さて、いよいよ最後の坂にアタックです。
1時間以上休んでいたので、かえって少し脚が重い。
あとから出たchopさんが「脚が重いですねー」
とか言いながら快調に抜いてゆきます。
事前の情報から、ずいぶん構えていたのですが
序盤はちょっとキツイ不動峠ほどなので
脚が慣れてくると、ペダルもクルクル回りだしました。
これまでのキレイな道に比べて林道風になるので
それできつく感じるのかな?
あるいは本番はこれから?
とか考えながら走っていると、長めの直線に出くわしました。
見当では11%だけど、上り始めると
なぜか身体がずっしり重くなりました。
ペダルが重くなるのはわかるけど、身体全体です。
も、もしかしてここは、あの重力が10倍になるという…
サイコンをみると斜度は13%
あえぎながら上るにつれ、15%まであがります。
なんとか直線をクリアすると、元に戻りました。
このゾーンには何かある(もしくはいる?)のでしょうかねぇ。
思えばこの坂は勾配の変化が激しいので
3%の上りぐらいは下りに見えたり、
各所で錯覚を起こしていました。
さらにコーナーがコーナーじゃない詐欺に見舞われます(笑)
実は鳥居からこの坂のピークまで、
コーナーには番号が振られています。
鳥居から神社までは14のコーナーがあります。
この番号を頼りに残りの距離を測っていると
コーナーなのに番号の看板がないコーナーがいくつも出てきます。
これのせいで微妙にメンタルにダメージを受けるのです。
なんとかゴールし、休んでいると
自転車を動かすたびにキィキィと擦れるような音がします。
サドルをもって動かしているので
クランプがゆるんだのかと思ったら
ブレーキがリムに軽ーく擦ってました。
これも何かの仕業?
神社の辺りでは何ともなかったので
ダンシングのはずみでずれたのかしら。
さあ、あとは下りと思ったら、もうちょっと上りがあり
それが終わったら前日光牧場で
ご褒美のソフトクリームを食べる予定でした。
最後の力を振り絞って、この坂を上り
下りになったところで道が水たまりになっていました。
左手には牧場が見えていますが
水たまりの先は見えません。
なのでソフトクリームを断念し、帰路につきます。
あとはひたすら下りです。
途中一回写真タイムがあった以外は下る下る。
途中すごく濡れているコーナーで何かに気を取られ、
減速が遅れました。 案の定後輪がスリップ。
しかもズッ、ズッ、ズッ、ズッ、と4回。
すぐ前を走っていたchopさんもスリップしたそうです。
やはりこの山には何かが…
20㎞の下りのあとは、リンスケさんに追いついて
10㎞を35km/hのトレインでゴール。
今回はリンスケさんの車に同乗して
運転してもらったのに、ずっと引いてもらいました。
鬼畜の所業ですね(笑) ゴメンヨー&ありがとー