カナダの高校生は一体何を基準に大学を選んでいるのでしょうか?
日本の高校から直接カナダの大学に入学する高校生、または(それほど多いケースではないですが:カナダの大学基準に通用する成績を取るのは高校留学生には不可能にも近いほど難しいですから)カナダの高校卒業後、カナダ大学進学する留学生。
果たして、どのように大学選びをしているのかな。
よく相談されますが、ほとんどが「何の専攻がいいでしょう?」というものです。
その専攻によってどの大学が適しているのか、もちろん、とても大切なことですが実はカナダ現地の学生が大学選びをする際には、もっと他にも決め手になることがあります。
実際に4年近く、いやそれ以上の期間通う大学ですからね。
カナダクラブに在籍する生徒たちは、本格的な集中エッセイ訓練を経て、本人たちの実力もよく把握していますので、それに合わせた適切な判断が出来ます。
ただ、下にもたくさん述べていますように、大学とはアカデミックな部分だけではないです。あくまでも個々の生徒の適性に合った、将来へのプラスになるような大学選びが大切です。
そんな細かいアドバイスも提供しながら、カナダクラブ生と話をするように書いてみました。
では、現地カナダの高校生が大学選びの決め手とする要因をご紹介。
1.カナダの学生が「大学」について考えるとき、「大学」と「生活」とは切り離されたものではなく、合体した大切な要素のようです。
大学に入り、経験するのは教室でのものだけはなく、寮だったり、その大学がある街だったり、学生の生活にどのようなサポートがあるのか、どんなコミュニティの中に入るようになるのかなどを、真剣に考えます。
そのような生活要因が、結局のところ、大学で過ごす数年間の人生に大きく影響を与えることになるからです。
あなたは大都会の大学がいいですか?
それとも中堅都市くらいで、落ち着いたところがいいですか?
2.Academicな部門がどこまで学生の方を向いているか?
教授の質のことなのですが、「知識豊富で有名な教授」がいるかではなく、「学生を理解し、学生のために一生懸命になってくれる教授」がいるか、です。
大学進学するカナダの学生の目的は、もちろん卒業後自分のキャリアを実現するための専門家となり、または2つ目の学位を目指すこと、例えばLaw schoolやMedical schoolなど、などです。その学びに大学がどこまで真剣に関与してくれるかを知ることは、大学選びの大きな鍵となります。
例えば、クラスサイズ。200人も300人にもいるようなクラスが多すぎないか。平均のクラスサイズはどのくらいか、3年時などのクラスでは教授との距離が近いこと、いつでも教授に会えるか、教授と良い関係が築ける環境があるか、リサーチに参加する機会があるか、会議などにも参加することが出来るか、などなど、とても大切なことがいっぱいあります。
このような学習環境は、実は大学のランキングなどよりはるかに大切なことです。ランキングではトップに来ていない、規模の小さな大学などが案外教育環境には非常に優れていることがありますから、しっかり調べることが必要です。
3.学生生活へのサポートは?
大学に払う授業料には、大学にあるあらゆることにアクセス出来、それへの大学側からのサポートもすべて含まれています。特に留学生は現地学生の3倍から5倍という高い授業料を払いますので、しっかり全部利用することですよ。そして利用するに値するサービスがあるかどうか、これは大学選びの大きな決め手ですね。
学内で買える食べ物、家庭教師サービス、経済的なサポート、寮の質などは、日々の生活・勉学に大きな影響を与えます。オンラインサイトで調べたり、実際に通っている学生に聞いたりしてじっくり調べることが大切です。
キャンパス内に学生が勉強出来る十分なスペースがあるか? キャンパスは歩き回れるくらい便利で安全か? 公共交通は大学まで通じており便利に使えるか? 駐車場には十分なスペースがあるか? などなど、いっぱいありますね。
そして、大切なのは、Student serviceのスタッフはFriendlyか、いつでもアプローチ出来コミュニケーションが取れるか? ここでも重要なことがたくさんあります。
また様々な課外活動についても、どんなコミュニティに入れそうかなどの情報も必要です。
授業外でどんな学生たちと出会えるかは、大学生活をいかに豊かにするかの大切な要因ですから。そして、そのコミュニティは小さければ小さいほど効果的なんだそうですよ。
4.卒業後の就職機会
これについては、留学生である日本のみなさんと、現地の学生では少々異なります。
現地の学生は次のことを念頭におき、大学選びを行います。
・卒業生が良い仕事に就けているかは大学選びの#1の要因だそうです。
・学位取得後のキャリア選びをどこまで大学がサポートしてくれるか
入学時に将来のキャリアについて見当のついている学生はほんの3分の1だとか。
そんな学生へのヘルプとしてInternshipやCo-op Programなどが充実していること。
これはとても大切です。また、大学と企業との間にどのようなネットワークがあるか。
これらをとても重要な点として大学選びを行います。
外国人である日本人留学生への就職アドバイスは、とても難しいです。
その時々のカナダ政府の方針なども十分見極めながら(PGWPなど)カナダクラブ生には時期と個人に応じたアドバイスを提供しています。
4.日本からカナダにやって来る生徒のみなさんへ
さぁ、あなたはどんな大学に留学しますか?
大規模な大学=日本人留学生にとってベストな大学、とは行かないのが留学の難しいところです。
歴史も古く、伝統ある名前の通った大学にも、小規模でサービスの行き届いた大学がありますよ。そのコミュニティに飛び込んで、教授とも距離が近い利点を十分に活用することは、留学生であることの不利点もかなりカバー出来る環境だと思います。
そうなんですよ。
案外隠れたところに「宝物」のような大学が存在します。
歴史もあり、世界的評価の高いところ、しかも学生を第一義に見てくれるところ。
20年前に、特にBC州やオンタリオ州ではいきなり大学の数が増えました。
もともと、カレッジだったり、インターナショナルスクールだったりした所が大学に昇格されたからです。広大な国土のカナダで多くの若者に教育の機会を提供するための措置でしたが、やはり、後発の大学にはたくさんの問題もあります。
入学基準も相当緩やかで、内容のレベルについても疑問を感じるものが多々あります。
ですから、日本に卒業証書を持って帰っても、期待していたような「カナダ大学卒」のプラス点は難しいと思います。
そのような大学に出願する前に、まず、果たしてそこが留学生用の授業料(現地学生の3倍〜5倍)もを払って学ぶのに価値があるかどうかをよく吟味することが必要だと思います。
やはり、カナダのもともとあった世界的に評価の高い大学に進めるよう頑張って下さい。
卒業後がまるで異なりますから。
そして。
そんな大学の中にもある「隠れた宝物」をしっかりリサーチしてみて下さい。
(カナダクラブ生、いつでも相談に来て下さい!)
自分に合った大学探し。
頑張って下さい。
ご相談はカナダクラブまで
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