劇しています。オリジナル脚本(松岡悠河作)の『ダムの見える町』が一番印象に残っている公演ですね。コロナ渦中も2019年12月開催の『うまれる。』をYouTube にあげてくださったり You Tube公演『コンビニ閑暇』『ラブレター狂詩曲』『となりのキッド・ナップ』『アンドロイド相談室』 を上演されているので拝見していました。コロナウイルス後 YouTube に過去公演をあげてくださっている関西では唯一の学生劇団では無いかなぁ? 他に有りますか? 御存知の方有らば御教示いただければ幸いです。

 

コロナ渦後、一般の観客を入れた有人公演は初めてですかね? こりっちには上がっていないですね(苦笑) 情報宣伝が上回生から受け継がれていない(苦笑)


公演情報解禁も遅いかな(苦笑) 公演初日まで二週間ですからね(苦笑) あくまで観劇客を増やしたいならばですが。公演日だけでも1か月か2か月前には発表しないと。

 

Twitter の公演情報  使い方は相変わらず上手いですけどね(笑) 況してや Twitter に配役まで書いてくださる丁寧さ。それほど劇団員の数が多く無いと思うのですが行き届いていますよね。

 

You Tube公演の『コンビニ閑暇』で拝見した佐藤役菅田倫代さん以外は初見だと思って調べてみたらYou Tube『ラブレター狂詩曲』 『となりのキッド・ナップ』『アンドロイド相談室』で 黒田智哉さんも拝見しています。『アンドロイド相談室』には真鍋秀平さん、黒田智哉さん、東雲さん、菅田倫代さん、宮本優希さんも出演されてますね(笑)

 

盛り上がりに欠けるのでやや退屈と感じたかも。

 

後半ノって言った感じですかねぇ

 

脚本について。

 

「持ち主が道具を選ぶのであって道具は持ち主を選べない」


アクションシーンが無いのが物足りないが立命芸術劇場は会話劇を


和を以て貴しと為す 日本人らしい結末。変に納得

 

出演者にコメントを。

 

K-1役真鍋秀平さん・・・上手い。出てきた時の立ち姿から注目した。偶々かと思ったが実続けているとそうでは無かった。目の動きなど独特のロボット感を出している。劇団ショウダウン『メビウス』などでアンドロイドの役は何度か観ているが STAR☆JACKSのドヰタイジさんに似た感じの演技かなぁ。。映画のロボット役の役者を参考にされてる感じはしてるんですが私はあまり映画視ないので分からん(笑) 『ターミネーター』かと思って予告編を視たが違うみたいだし。『リツゲイ稽古場日誌』に

ただ、先日仲の良い先輩が外部の演劇公演に役者として参加されていたので、私はそれを観に行きました。普段立芸でやるような脚本とは全く異なり難しい内容だけれど、とても面白く、なにより演者の方々がとても楽しそうに演じられていたのが強く印象に残りました。そして観終わった後、「俺も社会人になっても演劇続けたい...!」と思ったのです。
今見ている業界が小売りやブライダルなので、土日も仕事がありなかなか定時で帰られないことが多いと思われます。そもそも働きながら演劇も続けたいという考え自体甘いのかもしれませんが、やはりそれでも役者を続けたいという思いが日に日に強まっています。一応就活はするつもりですが、役者を続けるためにも、もう一度業界や職種、勤務地等を見直さなければなりません。つまり、私の就活は振り出しにもどるというわけです。

(「https://blog.goo.ne.jp/ri2gei/e/d95628b66f9725e2923588aadb7a3d40」より引用)

 

ズボンのチャックの上のほうに服の裾が挟まっていて覗いていたような(笑) これはワザとじゃないよね(笑)

 

M-1役東田航太朗さん・・・元劇団ZTONの土肥嬌也さんっぽい雰囲気をお持ち。言い間違いが二回くらいあったが(笑) 初役者とは思えなかった。たぶんセンスは有りそう。次回観に行く楽しみができました。

 

赤尾役黒田智哉さん・・・威厳や年齢を出していた。 

近藤役大海橋ワタルさん・・・

大垣役山岸舞さん・・・登場された時に、関西小劇場界のフリーの役者押谷崇史さん似のイケメンという印象。前半は滑舌が悪く頭に台詞が入ってきませんでした。声質は良いんですが腹から声を出していない感じでしたね。青臭い考えの大垣が適役ではありましたが。。大垣は幾つなんやろうな。。

木下役東雲さん・・・やさぐれた雰囲気の

新島役菅田倫代さん・・・落ち着いた口調の台詞回し。

多田役綴喜ふたばさん・・・声質は一番好きかなぁ。。財閥と言いながら mad scientist ぽい雰囲気を御持ちの

八難役宮本優希さん・・・ 美人な雰囲気漂う女性役者。

コロナスさんは一回生。 


風靡なれ
拍手喝采
リツゲイに
咲う勇士と
流るさば雲
(「https://blog.goo.ne.jp/ri2gei/e/ce5b73974ee42b54f500f8f23d7a0eda」)


「咲」を笑う

 

 

執筆者【観劇妖怪】自己紹介
https://ameblo.jp/linxslinxslinxs/entry-12342021567.html