先日、知り合いの飲食店長から転職したとの案内メールを頂きました。
全く異なる業種へ転職されたのですが、退職時に社長に言われた一言に憤慨されていました。
その言葉とは、「今後は、お客様としてもお店に出入りしないでください」とのこと。
数年間、努力してきた彼にとっては、なんとも冷たい器の小さな言葉だと思います。
彼の憤慨した気持ちが、遠く離れた私にまで伝わるのですから、口コミとは恐ろしいものです。
このような待遇はやめていく本人だけでなく、現役の社員さんにも当然伝わります。
経営者の中には、退職=裏切りと感じる方も多いと思います。しかしながら、今の時代に転職していくのが当たり前、退職させない環境作りは飲食に関わらず全ての業種の経営者の課題なのです。
自戒できれば今後につながる改善ができます。
理想とする送り出し方は、辞めていかれる社員に対しては、その方の応援をしてあげられるようにしたいものです。送別会を開催してあげるとか、退職記念に品物を贈るとか自店舗の食事券をプレゼントして、新しい会社の同僚と利用してもらうとか。
雇用主と従業員から人と人の関係で繋ぐことができれば、あなたのお店の強力な応援者になってもらえるのです。
著書
飲食店のネットを使った儲けのしかけ