日本のことわざであり、平家物語の一文であるこの言葉、今回はとりわけ企業の末路について、書いてみたいと思います。
古今東西、栄華を極めた国や会社が、あっという間に消えてなくなる、というのはよくあることです。古くはローマ帝国が、近代ではイギリスやスペイン、フランスなどと言った栄華を誇った国が、その影もなく落ちぶれてしまっています。
本題に移ります。グローバル化とばかりに、世界中でやりたい放題して来た企業って、多くありますよね。当然ながらそれらの企業は、絶対に潰れないだろ、と思われて来ました。
しかしそんな企業が、最近どんどん落ちぶれてしまっているのです。
最近格安スマホで見ることの多いモトローラ。元々はアメリカの通信大手であり、アメリカ政府とも密接に関わっていましたが、極度の不振に陥り企業分割された結果、携帯電話は事実上中国のレノボの別ブランドになってしまいました。昔のモトローラは日本その他の国に、通信分野で圧力をかけまくったんですけどね。
あとリーマンショックの頃、主にグローバル企業がものすごく苦しんだのは、記憶に新しいと思います。アメリカの“ビッグスリー”と言われていた自動車メーカーのうち、GMとフォードは、その時に日本の自動車メーカーの株を手放したので、いかに苦しんだかがわかると思います。特にGMの場合、その後倒産してしまったので、いかに深刻だったかがわかります。
とは言え、GMが倒産したのは、いわゆる年金問題ゆえではなく、やはり驕りがあったゆえに倒産を免れなかったんだと思います。
アメリカの企業ばかり書くのも不公平なので、他の国の事例も書きます。先述のモトローラから、携帯電話のシェアを奪い取った韓国のサムスン電子ですが、ここもまた危なくなってしまいました。いわゆる発火問題がピンチを招いたとされていますが、やはり最大の理由は、驕りゆえにユーザーを無視し続けた結果、中国メーカーの台頭を許してしまい、結果として危なくなってしまった、そういうところでしょう。
日本でもソニーが、アイディア集団から単なる物売り集団になってしまいました。その理由は、間違いなく「俺らは知名度もあり、かつ大儲けしている」という驕りゆえでしょう。やはりと言うべきか、ソニーの凋落は誰もが知るところになってしまいました。
結局のところ、俺様は偉いんだぞ、と考えるところは、ほぼ確実に落ちぶれると言えるでしょう。
それこそGoogleをはじめとした多くのIT企業も、幾ら今がネット全盛時代とは言え、このままでは確実に潰れます。なぜなら、IT企業の多くは、おしなべてユーザーを見下しているところがあるからです。そのユーザーを見下す最大の理由は、やはり「俺様はこのネット全盛時代に必要なものだ。お前らみたいな素人など虫けらだ」という所があるからでしょう。
結論は、
傲慢さを見せる企業は、間違いなく落ちぶれる、ということです。