さて。。
前記事「貪欲な神 」でも予告していましたが。。。
JWの神エホバ、いえ、ものみの塔聖書冊子協会という宗教団体の貪欲さがよくわかる記事をご紹介したいと思います。
それは最初の特集記事。
「喜んで自分をさしだした人たち~台湾」
まず紹介されているのは、オーストラリアから移動した30代半ばの夫婦の経験。
車や家具を売り払い、台湾へ移動。
ただいま、楽しく宣教活動中☆
ま、いつもパターンですね。
そして次に紹介されるのは独身の開拓者姉妹の経験。。。
そう。
これまで雑誌で紹介される経験は、最初に紹介されたような夫婦で移動♪がメインだったような気がするのですが。。。
この特集では
「台湾に移動している100人を超える兄弟姉妹の半数、つまり50人以上は『独身の姉妹』である」
ことを強調しているんです。。。
その割には、その後も夫婦で移動した経験を次々に載せていますが。。。
でも、さらにその後でわざわざ見出しに
「台湾に移動した独身の姉妹たち」
とつけて、このように書いています。
「英国のキャシーは移動する前,独身の姉妹が安全に奉仕できる国がどこかを調べました。
自分の不安についてエホバに祈って,幾つかの支部に手紙を書き送り,独身の姉妹にとってどんな危険があるかを尋ねました。
その後,支部からの返事を注意深く考慮し,台湾がいいと思いました。
2004年に31歳で台湾に移動したキャシーは,簡素な生活に努めています。
姉妹はこう述べています。
「果物や野菜を安く売っている所を,兄弟姉妹たちに教えてもらいました。
おかげで,節約できています」。
簡素な生活を送るうえで,何が助けになっていますか。
キャシーはこう言います。
「質素な食事や服装で満足できるよう,頻繁に助けを祈り求めます。
エホバは,わたしの祈りに答えてくださっていると感じます。
わたしに何が必要かを教え,欲しいものが全部なくても満足できるように助けてくださいます」。
そしてこう付け加えます。
「簡素な生活を楽しんでいます。
霊的な事柄に集中できるからです」。
キャシーの生活は簡素なだけでなく,興奮にも満ちています。
その理由について姉妹はこう言います。
「多くの人々が良いたよりにこたえ応じる区域で伝道できるんです。
うれしくてたまりません!」
姉妹が台湾に来て開拓奉仕を始めた町には中国語の会衆が2つしかありませんでしたが,現在では7つになっています。
キャシーはこう言います。
「こうした驚くような成長を見たり,人々を組織に導いたりできるので,わくわくするような毎日です」。」
何を指して私が貪欲といったのか。
おわかりでしょうか?
このキャシー姉妹。
2004年に31歳で台湾に移動しました。
ということは、現在は41歳ですが、結婚されたとは書かれていません。
ただ、ひたすらに「簡素な生活」を送りながら宣教活動にいそしんでいます。
「質素な食事や服装」
に耐えられるように、
「繁雑に祈り求め」
ながら。。。
このキャシー姉妹の経験。
読んで何を感じますか?
WT組織はこの姉妹の現実の人生を貪欲に貪り尽くしながら、更に他の人にも彼女を手本とするようにと伝えたいがために、この経験を載せているとしか思えません。
身の危険があるかもしれない海外に独身の姉妹がたった1人で移動して。
質素な食事と服装でも満足できるように、必死に神に祈り求めながら。。。
そうやって、この姉妹はただ年齢を重ねていくのです。。。
独身の姉妹なら、いろいろなしがらみがないから、自由に使えるとでも思っているのでしょうか?
それに、地元に残っていたところで、男女比1対5では結婚の望みも薄いのかもしれません。
まだネット情報が行きとどいていないような国ならば、JWの話も聞いてくれやすいかもしれず、やる気も出やすいでしょう。
なんだかね。。。
そういう下心が透けて見えるのですよ。。。この記事。
「貧しくても、ほら、活気があっていいだろう?
だから地元で鬱々としているくらいなら、海外で宣教したほうがいいよ。」
そうやって。。。
1人の女性の人生を貪欲に貪る。
読んでいるほかの信者に、これこそがよい経験として見本にさせようとする。
。。。
今回、私が感じたもやもやは、伝わりにくいかもしれません(^_^;)