ショパンの曲の中で、
スケルツォ第2番はわりと初心者にも入っていきやすい曲だと思う。
和音が少ないし繰り返しも多いので、
20ページというページ数のわりには、
譜読みしやすく、どんどん進んでいける。
スピード上げには少し時間がかかるけど、
これも丁寧にだんだんに速度を上げていければ、
最後には完成度の高い演奏になりえるし、
完成したときの満足度も高く、
努力対効果の高い曲だと思います。
最難所はこの3段だと思う。
ここは展開部の始まり。
ここで速度が落ちるとみっともないから、
曲全体の速度も、ここが律速段階になりそう。
初めは通常の速度の5~7割で綺麗に弾けるところからスタートして、
徐々に速度を上げていきたい。
この速度上げは自分に厳しく!!
少しでもムラがあれば弾けたとは言えないと肝に銘じて!
汚いまま速度を上げても上達しない。
やはり自分が綺麗に弾ける限界の速度を少しづつ上げてというのが
綺麗に速く弾けるようになる王道だと思います。
よく100回も続けて弾いてるのに
ちっとも速度が上がんないから
才能ないやなんて言ってる人いるけど、
それって違うんじゃない?
1日に弾く回数はせいぜい5回とかにして、
それ以上やってもその日は限界とあきらめて、
でもそれを来る日も来る日も、
壁をつつくような感じで努力していくと、
いつか必ず速く弾けるようになってくるんです。
それが6か月かかることもあるけど、
でも1曲をしっかり完成させると、
次に似た曲をやるときの労力は、
1/3にも、1/5にもなりえる。
ほんで、俺って才能あるぜなんて、
変な勘違いが出てきたらしめたものなんだね。
ルビンシュタインがここをものすごく速く弾いてる。
その速さをめざしたいやね。
そのぐらいの速さで弾けたら、ためができて、
気持ちに余裕をもって演奏できそう。
俺も修行中です。
ここも音が飛ぶからけっこう難しい。
ここは指が速く動くかというよりも、
鍵盤感覚がいかに機敏かだね。
でもここをマスターすると得るもの大きい。
上級者はわけないんだろうけど、
俺も含めたショパン初心者にはここもムズイと思う。
3拍子だからズンチャッチャーとか言いながら弾いてると
よほど早口じゃないと口がついていかないから、
ある程度速く弾けるようになったら、
1小節ずつウン、ウンと言いながらペース保つようにして、
最後の下降のところが遅くなりがちだから、
ウーン、ウーンと延びないように意識して練習してった。
ここの右手は手首の回転とか指くぐりとかしてたらダメで、
平行移動だね。
ここも下降ラインが速度出しにくいところ。
平行移動+指くぐり1:1ぐらいの意識で、
聴かせどころの哀愁漂う中間部、
ここは保持音を楽譜通りに保って、
ペダルを極力薄くして弾くのがカッコいい。
ところが俺の手の大きさだと9度半は微妙。
手の大きさに応じた工夫が必要と思った。
それに続く部分、
ここも左手に保持音出てくる。
ペダルは極力少なめにして、
左手のバスの音、
付点2分音符2つを延ばしたあとの
四分音符のスタッカートを強調させて、
めりはり付けて弾くのがカッコいいかなと思って、
はじめは弾いてたんだけど、
そうやってる人はあまりいないよう。
最近ショパンコンクール2015の
youtube動画を参考にしてるんだけど、
優勝のチョさんでさえ、
手が大きそうなのに、
上記の保持音は全て無視しているよう。
保持音気にしすぎはよくないかも。
ちなみにこの回のショパンコンクールで
スケ2を弾いた日本人は2人、
上手いけど、
チョさんには断然敵わないと思った。
憎いけど、チョさんの演奏、素晴らしい。
スケ2に関しては、
Natalie Schwamovaさんも上手いと思った。
ただところどころ音を外してるから、
コンクールではけっこう減点対象になってるかもね。
スケ2は左手に10度が一か所出てくる。
ここは頑張って4つの音を同時に押さえることにした。
ボロロンと弾く手もあるけど、
3音-1音に分けて弾く手もあるかなと思った。
さて、本題になるが、
物を隠されると見たくなるのは人情。
何かいい物が隠されてるんじゃない?
と考えたくなる。
隠されてるものが
いきなり飛び出てきたらびっくりするのも人情。
けっして大した物じゃなくても、
普段見慣れてなかったら
誰だってびっくりするよね。
その上、わいせつ物なんて、
良からぬ名前まで付けられたりする。
前回の記事で臓物なんて名前で呼んだけど、
元々体の外に出てる物は、
臓物でも何でもないやね。
適度に日光浴させてあげなきゃかわいそう。
で、政府はカジノのことばかり考えてないで、
ぜひヌーディストビーチ誘致を考えていただきたい。