こんばんは
銀粘土工房 輪花梨(リンカリン)は、銀粘土による作品づくりをしている工房です。
彫金も長くやっていたので、彫金の技法も使うことがあります
昨年からスタートした銀粘土のオンラインワークショップもおかげさまで人気です
…という基本のご挨拶をしましたが、今日は久しぶりに大学生の娘の話です。
娘が受験生だった時に「今時の女子高生」というタイトルで娘のことを書きました。
今時の女子高生 | 銀粘土でシルバーアクセサリーを作ってみよう♪ (ameblo.jp)
↑↑↑このブログをお読み頂くとわかるのですが、娘は中高とバドミントン部に所属し、バドミントンづけの生活をしていました。勉強を頑張るのも、遊びを我慢するのも、全てバドミントンのため…でした。かなりストイックな生活。
そんな娘が今年4月から晴れて大学生になったのですが、モチロン、そのままバドミントンをやっています。
…よね??
…と、よく聞かれます
実は、大学でバドミントンは続けて~~~~~~~、「いませんっ!」
あれだけ「バドミントンに全てを捧げる」みたいな生活をしていたのになぜ?
…と、私も驚きました。
娘の答えはいたってシンプル。
「私、全国大会に行きたいの」
娘の入った大学には、バドミントンサークルはあるのですが、とてもゆる~い感じで、楽しくバドミントンをやっているそうです。
中高時代、娘はストイックなまでに練習を重ねたのですが、娘の学校のバドミントン部自体が強いワケではありませんでした
いくらがんばっても力及ばず
区大会で優勝はしても、都大会の壁は厚く、「まぁ、がんばったよね」「一生懸命やったことに意味があるよ
」…という結果でした。
沢山の仲間ができたし、最高のダブルスパートナーとも出会えたし、よかったのですが…。
「私は全国大会に行きたいの」
で、大学生になったワケですが、娘の入った大学はダンスが(体育会ではなくてサークルですが)、強い
なんと、全国大会に行けるレベルなのだそうです
「ダンス部に入る!」
そこで一つ問題が
それだけ強いサークルなので、中学高校でダンスをやっていて、大学でもダンスを続けたくてその大学に来る人たちもいる…のです。
娘は、バドミントンをやったら、そのダンスサークルでは一番強いでしょう
…しかしそこはダンス部。娘は学校の授業でダンスをやった程度の「超」初心者です
「ねね、サークルとしては強くてもさ、そこのレベルが高ければ高い程、あなたが大会のメンバーに選ばれる可能性は低くなるんじゃないの?だって、みんな踊れるなら、あなたはもしかして、一番ヘタ、、、なんじゃないの?」
「え、モチロンそうだよ~!練習の時も一人だけついていけなくて「●●さん、ちょっと出ててください」って一人だけ脇に出されたりしてるもん」
ガーンッ……
ま、まぁ、そりゃそうだよね。
「それなのに、どうしてダンスをやりたいの?」
「あのさ、自分がどんなに頑張っても、チームが弱かったら全国大会には行けないんだよ。でも、チームが強かったら、自分が頑張ればいいだけじゃない?私は今年は無理でも絶対にメンバーに選ばれるって決めてるから」
娘の覚悟はただならぬもので、その言葉通り、ダンスをするための生活、身体づくりをはじめました。
近所のコミセンの鏡張りの部屋を一人で借りて、そこで練習をしたり。
合同練習から帰ってきても、柔軟体操やら腹筋やら、いろんな「自主練」を家でもずっとやっています。
オンラインで友達に動きを見てもらってアドバイスをもらったり。
娘が練習をする部屋がリビングの上にあるので、私がリビングにいる時は常にドシドシ、ガタガタ、ダンスシューズで踊る音がしています
食事制限も厳しく、炭水化物や糖分はあまり摂りません。鳥の胸肉をせっせとレンチンしては、たっぷりサラダと一緒に食べています。こだわりがあるので、自分の食事は、ほぼ自分で作ります。
私が作ると
「コレ、油使ってる?カロリー高いよね?」
…とチェックが入り、
「私はそのおかず、いらない。胸肉食べるわ」
…と、ストックのタッパから、作りためてあるサラダチキンのようなものを出してきて食べています。
あんなにお菓子が大好きだったのに、お菓子はゼロ。
大学に入ったら、一緒に美味しいケーキ屋巡りしようね~って言ってたのになぁ~~。
しかも見た目的には、娘よりも私の方が断然、糖質制限とか必要そうなんだけどね
(ならやれよっ)
…といろいろ、ありますが、とにかく娘の気迫に、家族はただただ見守って応援
「今の夢はさ~。ドーナツの食べ放題なんだよねぇ~~~。今回の大会とオーディション終わったら一回行っちゃおうかなぁ」
「うんうん。いいよ、行こう!ママもドーナツ食べたい」
「え、、、別にいいよ。ママ行ってもどうせ食べるったって3個くらいでしょ?もっと食べられる友達と行くから」
オーマイガー!
私と行くんじゃないのぉ???
ハグハグ、チュッチュ…はとっくにしなくなってしまったけれど(私はしてもいいんだけど
)、
もうちょっと一緒にいろんなコトしたかったなぁ…と思いつつ、一人でどんどんいろいろなチャレンジをして進化をしていく娘を、眩しく頼もしく思う母です。
無理はしないでね。
今度さ、恋バナとかもしようよ。
ケーキのかわりに、サラダチキンでも一緒に食べながら…でもいいからさ
※写真は成長した我が家のビカクシダです