続きまして・・・
SECRET LETTERS
この曲でも、キーを上げていたけど、節回しを深く歌い上げていた。低い部分から高い部分へと上がっていくところが、暗雲が立ち込める中、天空へと続く階段を上っていくかのような情景に感じた。
HYDEさんの右上から照らされる白いライトが雲間から差し込む陽の光のように見えて、神々しくさえ思えた。
高音部で震える声がハンドベルのように透き通っていた。
最後に「thank you・・・」と。
小さな声で、零れ落ちたように感謝の気持ちを伝えてくれるのが嬉しかった。本心で語ってくれているようで。
この日の会場の雰囲気は、HYDEさんがファンに歩み寄ってくれている印象だった。圧倒的な存在感で見惚れてしまうようなオーラを湛えているにも関わらず、客席と会話したり、笑いかけてくれたり何だかすごく人間的な感じがして、すごく自然体でいてくれているように思えた。
HYDE本の発売と合わせて、一人の人間として音楽やファン、業界と向き合いたいのかも。と思ったり。この変化がどうやってまた新しい曲に反映されていくのか、それも楽しみ。HYDEさんの世界をより幅広く表現してくれる気がして。
彼の曲を聴いて思うのが、「どういう人生を歩んできたらこんな風な世界を表現できるんだろう」「彼がいる世界はどんな景色が広がっているんだろう」ということ。神格化しておきたい部分もないわけではないけど、より人間的な部分を見たいから、今後の内面が垣間見える瞬間をまた間近で体感したいと思えた。
曲が終わって、手持ち無沙汰に椅子をゆらゆら揺らすHYDEさん。
JINさんの方を見て、「準備があるからちょっと待ってね。」と。その間、JINさんはケーブルみたいなものを引っ張ってゴソゴソ・・・
何してるんだろ?と思っていると、
♪HAPPY BIRTHDAY~♪の音楽が奏でられる。
その途端、わぁ♪っと会場から歓声が沸き起こり、会場中がひとつになってHAPPY BIRTHDAYを合唱♪
照れくさそうに笑うHYDEさんが可愛かった。
すごくアットホームな雰囲気で、このイベントならではの空気感を味わえて幸せ。
おめでとう、とお祝いさせてくれてありがとう!が入り混じっていた。
そして、ケーキが運ばれてくる・・・
と!!
同時に花束を抱えて出てきたのはK.A.Z.さんっっっ///
うわぁぁぁ!!!!!!!!!!!!
サプライズ~~~!!!!!!
黒と赤(?)のボーダーのニットセーターにグリーンのパンツだったような(グリーンと赤だった記憶はあるんだけど、それがどういう組み合わせだったか覚えていないというwwどうなってるの、私の脳みそwwwwwwwwwww)
ラフな感じにフラフラ~っと登場してきました。
手には、持て余すくらいの大きな花束。
黄色のカラーリングでまとめられていて、ユリとかが入っていたような気がする。
ケーキは大きなワゴンに乗せられていて、ステージ中ほどまで運ばれてくれる。
(∂∀6)<吹いていいの?
って聞くHYDEさんに向かって、K.A.Z.さんがどうぞ~と手を差し出して、敬礼。
それに応えて敬礼を返すHYDEさん。一度客席を振り向いて、ニコッとしてケーキにフーッ (∂з6) =3 iiiii
まるで少年のよう///
ステージ上には大の大人の男が6人もいるのに、なんでこんなにあったかいのww
むさくるしさのない、少年のようにはしゃぐメンバー。可愛かったぁ///
K.A.Z.さんがケーキを紹介してくれようとしたんだけど、
K.A.Z.さん<あ、これ皆見えないよね?えっと・・・これはHYDEって書いてあって、これは・・・ヒゲ生えてるの??
(∂∀6)つ[THE HYDE] 「これ。」ってwww
ヒゲて何wwwちょっと、なんなの、その天然炸裂ぶりwww
ほんわかムードに思わず笑みがこぼれる///
・・・後ひとつはHYDEのロゴって言ってたかな?
HYDEさんが食べようとするも、フォークとかはなし。スタッフさんが慌てて持ってきたけど、それより前にパクッ(*∂∀。6)クリームつけてお茶目なところも見せてくれました♪
(*∂∀6)<これ、後でHYDE ROOMで皆も食べられるようにしてるんで。だから3つも作ったんです。皆、食べていってください♪
(∂∀6)<あ!みんなで写真撮れるかな?○○さん!どお!?
客席の電気つけちゃってください。MAXにつけてもらっちゃっていいですよ。
端っこは入らないかもしれないけど・・・
端っこからブーイング。
ま、私もしましたけどww端っこだったから。上手寄りと下手寄りと2枚撮ってよ!という気持ちを込めて吠えておりましたww客電目いっぱい明るくしてくれたのは嬉しいけどさ・・・w
カメラさんが魚眼レンズを使ってパチリ。
それを確認したHYDEさんは
(∂∀6)<端っこのほうが魚眼でゆがんじゃってるけど。ほら、記念だから!
って・・・えぇぇっ!!悲しいんですけどw
仕方ないのは分かるけど~~歪んでるって。。オイw
結構、ぶーぶーアピールしたけど、想いは通じず。淡々と撮られて終了しましたw
写真撮影も終え、花束を抱えたHYDEさんが椅子につくと、K.A.Z.さんがYUKIちゃんとHYDEさんの間に座ってギターを構える。
おぉっ!弾いてくれるのね~!と喜んでいると、
(∂∀6)<カズくん、何してるの?
(カズさんがHYDEさんに向けてチューニングしている仕草を見せる)
(∂∀6)<チューニングしてんの?
カズさん、頷く
(∂∀6)<チューニングしにこんなとこまで来たの?w仕事だって言ってたのにwオブリのリマスタ(?)終わったんだ。
カズさん、笑いながら頷く
(∂∀6)<ラルクと同じ頃に出そうって言ってたのに。ラルクはもうリリース決まったよ?
ほんわかエピソード。
2人がお互いのバンドを大切にしつつ、その上で2人の音楽を創り上げていっているんだなぁ、とそんな関係が垣間見えた事が嬉しかった。
それぞれ他のバンドを抱えてるメンバー同士が、どういうバランスでVAMPSを築いているのか・・・不安にも似た興味があったので、この目で、この耳でその関係を感じる事が出来て少し安心した。なんていうか、言葉を選ばないと、W不倫的なイメージだったものでww愛人(=VAMPS)といるときは熱愛なムードをかもし出していて、本妻の話はあまりしないものかと。なのに、こうも自然に本妻の話題に触れられることは、本妻と愛人のバランスとしていい関係なんだなと感じたりして。
(∂∀6)<カズくん、今日ボード滑った?
K.A.Z.さん<きょうはまだ。
(∂∀6)<今日ってことは、昨日は滑ったんだ?
K.A.Z.さん<うん。
(∂∀6)<ボード3枚とも持ってきたの?
K.A.Z.さん<うん。
(∂∀6)<どれが調子いい?
K.A.Z.さん<ぜんぶ。
wwwwwwwほっこり。
なんとまぁ、ゆるい会話だこと。
ほにゃほにゃの2人が話してたらこうなりますよね~。
DICTのオフ会に未だ参加できずの私には新鮮で、思わず顔が緩んでしまうやりとりでした。
そして、K.A.Z.さんもギターで参加してLIVE再開。
THE CAPE OF STORMS
ここで、ものっすごいバックスクリーンの歌詞をガン見してた気がするwwww
でも、お陰ですごく力を込めて歌えてた気がする。
すごく伸び伸びと自由に歌っているようで、歌を、歌詞を大事にしているというより、今の自分の感情だったり、テンションを先行させて歌っているような印象だった。
HYDEさんが、まるで自分のために歌っているように。
最近のHYDEさんは、よく歌う事が楽しくなってきたといってくれる機会が増えてきたけれど、本当にそんな感じだった。歌う事に陶酔するかのようで、聴いていてジンときた。ありのままのHYDEさんがそこにいるような気がした。
ここでまた本の話だった・・・ような?
(∂∀6)<次は、夢で彼女(?好きな人?)と会う曲です。そういうシチュエーション好きなんですよね。
SHALLOW SLEEP
この曲もすごく好き///
やっぱり、ハイドソロの初期3部作は格別に美しい。
儚く、寂しさの込み上げる静寂の世界に、触れたら壊れてしまうような音色を積み上げていく感じ。
実際はもっと音色豊かなんだけど、どうしてもそんなイメージが離れない。
HYDEさんの曲には白いイメージが広がるので、そこに身を委ねるのが心地良い。
曲の、夢の中で感じる幸福感は現実離れした浮遊感を携えていて、あの場にいた私も同じように夢心地でいたから、ふわふわとした状態がシンクロしていて、気持ちがよかった。
歌い方もすごく安心感があって、時が止まればいいのに。と本気で思った。
(∂∀6)<HYDE ROOMに、今日の目玉にもなってるんですけど、僕のライフマスクがあるんですよ。鬼の型をつくるのに、僕の顔で型をとって作ったんですけど、それをまた石膏にして。触れるようになってるんで。髪が短いのと長いのがあるんですけど、壊れやすいので優しく触ってね?ちゅーはしないでくださいwいや、してもいいんやけど、みんな、他の人がした後って嫌やろ?www
僕に触れるんで、楽しみにしててください。
(∂∀6)<次で、最後の曲になりました。
UNEXPECTEDっていう曲は「出会いの曲」なんですよね。だから、みんなで歌って欲しいなって。(みんなで歌うの好きなんですよ、とも言っていたかな?)
今日は来てくれて本当にありがとう。
UNEXPESTED
“Unexpected Promises woven”の部分をみんなで合唱。
くりかえし・・・くりかえし・・・会場の呼吸がひとつになって曲を織り上げていく。
うぅ・・・泣ける。感無量ってこういうときのことを言うんだろうと思った。
HYDEさんの近くで、私達のほうから曲に乗せて想いを届けることができて。
楽器の音が消えた中で、色んな思いの詰まったファンの声がHYDEさんの耳に届いているのかと思うと、すごく特別な空間を共有できているんだという想いに駆られてまた涙が出てきてしまった。
それをとても優しい眼差しで見つめるHYDEさん。すごく優しい歌声で包んでくれて、一人一人に目線を配ってくれるかのように会場中をゆっくりと見渡してくれる。ファンの愛と、それに応えてくれるような仕草や歌声が温かい雰囲気を醸し出していた。
この場に立ち会えたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいだった。
このHYDEさんが生を受けた日にこの曲をともに歌えた事はずっと忘れられない経験になった。
なんとも言えない安心感にも包まれて、最後の一音が消えた・・・
「ありがとう」
優しく、包み込むような雰囲気を湛えたまま、終演を迎える。
ステージの端々まで来て、手を降り、ファンに目線を落とし、拍手をするHYDEさん。
上手の端っこにいた私の目の前にも来てくれて、本心からの優しさを感じた。
間近で見たHYDEさんの肌はやっぱりもちもちたまご肌で本当にキレイだった。
下がった目尻も優しくて、HYDEさんの素顔が見えた感じだった。
最後は
(∂∀6)<来てくれてありがとう。この後は、HYDE ROOMで(石膏で)会おうね!あ・・・行かないけどね!行かないけど。
と言いながらステージから去っていきました。
本当に、本当に、ありがとう。
音楽を続けてくれて。
こんなにキレイな曲を届けてくれて。
今日という日を設けてくれて。
本当にありがとう。
最後は、「ありがとう」でいっぱいだった。
「おめでとう」を言いたくて、参加したはずなのに。
そう、思わせてくれてありがとう。
たくさんの感謝をこめて。
ありがとう。