ピアノ | 婚活カウンセラー♂の休息所

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東京のとある結婚相談所で、主にメール相談係をやっています。裏方の仕事ではありますが、実はとても責任のある仕事でもあります。恋愛相談♂♀掲示板も長くやっていますが、ここは私の休息所。日ごろ思っていることをありのままに書いていきます。

ピアノの話をもう少し、


つらつらと続けようと思う。





モーツァルトのピアノソナタK333を練習しています。



この曲、パリソナタって言われていて、


当初はパリで作曲されたってことになってたけど、


実は違うって後からわかった曲。




ま、作曲の背景はどうでもいいんだよね。



実際はゴミ屋敷で作曲されていようが、


トイレの天井から湯気がポタポタ状態で作曲されていようが、





聴く人がどう感じるかはまた別。




俺にとっては、


この曲、


パリ感バリバリで、




お気に入りの曲です。







何て言うのかな、


モーツァルトの曲はみんな明るいけど、



この曲は、


ぼーっと明るいっていうか、



それでいて、色彩豊かでとても綺麗な感じ、




セーヌ河沿いの風景が彷彿としてくるようで、


弾いていてもとても清々しいんです。






特に好きなのは第2楽章かな。




微妙な和音の響きがいい。


トリル多め、強弱多め、テンポ崩しめで弾いています。





楽譜を見ながらなら一応つっかえないで弾けるんやけど、


昔やってたモーツァルトの曲全部、



暗譜で弾けるようにすることにしました。




グランドピアノを弾くようになってから、



音をさえぎる譜面台がうざくて、



ハンマーやピアノ線を見ながら弾く方がストレスも少ないし、




譜面台などなるべくとっぱらってしまおうという計画です。








話は変わるけど、





俺は手が小さい。



そんな極端じゃないけど、


世の中ピアノを弾くには手が大きい方が有利って風潮があって、


どうだ大きいだろなんて人と比べると、


かなり小さいってレベル。





9度は届くけど、10度になると鍵盤の横からクワガタムシのように掴もうとしても


かなり厳しい。





ベートーベンのピアノソナタ、ハンマークラビーアには10度の和音が出てくるんで、



プロの方々はどう弾いてるのかなって少し考察してみた。




いちばん聴きなれてるのはグルダの演奏で、


ボロンとアルペジオにしてるからそれに慣れてた。


俺としてはここのフレーズは和音にまとまっている方が何か物足りない感じがする。




ポリーニやアシュケナージは同時に押さえてるよう。


辻井さんはボロン、


やはりボロンの方がいいな。




グルダの演奏をyoutubeで見てみた。


かなり若い頃の演奏。


この人、若い頃からはげてたみたい。


それも好印象なのだが、


ま、それはいいとして、肝心のヶ所、


小指を押さえながら親指も弾いているから、


10度の音程は指が届くけどわざと音をボロンとずらしていることがわかった。









手が小さいと、


楽譜通りに弾こうとしたら、


どうしても弾ける曲は限られてくるけど、



あまり気にしないで、




自分なりに弾けばいいんだと思うようになった。





よく小さい頃からピアノをやってきて、


成長してたまたま手が小さかったから断念したなんて聞くが、


それじゃ残念過ぎる。




プロめざすんじゃなくて趣味の範囲なら手が小さくてもって話も聞くけど、



それも違うと思う。





クラシックだから、


基本は作曲者の意図をくみはするが、



あとは、



自分の手に合わせてアレンジすればいいんじゃないかな。






手が小さいのも魅力だし、


細いのも魅力。




それぞれの手からにじみでた、


癖のある演奏がいいと思う。





もしそれでももっと遠くまで届かせたいんなら、



親指にツメとかつければいいんじゃないかな。


ギターにもチップとかあるんだしね。








つらつら書きましたが、


今日はこの辺で。





ほなパー