飲食店においての永遠の課題であるサービス力について。
効率の追求が最終的にサービス力向上につながります。
サービスの上限には限りがありませんが、実行しようとすると物理的な上限が存在してきます。
サービスと効率は別々なものと捕らえがちですが、本来ならばセットで考えなければなりません。
作業効率、作業導線の悪い店がサービス力だけでも向上させようとすると大抵の場合失敗します。従業員の賛同も得られずにオペレーションを混乱させてやっぱり無理だったとなるのです。
作業効率を向上させることで、接客に関われる作業時間を増やし、従業員のサービス教育をおこなうことで初めて成果が得られるのだと思います。
サービスが悪いと嘆いているお店ほど、まずはお店の作業、従業員の仕事の効率化を図るのが第1歩なのです。
やれる時間、環境を与えてもできない人はいます。
そこで初めて人について判断できるのではないでしょうか?
忙しくてもできる人、そのような従業員を抱えているほうがラッキーだと思うのです。ラッキーな人を基準に考えてしまうと、お店のサービスはなかなか良くならないのです。