♪2012.01.29~30 ROENTGEN NIGHT@苗場①♪ | ** C'est La Vie ** ~りん。の戯言日記~

** C'est La Vie ** ~りん。の戯言日記~

『猫に追われる、虹追い夢烏』


** C'est La Vie ** ~りん。の戯言日記~-ipodfile.jpg         ** C'est La Vie ** ~りん。の戯言日記~-ipodfile.jpg
行ってきました、ROENTGEN NIGHT in苗場プリンスホテル♪

記憶がすり抜けていかないうちに感想を残しておこうと思います。

ただ、メモもとってないし、雰囲気を味わう感じだったので、間違っているところや抜けているところがあると思いますので、あしからず。&ご指摘いただければ幸いです。


開場:15時、開演:16時の予定だったけど、チェックイン:14時からというキツキツなスケジュール、かつ、まったくチェックイン列が全く進まないこともあって16時には間に合うわけもなくw

開演したのは16:21でした。


開演前、ステージには中央にHYDEさんの座る白い丸椅子。そのサイドにLEDの燭台。

ステージは全体が黒くて、サイドから後方にかけてあった長い台にはLEDの長い蝋燭が飾られている。

会場内にはROENTGENのenglish ensembleが流れている。

私の席は上手側端の5列目でスピーカーの目の前。低く流れる声が響いてくる。

ステージの近さへの興奮と、身体に響いてくる振動で更に鼓動が加速する。



そして、

16:21【暗転】


UNEXPECTEDが響き渡る中、3名のスタッフさんがステージに小さいサイズの蝋燭を並べていく。

HYDEさんのサイドテーブルや、長い台、JINさんのテーブルへと一つ一つ。

闇に一つずつ光を灯していく。

後方の暗幕の間からメンバーが登場。

落ち着いた頃に一足おいてHYDEさんが登場。会場内が一気にざわめき立つ。

胸に秘めていた、それぞれの期待や高揚をぶつけるような歓声が飛び交う。


そんなファンの想いを受けて、ゆっくりHYDEさんが席に着く。

片手に本を持っているよう。



A DROP OF COLOUR

あ、曲順変えてきてるんだ・・・と。

歌い方はちょっと癖が付いている感じ。

ROENTGENは白く透き通るイメージだったけど、それに比べて、節回しのアクセントに癖をつけているのが目立つ。

元々のイメージは薄幸の美少年といったものだったので、力強い歌い方に少し衝撃を受けた。でも、『進化』している事が嬉しかった。

気になったのは客席後方のバックスクリーンに歌詞が映し出されていたことw

サングラスかけていたのはこのため?wwでも、安心して歌ってくれるなら、歌詞が出てても許せる♪



会場が明るくなってHYDEさんが浮かび上がる・・・

黒髪で、長さは秀樹ヘアーくらい。カールはしてないけど、軽く後ろに流している。

黒のサングラスを着用。

ピアスは右耳につけていたやつは長く垂れ下がるタイプだったけど、良く見えなかった。他のアクセサリーは記憶できず・・・

上に着ていた長袖のブラウスは青く透ける素材で袖口が広く広がっている。黒いベストを上に着ていた。

インナーは白い?タンクトップで襟ぐりに原色の模様が少しある感じ。

黒いパンツにブーツ姿。手には黒の皮手袋。



(∂∀6)<こんばんわ。今日はわざわざ来てくれてありがとう。雪すごかったでしょ?大丈夫だった?ROENTGEN NIGHTにようこそ。NIGHTっていう時間じゃないけどねwこんなに早くて、最初は嫌やなって思ってたんですけど。でも結局この後呑めるからいいかと思って。あ、今日ぼく誕生日なんですよ。


会場<おめでとー!!

(せっかくなので、この日ばかりはお祝いの言葉は本人に直接言いたくてtwitterでも言わなかったので、思う存分伝えておきましたw)


(∂∀6)<ありがとう///(すっごい嬉しそう♪)今まで、祝ってもらったことないから。20年分言ってね?


会場<おめでとぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!


(∂∀6)<ありがとうw

(まさか、本当にメンバーのLIVEでのサプライズパーティーが羨ましかったんじゃ?かわいいぃぃぃぃぃ)


(∂∀6)<誕生日だから、いっぱい呑めるかなって。だから、早めでもいいと思ったんですよね。

今日はいっぱい呑もうと思います。


入場時に手にしていた本のようなものはiPadだったようで、開いてみたものの・・・

(;∂∀6)<フリックしようと思ったのに、できないww

(慌てて右手の手袋を外すw)だからもう、なんなのこの可愛さ///開始5分で憤死寸前hshs///

(何かフリックして確認しているようで・・・)


(∂∀6)<さっきの曲はA DROP OF COLOURというんですけど、四季の移り変わりを歌っているんですよね。四季があっていいなって。キレイだなって。最近、日本が好きなんですよね。HONEYって曲があるんですけど、あれはL.A.・・・あ、ロサンゼルスのことをL.A.っていうんですけどwそういうところを歌ってて。昔すごく好きだったんですよね。行く度に、「こういうところに住みたいなぁ」って思ってて。そういうところに好きな人を連れて行きたいなっていう曲だったんです。今歌ったら、「湿った~♪」とかってなっちゃうんでしょうねwもう、ああいう曲は作れないですねww話はずれましたけど、四季があるっていいなって。冬には「春になったら桜が咲くんかなぁ~」って思って。でも、ずっと夏だったら飽きると思うし。


(なんで春になったらって話してたのに、夏だったらの話にいきなり飛んじゃうの~w)


またフリックして・・・

(∂∀6)<今日は淡々といきますよ。


会場<え~


(∂∀6)<ええやん、たまには。好きにさせてぇや。



WHITE SONG

私にとってのこの曲の音のイメージはしんしんと雪が降り積もるような感じ。

真っ白い世界で空を見上げると雪が静かに舞い降りてくるような情景。降り積もる白い雪が幸福を象徴しているようですごく目の前が明るくなる感じ。

それがこの雪深い世界で聴けたことが嬉しかった。目をつぶると浮かぶさっきまで見ていた白い景色にこの歌が重なって、曲の深みが増した気がする。

この曲も少し太い感じに聴こえた。なんというか、薄幸の美少年が成長して大人になったような。。それでも高音部はきれいに伸びて、鈴の音のように澄んでいたのが印象的だった。たぶん、キーを上げていたように思う。

1曲目の終わりには「ありがとう」と2曲目の終わりには小さく「おおきに」と一曲ずつ感謝の気持ちを伝えてくれるのが嬉しかった。



(∂∀6)<WHITE SONG、冬の曲ですね。ROENTGENてね、冬が似合うと思うんですよ。だから、こんなとこでLIVEすることになったんですけど。(今まで?)富良野でもやってたんですけど、富良野だとみんな来るの大変かと思って。そうは言っても、ここも大変だったと思うけどw今日来てる人は相当コアな人たちですよねwwありがとう。

冬って、僕にとって温かいイメージなんですよね。いや、寒いんですけど、例えば、外から部屋の明かりを見ると中は(中には家族がいて、とも言ってたかな?)温かそうな感じがして。みんなで集まってお鍋したりするのも、そういうところで冬って温かいイメージなんですよね。だから、冬が好きで、こういうところでやりたかったんです。

ここ、昨日までゴスペラーズさんがやってて、明日からは松任谷さんがやるんですよね。何日間かずつ。なのに、この日だけ空いてたって言う。(ちょっと嬉しそうw)だから、こんなに早い時間なんです。僕も、今度は何日かずつやろうかなぁ。

雪が好きなのは、街が覆われてリセットされる感じも好きなんですよね。僕が住んでたところではそんなに降らなかったから、余計に嬉しいんだと思うけど、真っ白になって、新しく一年が始まるような、そんなところが好きなんです。

もう一曲、冬の曲聴いてください。



すごい沢山水飲んでた・・・モニョモニョ口ごもる事も多くて(それはいつものことかww)

緊張してるんだなぁ、と思っていたけど、まさかこれがあんなことに繋がろうとは!



ANGLE'S TALE

・・・めっちゃキー上げてた(゚д゚)!

最高音の部分があまりキレイに出ていなくて残念だった・・・

でも、「なぜこの腕は羽根じゃない 貴方をただ見上げるだけ」の部分が手の届かないものを切望するようかのように切なく、力強く歌い上げられていて胸が締め付けられるようだった。

「貴方」というのが単に特定の人物を表現してるのではなくて、「憧れている何か」を象徴している気がして。

HYDE本発売は、私の中では「ファンが抱いている理想と現実の狭間で苦しくなった上での決断」だったのではないかと思っていたので、「貴方=手に入れ難いギャップのない世界」のような気がして、HYDEさんが今の地位にいることで失ったものを思っている気がして、少しだけ苦しかった。

考えすぎだと思うけど。

ROENTGENを作った時よりもHYDEさんの周りの環境はどんどん変化していて、良くも悪くも強くならざるを得なかったのかな、って思った。そうやって、自分の身を削って曲を創り上げているのかと思うと、彼が音楽を続けていてくれているだけで感謝の気持ちでいっぱいになった。



(∂∀6)<ANGLE'S TALEはクリスマスの曲なんです。誰も歌わないけどw・・・暗いかww

当時は、『クリスマス!』って言うのかっこ悪いと思ってたんですよね。だからこうなったんですけど、もうね、今となってはどうでもいいんですよww『Hurry X'mas♪』とか言ってるしww

『TALE』って、よく言われるんですけど、『しっぽ』じゃないんですよ。『物語』なんですよ。


(∂∀6)<僕、『寶井 秀人』って言うんですけど、『寶』って難しい方の字を書くんですよ。小さいころは簡単な方を使ってたんですけど。こっちに直したんですよ。て言っても、難しい方が正しいんですけど。親とかもずっと簡単な方を使ってたから、僕もそうしてたんですけど、戸籍とかも難しい方なんで、戻したってことになるんですよね。


会場<ひでちゃーんw


(*∂∀6)<www(苦笑)


唐突過ぎて笑ったww何でいきなり名乗ったのww

そして、なぜそんなに『寶』の説明に熱いのww

本名を公開した照れ隠しなのかなんなのか、言い慣れないネタにこんがらがってる様子が可愛くて可愛くて///ごちそうさまでした///



・・・ここで本の話をし始めたんだったかな?

(本の話はまとめて後で書きます)


(∂∀6)<じゃあ、ちょっと雰囲気を変えて・・・

(サングラスを外す)


会場<きゃーーーー○¥■×△÷ξ◎!!!!!!!(大歓声)


ナチュラルな感じのメイクで(少しだけアイライン引いてたかな?)、すごく優しい表情だった。ちょっと照れた笑いも浮かべて、本当にもう少年のようだった。。40過ぎて、あのピュア感はいったい何なんだ!?って突っ込みたくなるような感じでしたww



(∂д6)<EVERGREENは友達を思って作った曲なんです。その友達はガンで亡くなって。最初に組んだバンドのベースの人なんですけど、会う度に痩せていって。ちょうどリリースされる前に亡くなって、彼ならこう思ってたんじゃないかと思って創りました。本当はどう思ってたか分からないけど、いつか・・・いつか、会った時に聞いてみたいと思います。



EVERGREEN

あぁ・・・やっぱりオリジナルが大好きだ・・・

ソロを始めると知ったとき、不安で仕方がなかった。でもこの曲を聴いた時、HYDEさんの中に流れる世界はラルクやhydeだけでは表現しきれないものだと分かって、肯定的に捉えられるようになった。すごく大切な一曲。

さっきまで、MCの中であどけない笑顔やくったくのない表情を浮かべていた人が、一気に、繊細で触れると壊れてしまいそうな儚い世界を描く。アコースティックとはいえ、一気に静寂を伴った情景が広がって、表現力の豊かさに感動した。音楽の知識のない私にも、ここ最近のhydeさんの表現力の飛躍は分かる気がする。一音一音大切に歌っているのが分かって、本当に素敵だった。いつまでもこの世界に酔いしれていたいと本気で思った。



(∂∀6)<まだね、メンバーからお祝い言われてないんですよねwなんかこう、バンドっていうか、芸能界ってみんなでタイミング合わせてせーのでお祝いするみたいな感じがあるから、まだ祝われてないんですよね。会っても、何も言われない、みたいなwだから、みんなのほうが先です。


会場<おめでとー♪


(∂∀6)<ありがとう!


会場<おめでとぉぉーー♪♪


(∂∀6)<ありがと、はいありがと。(←詳細覚えてないけど、歓声を終わらせたいときは何か「はいはい」みたいなリアクションになってたw)


・・・ここでまた本の話だったかな?



(∂∀6)<2曲、聴いてください。



OASIS

少しダークな世界へと誘われる。

雰囲気とHYDEさんの世界に酔いしれた中で、色気にあてられる。

ちょっと癖をつけて歌う感じがHYDEさんを取り囲む蝋燭の光のゆらめきと合わさって、ドキドキする。

頭の中を支配されたようにただ音に酔いしれる状態。

ブーム型のマイクスタンド(っていうのかな?アコギとか弾く時に使うような途中で折れるタイプのマイクスタンド)の支点部分に右手を置いて、左手は椅子について、すこし気だるそうな姿勢で歌ってるのが印象的だった。それでも、しっかりお腹から声が出ている感じで、ブレがなくて圧倒されてしまった。



NEW DAYS DAWN

深い世界観が続く。

DAWN=夜が明けるといった意味なのに、あまり明るくない表現がずっと気になっていた曲。ROENTGEN発売当時は、くわしく解説とかを読んでいなかったので、この曲はどういった意味なのか、ずっと気になっていた。

新しい日々の夜明けを示唆しておきながら、明けた夜は決して光だけに満たされた場所ではないというようなイメージで、この曲も「苦しい現状から脱せない」HYDEさんを表現しているような気がしていた。曲の真意を聞きたかったけど、やっぱりこの曲を生で聴いた感想も、その感覚を強めるものだった。ANGLE'S TALEしかり、HYDEさんの心情がそのまま音になっているんだろうと。

なんだか、それを受け止めているような気分に勝手になっていた。

いちファンとして、彼の創る音楽をありのまま感じていたいと思った。苦しいものであっても、飾る事のない、そのままのHYDEさんを。

歌い終わりには「thank you」と。



歌い終わって、こまめに水を含むHYDEさん。

と、前のほうの席に席をこらえているファンがいたのか、

(∂∀6)<咳をするなら今だよw静かだと、しづらいよね。今なら、咳したり、鼻啜ったりして大丈夫だから。お水持ってる?

(はぁん・・・超優しい・・・しかも、しっかり客席を見ていてくれている事が改めて分かって、嬉しかった♪)

(∂∀6)<僕ね、ちょこちょこ水飲むんですよ。リハの時もこの調子で飲むから、終わった頃にはペットボトル5本分とか空いてるんですよ。こんなに飲むから、トイレとか行きたくなるんですよねw

(;∂д6)<・・・・・・・トイレ・・・行ってきていいすか///


wwwwwwwwwwwwwwwwwまぢwwwwwwwwwwwwwwww

い、いや、全然いいんだけど、まさかのLIVE中の退席wwwwwwwww

ちょっと、可愛すぎるわ///

なんか、いつから我慢してたんだろう?とか考えちゃって、母親のように「我慢しなくていいのに~、大丈夫だった?」という気持ちになってしまったw


そして、ガチでおトイレタイム♪

その間のつなぎをju-kenに託し、そそくさとトイレに消えるHYDEさん。

残されたju-kenは、「すいません、うちの大将がいなくなっちゃったんでwえ、俺こういうのよわいんですけど。」とかなり戸惑っていたwでもやっぱり、HYDEさんを大将と表現するってことは後輩君の前では立派なリーダーであり、尊敬される人なんだなぁ、なんてしみじみ思った。ファンのフィルターでは可愛さが先行してしまうから、そんな風に感じられるju-kenの距離感が少し羨ましく思える一瞬だった。

その後、困ったju-kenはHYDEさん不在の時間をサポメンの告知タイムにすることに。YUKIちゃんと淳士くんがLIVE等々の告知をして時間をつぶす。淳士くんの話の途中でようやく大将ご帰還w

会場からは「すっきりしたー!?」「手洗ったー!?」などのツッコミがww


少し照れくさそうに席に戻ったHYDEさんは

(;∂д6)<なんか途中だった?大丈夫?  などと周囲を気遣いつつ、会場のツッコミに対しては

(∂д6)<トイレなんか行ってないもん。打ち合わせしてたんやもん。僕のは飾りですからwただついてるだけだからww


HYDEさん美少女説再び。

ナニが飾り物でも、性別女子でも頷けるわ!と思ったのはきっと私だけではないはずww


(∂∀6)<僕、今日誕生日なんですけど


会場<おめでと~♪♪


(∂∀6)<何度も言わしたるw


会場<おめでとぉぉぉ~~~♪♪♪

(何度でも言いますよ、えぇ。だって、やっと許されたお祝いの日だもの。直接言わずして、なんとする!)


(∂∀6)<誕生日とかね、打ち合わせで「HYDEさん、ケーキのタイミングどうします?」とか聞かれてw俺に聞く~?ww「もう、ここしかないやろ!」ってww

(またお水ゴクリ。)

(∂∀6)<そういえば昔、知り合いのおっちゃんと歩いてて、「おっちゃん、お腹空いた~」って、あ、違う。「おっちゃん、喉かわいた~」って言ったら、おっちゃんが、「ツバ飲んどき!」ってww「ツバ飲んどき!」って、えぇ~って。優しいおっちゃんだったから、ガーーンみたいなww


この辺のMCの順番がかなり怪しいです・・・でも、今まで隠していただけにあまり話す事がなかったような子供の頃のエピソードや、それを話す時の柔和な表情が印象的だった。






さて、まだ中盤なのに長くなってきたので、続きは次回にしますw