本日のテーマ「/etc/syslog.conf」
はい、こんにちは☆
Linux大学学長のりなっくまです。
今日は天気が良いですが、寒いですね(;^_^A
では本日の講義をはじめていきます!!
本日のテーマは「/etc/syslog.conf」です。
Linuxでは、カーネルや各種サービスのログをsyslogを通して管理しています。Apache HTTP ServerやSambaなど独自にログを管理しているソフトウェアもありますが、多くはsyslogを利用しています。各ソフトウェアから受け取ったログをsyslogがどのように記録・処理するかは設定ファイル/etc/syslog.conf
で指定できます。syslog.conf の書式は1つの設定を1行で記述し、各行は、
<メッセージ出力元(ファシリティ)> . <優先度> <ログ出力先>
です。ファシリティはメッセージの出力元です。メールに関するログであれば「mail」、cronに関するログであれば「cron」などと割り当てられています。また、各ログには優先度(プライオリティ)
が指定されています。優先度には、errorやnoticeなどがあります。ファシリティや優先度は「*」を用いることですべてを対象とできます。例えば、
mail.* /var/log/maillog
は、メールサーバに関するすべてのログデータをファイル/var/log/maillogに記録するという意味になります。また、
mail.error /var/log/maillog-error
であれば、メールサーバに関するログで優先度がerrorより高いものについて/var/log/maillog-errorに記録するという意味になります。
はい、今日はここまでです。
復習しておいてくださいね!!
では☆
Linux大学学長のりなっくまです。
今日は天気が良いですが、寒いですね(;^_^A
では本日の講義をはじめていきます!!
本日のテーマは「/etc/syslog.conf」です。
Linuxでは、カーネルや各種サービスのログをsyslogを通して管理しています。Apache HTTP ServerやSambaなど独自にログを管理しているソフトウェアもありますが、多くはsyslogを利用しています。各ソフトウェアから受け取ったログをsyslogがどのように記録・処理するかは設定ファイル/etc/syslog.conf
で指定できます。syslog.conf の書式は1つの設定を1行で記述し、各行は、
<メッセージ出力元(ファシリティ)> . <優先度> <ログ出力先>
です。ファシリティはメッセージの出力元です。メールに関するログであれば「mail」、cronに関するログであれば「cron」などと割り当てられています。また、各ログには優先度(プライオリティ)
が指定されています。優先度には、errorやnoticeなどがあります。ファシリティや優先度は「*」を用いることですべてを対象とできます。例えば、
mail.* /var/log/maillog
は、メールサーバに関するすべてのログデータをファイル/var/log/maillogに記録するという意味になります。また、
mail.error /var/log/maillog-error
であれば、メールサーバに関するログで優先度がerrorより高いものについて/var/log/maillog-errorに記録するという意味になります。
はい、今日はここまでです。
復習しておいてくださいね!!
では☆
本日のテーマ「make oldconfig」
はい、こんにちは☆
Linux大学学長のりなっくまです。
今日は途中で雨降られて、マツキヨで傘買いました。
今日のテーマは「make oldconfig」です。
カーネルのどの機能をカーネル本体に取り込むか、もしくはカーネルモジュールとして利用するか、といった設定は、.configファイルに記録されます。
新しいバージョンのカーネルにアップグレードしたい場合、もし新しいカーネルに旧バージョンには存在しない機能が搭載されたとすると、旧.configファイルにはその設定項目は存在しないので、そのまま新しいカーネル用設定ファイルとして流用することができません。
新しく加わった部分だけを設定できると便利です。make oldconfigを実行すると、すでに存在する旧設定ファイルに従ってコンフィギュレーションを行い、新しく加わった部分だけを手動で設定できます。
というわけでした。
今日も雨にも負けずLinux道を突き進みましょう(^∇^)
Linux大学学長のりなっくまです。
今日は途中で雨降られて、マツキヨで傘買いました。
今日のテーマは「make oldconfig」です。
カーネルのどの機能をカーネル本体に取り込むか、もしくはカーネルモジュールとして利用するか、といった設定は、.configファイルに記録されます。
新しいバージョンのカーネルにアップグレードしたい場合、もし新しいカーネルに旧バージョンには存在しない機能が搭載されたとすると、旧.configファイルにはその設定項目は存在しないので、そのまま新しいカーネル用設定ファイルとして流用することができません。
新しく加わった部分だけを設定できると便利です。make oldconfigを実行すると、すでに存在する旧設定ファイルに従ってコンフィギュレーションを行い、新しく加わった部分だけを手動で設定できます。
というわけでした。
今日も雨にも負けずLinux道を突き進みましょう(^∇^)