Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -62ページ目

本日のテーマ「/etc/syslog.conf」

はい、こんにちは☆
Linux大学学長のりなっくまです。
今日は天気が良いですが、寒いですね(;^_^A

では本日の講義をはじめていきます!!
本日のテーマは「/etc/syslog.conf」です。

Linuxでは、カーネルや各種サービスのログをsyslogを通して管理しています。Apache HTTP ServerやSambaなど独自にログを管理しているソフトウェアもありますが、多くはsyslogを利用しています。各ソフトウェアから受け取ったログをsyslogがどのように記録・処理するかは設定ファイル/etc/syslog.conf
で指定できます。syslog.conf の書式は1つの設定を1行で記述し、各行は、


 <メッセージ出力元(ファシリティ)> . <優先度> <ログ出力先>


です。ファシリティはメッセージの出力元です。メールに関するログであれば「mail」、cronに関するログであれば「cron」などと割り当てられています。また、各ログには優先度(プライオリティ)
が指定されています。優先度には、errorやnoticeなどがあります。ファシリティや優先度は「*」を用いることですべてを対象とできます。例えば、


 mail.* /var/log/maillog


は、メールサーバに関するすべてのログデータをファイル/var/log/maillogに記録するという意味になります。また、


 mail.error /var/log/maillog-error


であれば、メールサーバに関するログで優先度がerrorより高いものについて/var/log/maillog-errorに記録するという意味になります。


はい、今日はここまでです。
復習しておいてくださいね!!

では☆

本日のテーマ「make oldconfig」

はい、こんにちは☆
Linux大学学長のりなっくまです。
今日は途中で雨降られて、マツキヨで傘買いました。


今日のテーマは「make oldconfig」です。

カーネルのどの機能をカーネル本体に取り込むか、もしくはカーネルモジュールとして利用するか、といった設定は、.configファイルに記録されます。

新しいバージョンのカーネルにアップグレードしたい場合、もし新しいカーネルに旧バージョンには存在しない機能が搭載されたとすると、旧.configファイルにはその設定項目は存在しないので、そのまま新しいカーネル用設定ファイルとして流用することができません。

新しく加わった部分だけを設定できると便利です。make oldconfigを実行すると、すでに存在する旧設定ファイルに従ってコンフィギュレーションを行い、新しく加わった部分だけを手動で設定できます。


というわけでした。


今日も雨にも負けずLinux道を突き進みましょう(^∇^)

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