◎京都学生演劇祭2018『Bブロック』京都大学吉田寮食堂


2018年9月1日(土)10時半~(約 分)


【説明】

今年で8回目を迎える京都学生演劇祭は、「今、京都で最も面白い舞台をつくる学生劇団はどこか」という問いに答えを出すべく、2010年に始まりました。演劇の面白さは一概には言えないため、「観客」と「審査員」という2つの視点から賞を決めます。学生演劇を盛り上げるための交流・刺激の場として、演じる側も見る側も「楽しかった」と思えるお祭りのようなイベントを目指しています。

(「https://stage.corich.jp/stage/93010」よりフライヤーや説明を引用)

 

○劇団ACT[京都産業大学]『ドグラ な マグラ』 (上演時間約 分)

 

【団体情報】

京都産業大学の演劇部として日々活動する。
年4回の公演を京都で行っていたが、近年は色々あって年3回が恒例化しつつある。嘆かわしい。しかし、そんな現状にも負けず、みんなで仲良く演劇を楽しむことをモットーに、いつの日も笑顔を絶やさず、稽古に励んでいる。

 

 

【説明】

原作、夢野久作。全員自分勝手。でも、これは全部貴方のため、という自分勝手。
人間って賢いようで愚かで、普通なようで狂ってる。

 

【キャスト】

:越野佑其
:しま
:小見川風弥
:スタン・絆泉Jr.
:冷やし中華始めました
:丸えり
:岩城潤

 

【あらすじ】

 

【感想】

劇団ACT初観劇。「ようやく観れた」という感が強いです。


まずは苦言から(苦笑)配役が当日パンフレットに載っていないんですよね。。登場人物がそれなりにいるのに。劇団ACTは京都産業大学公認の演劇団体(演劇部)でしょう。何回公演やってるんよ,と。配役が無いと観客が不便なのが分らないのかな?というのがホンマに不思議です。


主人公の私―語り部の青年―を女性役者が演じていたのですが髪を切っているわけではないのでどう見ても青年には見えない。私は役者根性という点についてはウルサいのでこういうところはマイナスに感じます。本当に青年を演じるつもりなら「切れよ!」と。この段階で本気で演劇をやっているように見えないんですよね。なので評価はその時点で低いです。ふだん良く拝見する小劇場劇団の役者も髪を切ったり減量されたりしている姿を拝見していますから。特に内々の公演では無く演劇祭ー賞レースーに参加しているので余計そう思いましたね。

 

またこういった演劇祭ー賞レースーにエントリーする場合「既製作品で出場する」というのはどうなんだろう?とか。あ,ダメとか言うんじゃなくて「不利になるんじゃないかなぁ」と思ったりするんですよね。よっぽど斬新な演出をするとかしない限りは。。劇団ACTの今回の出場の意図は何だったのかな~,とか思っちゃいました。最後になりますが出演者の演技そのものは良かったと思います。上記をフォローでするわけではなくて。きっちりしたものを観せていただいたと感じました。なので今度は本公演を観に行きたいですね。

 

 

 

 

 

○コシヒカリのナナピカリ『ヘルツシュプルンクラッセルず』(上演時間約 分)

 

     

(「https://twitter.com/koshiitai7pi/status/1030742128979148800」よりフライヤーを引用)

 

【団体情報】
立命館大学生による新ユニット始動。
コシヒカリが毎日の主食です。どうぞよろしく。

 

【説明】

ー時は近未来、宇宙には様々な敵がいる。人類は宇宙からの敵からの襲来を受けながらたったひとつだいじなものを守り抜こうとしていたー
ー名門演劇部に入部した新入生の男と女は名門の熱意ある稽古に負けず劣らず優勝に向けて奇跡の連続を体験する!はず、でした。
そのはずだったんです。。。。

 

【キャスト】

安達勝生:浦谷賢充
今宮早苗:亀田美紀
茂木健介:鈴木達也
中島満:岡本真人
田中みりか:野村千夏
先生/坂本義光:成本晋太朗
ひかる:北田愛海

 

【あらすじ】

少女メイ?が倒れておりレイ?が介抱している。宇宙から異星人が攻めてきている。


というのは劇中劇。レイを演じていたのは三回生の安達勝生(浦谷賢充),メイを演じていたのは同じく三回生の今宮早苗(亀田美紀)。新入生の中島満(岡本真人)と田中みりか(野村千夏)が見学していたのかな?出てきて三回生の注意を聞いている。三回生がミーティングをするから,と去った後,満は先輩たちの演技をディする(笑)みりかは前回公演を観て良かったらしく入部を決めたらしい。そこに先輩のひかる(北田愛海)がやって来て結構オープンな性格なんだけど「先輩より後輩が目立たないように」と釘を刺される(この台詞は今宮だったかも。。)。


用心棒役の役者が感染症で出演できない。演出が役者を兼ねることに。公演当日衣装を運ぶ車が交通事故で衣装が届かない。開演まで三時間半。演出はいなくなる。改稿が終わっていない,という最悪の状況に。公演中止論も出るがOBも来ているし「とにかく衣装なしでやれることをやろう」と。公演が始まるが各自バラバラでひどい公演になる(笑)


茂木健介(鈴木達也)
先生/坂本義光(成本晋太朗)

 

【感想】

最初の劇中劇の場面。「台詞回しが大時代的だな」と思った。「演技も下手」と思いましたがワザとやってるのかな?とか思って観ていました。進むにつれてやはりワザとやっていたみたいで。劇中劇の配役名を言い間違うのは面白いのですが最初まだ名前が分っていない段階でそれをされるとネタとして仕込んだものかホンマに間違えたのか分りにくかった。途中アドリブのところがあったのかな?全体を通して安定感が無かった,というか素人感,場当たり的な感じがした。一度安達勝生役浦谷賢充さん?がマジで笑った感じの場面があって。。こういうのは役になりきってない,と感じるのでマイナスに感じました。ただ勝生が稽古場で怒りかけると早苗や他の出演者がビスコを与えると勝生の怒りが収まるというネタなど小ネタは結構好きだったし脚本をもう一回見直して稽古をしっかりやったら結構面白いものができるんじゃないかと思いました。立命館大学のユニットらしいが月光斜や西一風,立命芸術劇場には属していない方ばかりで結成されたんですかね?安達勝生役浦谷賢充さん?の発声が良かった。ひかる役の北田愛海さんもキレの良い滑舌に通る声,容姿面も含めて魅力のある方だと思いました。田中みりか役の野村千夏さんの発声滑舌がイマイチだったかな。。カワイイお声もしくは独特のお声をされていたと記憶してるので勿体無いな~、と。

 

 

 

 

 

○ゆり子。(京都橘大学 他)『あ、東京。』

 

     

(「https://twitter.com/yu_riko_dot/status/1023910029785612288」よりフライヤーを引用)

 

【団体情報】
主宰が病院の患者のおばあちゃんに「ゆり子」と間違えられた為、旗揚げしたユニット。『「ゆり子」は、一体どんな人だったんだろう』と想像するように、「いま、ここにないもの」に思いを馳せる行為を行う。

 

 

【説明】

『とうきょう』はうまれた。そして、泣いた。産声か、一つになれた喜びか、一人ぼっちに なった悲しみか。これが私達の「愛」の答え。「わたし」と「あなた」と「他の人達」の距 離を測りながら、純愛を貫く。


【キャスト】

はるちゃん:学(劇団洗濯氣)
とうきょう:じゅういち
みーくん:橘佳輝
母:悪玉(劇団洗濯氣)

 

【あらすじ】

怪獣とうきょう(じゅういち)みたいなのが入ってくる。背中には東京タワー(東京スカイツリーだったかな。。)が附いている

 

父母が子供をあやしている。どっちに似ているか?喧嘩。父が母(悪玉)に「好きやで」と。

 

はるちゃん(学)は京都警察署員みーくん(橘佳輝)とつきあっている。

 

東京に感染したら自分で考えられなくなって東京になるらしい。

 

父亡くなる。母親は恋人ができる。インスタ映え初期症状。

 

彼氏との会話。母親は男狂い。


父親の骨を食べる。

 

群馬帝国と京都府警は東京に対抗。

 

家で待ってる。

 

みーくんと母親。

 

母を縛って食べる。

 

「君はこの世がうまくいく方法を知っているか?」「皆が同じ方向向くことだよ」


滋賀県東京になる。大阪・兵庫・京都は?

 

名古屋まで東京に。京都は?東京が接近してくる。

 

映像使っている。1+1=? 1+1=1

 

東京都の映像みーくん戻って来る。台湾に行こう。「私を食べて!私も食べるから」

 

【感想】

 

執筆者【観劇妖怪】自己紹介
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