「エホバの証人の教育の問題点① 「サタンの世」その1 」から続きます。
再び、オンラインライブラリーから。。。
「心の奥底で「後ろのもの」,つまり世の人の生活の特定の面を愛しつづけるクリスチャンは,神のみ前における良い立場を失う危険にさらされています。(ルカ 17:32 )
心から「邪悪なことは憎悪し,善良なことにはしっかりと付(く)」ときに初めて,「神の王国に十分ふさわしい者」となれるのです。(ロマ 12:9 )
ですから,サタンの世の事柄がどれほど有益で楽しく見えるとしても,それに妨げられることなく,心をこめて王国の関心事を推し進める必要があります。―コリ二 11:14。 フィリ 3:13,14 。塔12 4/15 3:10, 13 」
(調14 77–87ページ )
「それで1914年以来,幾百万もの人が,神の即位させた王キリスト・イエスの臣民になることを選んできました。
それらの人は,サタンの世の体制の一部になろうとは全く思わず,サタンの世を支持しようとはしません
。
むしろ,自分の命と資産を用いて神の王国を支持し,その関心事のために奉仕します。―ロマ 14:7,8 。」
(塔12 12/15 19–23ページ )
「 わたしたちの指導者に見倣い,サタンの世に誘われるまま高収入の仕事や職を人生の主要な目標としないのは良いことです。(マルコ 1:17‐21
)
世の営みの網にひどく絡まり,王国の関心事がただ二次的なものとなってしまうのは何と愚かなことでしょう」
(塔02 3/15 8–13ページ)
「今がサタンの世の終わりの日の最終部分であることを認めるなら,「時と時節」の神に仕えるため,またその神を知るよう他の人を助けるために,残されている時を用いるよう努力すべきではないでしょうか。(ダニ 2:21。 テモ二 3:1 )
時間をどう用いるかについては,賢明な決定をしなければなりません。―エフェ 5:15‐17 。塔12 5/15 3:9, 11 」
(調14 67–77ページ)
「今日の神の僕たちの多くは,家族の基本的な必要物を賄うために長時間働いています。
しかし,必要以上に働いている人もいるかもしれません。(テモ一 6:8 )
商業界は,多くの製品と,市場に出る新商品をみな購入しなければ生活できないと思わせるため,躍起に
なっています。
しかし真のクリスチャンは,優先順位がサタンの世によって決められることを望みません。(ヨハ一 2:15‐17 )
退職した人たちはどうでしょうか。
エホバへの奉仕を第一にし,開拓奉仕を始めること以上に,時間を賢明に用いる方法があるでしょうか。
エホバの献身した僕たちは,こう自問できます。自分は生活の中で何を最も重要視しているだろうか。
王国の関心事を第一にしているだろうか。
イエスの自己犠牲的な態度に倣っているだろうか。
絶えずイエスに従うようにという勧めに注意を払っているだろうか。
神権的な活動により王国を宣べ伝える業や他の多くの時間を用いるため,予定を調整できるだろうか。
今は状況ゆえに奉仕を拡大できないとしても,自己犠牲的な精神を培い続けているだろうか。」
(塔12 6/15 20–24ページ )
「クリスチャン会衆は霊的な力のとりでです。
会衆の活動に熱心に参加する子どもは,サタンの世の影響力に抵抗するためのより良い備えができている,と言えます。(ロマ 12:2 )
あなたも,エホバの組織をよく知るようお子さんを助けることに多くの喜びを見いだされることでしょう。
子どもたちが神の祝福を受けて,その組織と,わたしたちの仕える愛ある神に,忠節に付き従ってゆけますように。」
(塔10 10/15 25–28ページ )
ふぅ~~。。。
いくつか抜き出すだけでも疲れますねえ。。。
まぁ、要は。。。
「ですから,サタンの世の事柄がどれほど有益で楽しく見えるとしても,それに妨げられることなく,心をこめて王国の関心事を推し進める必要があります。」
「むしろ,自分の命と資産を用いて神の王国を支持し,その関心事のために奉仕します。」
「世の営みの網にひどく絡まり,王国の関心事がただ二次的なものとなってしまうのは何と愚かなことでしょう」
「残されている時を用いるよう努力すべきではないでしょうか。」
「エホバへの奉仕を第一にし,開拓奉仕を始めること以上に,時間を賢明に用いる方法があるでしょうか。」
「神権的な活動により王国を宣べ伝える業や他の多くの時間を用いるため,予定を調整できるだろうか。」
「あなたも,エホバの組織をよく知るようお子さんを助けることに多くの喜びを見いだされることでしょう。」
結論はどれも同じ。
とにかく開拓奉仕をしろ。。。
って、ことですよね?
「サタンの世」
にどんなに心ひかれても、有益で楽しく見えても。
それどころか、家族の必要のために普通に働くことでさえ、まるで
『必要以上なんじゃないか』
と、罪悪感に駆られながら。。。
勧められる生き方は、とにかく
「王国の関心事のため」
に
「自分の命と資産を用いる」
こと。。。
そして、もちろん子どもたちも巻き込むように、と。。。
そうしなければ
「神のみ前における良い立場を失う危険にさらされて」
しまうと、脅されているのですから。。。
「エホバか、サタンか。」
この問いを突き付けられたら。。。
そりゃあ、選択肢はないでしょう。
一見、選択肢があるかに見せかけて、実は
「一択の正解」
以外は選べないように仕組まれているのです。
そういう問いを突き付けて追い詰めておきながら、
「自由意思による自己選択」
などと、ふざけたことをWTは言います。
JW信者のほうも、なんだか自分が選んだような錯覚に陥っていますから
「私は、自分でこの生き方を選んでいるのです。」
と、答えることしか知りません。
そう、答えるしか他にないと思い込まされているのです。
JW信者の「サタンの世」に対する見方について、次は見ていきたいと思います。